◆古本・倉敷「蟲文庫」◆
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2008年08月30日

意地で維持

朝、雷雨で目が覚める。そろそろ起きて支度をすればいいような時間でしたが、土砂降りは平気でも、カミナリ様は大の苦手。ゴロゴロいってるあいだは家から出られないので、そのまままた寝ることにする。お昼もちかくなってようやくおさまったので、のろのろと出勤。
というのは昨日の話なのですが、ここのところ大荒れの関東地方ほどではないにしても、やはり思わしくないお天気が続いている岡山。今日も降ったりやんだり。

天月工房のヤマさんが、「オリジナル亀トート」用の素材を見せに来てくれる。もしかすると、会うのは10年ぶりくらいかも。
「いや〜、ぜんぜん変わってないなあ」「多少老けるのは、まあしょーがないにしても」などと言い合う。別に疎遠になっていたというのではないのですが、なんとなく顔を合わせる機会がないまま、気がついたらそれくらいたっていたのです。
そうか、天月工房と蟲文庫は同じ年(’94年)に出来たんだった。そうか、そうか、そうだったなあ。といろいろ思い出す。

蟲文庫の蓮マークがヤマさん作なのは、この前も書きましたが、
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蟲の変態」2年目の、この素晴らしくアヤシイ “看板” もヤマさん作。

そういえば、この前の上京時、それぞれ職業の違う友人知人と、お互いの仕事の話などをしていた時のこと、わたしが「いやぁ、相変わらずカツカツなんだけど、たいていの人には “でも、続いているってことは、利益があがってるってことよね”  と誤解されるからねえ・・・」とぼやいたら、あるひとりから、(真顔で、ちょっとドスをきかせて)「意地だよっ、て言うとか」と、いつもながら、たいへん的確な表現による助言をいただく。
そう、ほんとにそうなんですよ。こんなふうな仕事は、たいてい「意地」の部分もないと続けられません。もう、いまさら他のことなんか出来ないし。

なんてことを思い出していたら、ヤマさんが「もう、ここまでやったからには続けるしかないでしょ、意地で」と、ぽつり。そう、やっぱりそうですよね。意地で維持。
そして、そう思ってみれば、かえっていろんな事に対して気がラクになる。

あ、そうだ、一番最初に友部正人さんに出会うきっかけとなったライブの企画者もヤマさんなんですよね(詳しくは、早稲田古本村通信連載・蟲文庫のめくるめく固着生活、第11回 「奇跡の果実」を)。あの時、手伝いで「もぎり嬢」をやらなかったら、いまの蟲文庫もありません。


今朝、懐かしの歌謡曲をやっているラジオから、「シャイニングオン、君がかなしい」(微妙に違うかもしれんが、そんな感じのタイトル)が流れてくる。ええっと、このグループなんていったけな・・・と、あれからずっと考えているのですが、思い出せません。ボーカルの人が、すずきとーるという名前だったはず、とか、その人は棒のようにカリカリに痩せていた・・・とか、そこまでは思い出せるのですが、なぜが肝心のグループ名が・・・。むむー。
や、もちろん、インターネットで調べれば一発なんですが、でもそれじゃあ、あたくしの老化防止にはつながらないので、まだまだじっくり考えますよ。テープとかホースとか、そんな短い名前だったような気がするんだが。


posted by 蟲文庫 at 13:14 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月28日

詩的な居酒屋メニュー

ほんまにいま8月ですか?といいたくなるくらい、朝晩涼しいです。稲穂が天に向かって伸びる時期ですが、こんな気温でも大丈夫なんでしょうか、稲。われらの主食。

昨夜は、この春ベルギーから越して来られたアルノさん一家といつもの居酒屋へ。つい先日お願いした、あることの打ち合わせも兼ねて。奥様のさおりさんの通訳や電子辞書の力を借りつつあれこれおしゃべり。日本へ来られた経緯などもはじめて伺う。そして、これからビジョンなどについても。例の、蟲文庫の変遷「蟲の変態」にはずいぶん勇気づけられた、と言ってくださる。そう、こんなトンデモナイところからでも、続けていれば何とかなったりするのですよ。うはは。
わたしも、微力ながらなにか協力できればと思う。

ところでアルノさん、じつは最近このお店でアルバイトをはじめたのですが(昨日はもちろんオフ)、手にしていた紙袋からなにかガサガサ出してきたと思ったら、なんとフランス語訳の居酒屋メニュー! 筆ペン書きの「手作り青だいず豆腐」とか「山芋の揚げ出し」とか「盛岡冷麺」などなどの文字の周囲にフランス語による解説が書き込まれているのです。これが個人的にたいそうツボでして、今度ぜひコピーさせてもらいたい思っているのです。これはほしい。
そういえば以前、さおりさんが「アルノが日本語をフランス語に訳すと、なんかものすごく詩的な表現になるんですよ」と言われていましたが、もしかしてこの居酒屋メニューも詩的に翻訳されていたりするのでしょうか。

(アルノ・ムールマン website) http://www.mullein.be/


フランスといえば、ついこの前、京都にお住まいというフランス人女性が、「『苔とあるく』を読んでとても感動しました。わたしはもうすぐフランスに帰ってしまうので、その前にぜひ会いたいと思って」と、感激するほどボロボロになった『苔とあるく』を手に訪ねてきてくださったのです。
邦楽史の研究をされているのだそうで、日本語の読み書きも相当こなされるご様子。何か苔の出てくる日本の文学作品があればということだったので、たまたま棚にあった、『第七官界彷徨』が入っているちくま文庫の尾崎翠をおすすめする。
帰り際、「(フランスにいる娘はもう独立したので)アパートの部屋も空いているから、ぜひ、フランスにもコケを見に来てください」と、何度も熱心に誘ってくださり、連絡先を渡される。

フランスのコケかあ、いいなあ、ほんとに行ってみたいなあ、なんて話をさおりさんにしたら、「そういうトコロから、ヨーロッパ放浪が始まるんですよ。陸つづきだから、ひとり知りあいが出来ると、つぎつぎ・・・(笑)」という、実感のこもったコメントをいただく。
でも、ほんとにいいよなあ、コケを求めてヨーロッパ放浪。小さい顕微鏡も携えて・・・と妄想は果てしなく広がる。

そうそう、さおりさんとアルノさんの娘さんの名前は、もす(Moss)ちゃん。ものすごーくかわいい。写真はあるけど、もったいないので載せないでおこう。

正直なところ、これまでフランス語に興味を持ったことはほとんどなかったのですが、そんなこんなで、にわかに気になるこの頃です。でも、ああいうシステマティックな言語は、コツをつかむまで、ものすごーく苦労しそうだなあ、わたしの場合。
なんて、まあとにかく、まずは挨拶ですよ。Bonjour!

本日のミルさん。
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「夏ももう終わりね」

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 (おしらせ)

*『積んでは崩し』(けものみち文庫1)の初回入荷分は完売しました。9月10日頃には増刷分が再入荷する予定です。

posted by 蟲文庫 at 17:01 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月26日

ちくさんチクサン

【 知久寿焼 ギター、ウクレレ弾き語りライブ 】急きょ決定しました。
※満席となりましたので、ご予約の受付は終了いたしました(9月3日更新)

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2008年10月9日(木)夜7時開場、7時30分開演
料金2500円(お茶付き、アルコール持参可)
※定員25〜30人程度(要予約)
《蟲催事》http://homepage3.nifty.com/mushi-b/events.html

* 知久寿焼(ちく としあき)*
ギター、ウクレレ弾き語り。地味なテンポでさびしい歌ばかりうたう。1965年2月10日埼玉県川口市生まれ。2003年バンド「たま」解散。へっぽこオーケストラバンド「パスカルズ」ウクレレ、口琴担当。
《知久寿焼 web site》http://www.officek.jp/chiku/


あの知久さんが、蟲文庫にやってくる! 隣町のTさん一家が知久さんと仲良しで、そんなこんなから「はじめまして」でいきなりライブをしていただくことになりました。ノーマイクの弾き語り。ぜいたくなひとときですよ。
ちなみに「アルコール持参可」というのは、ご本人によるご希望でもあります。

※ご予約は、お電話 086-425-8693、もしくはメール mushi-b(アットマーク)nifty.com でお願いいたします。

知久さんは、『苔とあるく』を読んでくださっているのだそう。亀もお好きらしい。

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うちでの催しは、どんなものでも果敢に観に来るマイマザー。昨夜さっそく「10月にね、知久さんが来るんだよ」と伝えると、なんだか変な顔をする。「たま」も「パスカルズ」も好きなはずなのにオカシイな・・・と思ったら、アタマの中に「畜産」という文字が浮かんでいたらしい。牛飼い&養蚕の家の出なもので、すみません。

posted by 蟲文庫 at 14:22 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月25日

大盛況のコケ・地衣類

昨日の、博物館の「標本の名前を調べる会」。昆虫や草花のコーナーと比べると、たいてい閑散としている、コケ・地衣類コーナーなのですが、今年はどういうわけか大盛況。わたしが担当した前半の3時間だけでも、3組、計60点の標本がやってきて、てんてこ舞いでした。もちろん、分類のやっかいなものに関しては「○○ゴケの仲間」というところまでで勘弁してもらいますが。それでも昨日は、その3時間だけで1日分の集中力を使い果たしてしまったようで、午後店に戻ったあとは、脱力して、ひたすらぼーっとしてしまいました。
いやそれにしても、これだけ盛況なんてうれしい限り。ある中学生の男の子は、お父さんといっしょに『苔とあるく』で勉強してくれたそうで、標本作りはバッチリだし、ファイルに至っては、わたしが本で紹介した以上のものになっていて素晴らしかったです。

シダ植物の先生に見てもらう子供たち。
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やっぱり、男の子は昆虫、女の子は草花が多いようです。

そういえば、今年は地学コーナーも盛況だった様子。鉱物にコケといえば、近年理科の教科書からも外されがちのマイナー分野(でも、最近また復活しつつあるとも聞きました)。ふたたび光が見えてきたようでうれしい限りです。

ああでも、そんなこんなで、毎年お互いのヒマさ加減を競い合っている、海藻のO先生(岡山文庫『岡山の海藻』の著者であられる)とあんまりおしゃべりが出来なかったのが残念。
posted by 蟲文庫 at 12:20 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月23日

やぶ蚊の季節

(お知らせいろいろ)

明日、8月24日(日)は、近所の博物館における「標本の名前を調べる会」の講師のお役目のため、お昼過ぎまで留守にします。遅くとも14時くらいには店が開けられると思いますので、ゆっくりお昼ご飯など召し上がってからご来店くださいませ。お待ちしております。

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ライターの南陀楼綾繁さんが発行されている「けものみち文庫」の第一号が入荷しました!

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『積んでは崩し』(けものみち文庫 1)1050円(税込み)
南陀楼綾繁のブックレビュー&コラム 1999~2004

発売まもないのですが、既に残部僅少とのこと。蟲文庫には10冊入りました。ご興味のおありの方はお早めに!
(詳細はコチラ http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20080815
蟲文庫も、思いがけず登場していますよ。うふふ

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『古本蟲がゆく』池谷伊佐夫 著(文芸春秋)

同名の雑誌連載が単行本になって発売されました。うちの屋号に、このタイトルと同じ「蟲」の字があったおかげで、思いがけず連載初期の頃、万歩書店本店さんとともに取り上げられたのです(ということは、蟲文庫も、あの池谷伊佐夫氏に店の俯瞰図を描いていただけた、ということです!)。
あれから3年、こうして見ると、店の中も意外に変化があるのですが、でも帳場でぼーっとしている自分の様子は相変わらずだなあ、と反省したり居直ったり。と、それはともかく、あの店この店、あの古本市の様子が垣間見られてじつに楽しい本です。

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いくぶん涼しくなって、体もすこし元気になってきたのはいいのですが、同じように裏山のやぶ蚊のみなさんも元気いっぱい(あんまり暑いと出てこない)で、ここのところずっと蚊取り線香にいぶされています。これから10月くらいまでは刺されるので、いまのうちに蚊取り線香の買いだめしなくては。9月になると、K鳥などのメーカー品(高い)しかなくなるんですよね。

posted by 蟲文庫 at 12:14 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月21日

15周年記念 亀ナントカ

深夜から明け方にかけてが劇的に涼しくなりました。蝉と蛙と秋の虫がいっぺんに鳴いていて妙な感じです。

きのう、ひさしぶりに旧蟲文庫(川西町1号店)の前を通りました。

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左側から2軒目の白っぽいのところ。現在は何屋さんなのかよくわかりません。そのお隣の黄色いお店は、表の黒板にフレッシュジュースと書いてあるので、たぶん喫茶店なのでしょう。そのお隣は、旧蟲文庫が入る前から長年この場所におられるジュエリー工房 戸田さん。装飾品の修理やリフォームのお店です。
倉敷駅から旧国道(R429)を西に500メートルほどの右側。カモ井駐車場のちょっと先です。駅から徒歩5分ほどなので好立地に思えますが、人がぶらぶら歩く方角ではないので、この戸田さんのような専門的な業種でないと、なかなか難しいんですよ、このあたり。ここには、6年と少しいました。

(旧蟲文庫の変遷はコチラを「蟲の変態」


そんなこんなで、気がつけばそろそろ丸15年の蟲文庫。せっかくなので、15周年記念 亀ナントカ(亀の絵のついた何か)でも作ろうかな、などと思い立ち、ここのところあれこれと考えていたのですが、結局、実用性や店の性格などから、まことに無難な選択ではありますが、亀トートバッグに決定。同じ無難でも、Tシャツというわけにはいきませんのでね(理由はコチラ「スポーツとわたし」)。

ただ、いま作っている蟲バッグのように、全て自分で裁断して縫ってアイロンかけてロゴを描いて・・・とやっていては本業がなんだかわからなくなりそうなので、ここはひとつオーダーメイドすることに。
で、やっぱりプリントならシルクスクリーンよね、ということで、さっそく、蟲文庫の蓮の花のロゴマーク(このブログの左上の)の作者でもある天月工房のヤマさんに相談。ヤマさんは、この道20年のシルクのプリント屋さんなのです。いまも仕事の大半はTシャツだそうですが、最近はトートもけっこうやっているということでひと安心。いや〜、たのしみですね、わたしがね。

ナドさんも、そろそろ15才。
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うちに来たばかりの頃(94年夏)。


posted by 蟲文庫 at 15:28 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月17日

古本は、売れないけれども

朝、蝉の鳴きはじめる時間が遅くなってきました。そういえば水田の蛙の鳴き声に混ざって秋の虫の鳴き声もきこえます。夏も盛りをすぎたということなのでしょう。夜、外へ出るといくぶん涼しくかんじます。でも、家の中にはまだ真夏の空気が居座ったままという感じで、寝苦しいのは相変わらず。昼間もまだまだ厳しい暑さです。

夏休みだから、というわけではないでしょうが、ここのところ鼻笛がよく売れます。こういうものを喜んで買ってくれる人って、すきだなあ。昨日は、奈良から帰省中の幼なじみのKちゃんが「一コ買って帰ったら子供たちに大ウケで」と結局子供の人数分(4コ)買ってくれた。家族で鼻笛を練習している光景というのもすばらしい。

そういえば最近、明らかに、うちに “けったいな”(注:称賛の意)CDが並んでいるというのを知ったうえで来てくれたような若い人が見られはじめました。しかもたいてい地元の人。うれしいなあ。店をやっている「甲斐」があるというものですよ。

(最近の新入荷)

【 猫猫商会 】より

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左:長谷川静男 / 土の中に埋まる和音と雲の上の舌を知る(2500円)
右:kito mizukumi rouber(帰途水汲老婆)(2000円)

入荷して3週間ほど。猫猫商会代表のU氏には、「(kitoも長谷川静男も)倉敷で一枚でも売れてくれたら、すごくうれしいです!」と言われているのですが、すでにそれ以上売れていますよ。うれしいなあ。ぷっしゅっしゅっしゅー。

蟲文庫文庫 1『夏の花』原民喜(挿絵・ミズタニカエコ)も、思いのほか順調な売れ行き。家内制手工業の日々です。ありがたいことです。
あ、『苔とあるく』も、いまなかなかの売れ行きなのです(うちで)。ありがとうございます!

古本は、売れないけれども。
posted by 蟲文庫 at 19:03 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月14日

水田地帯の夜

ふだんは、お茶や珈琲のような甘くない飲みものが好きなのですが、この暑さで消耗しているのか、最近どうも甘いものが飲みたくなります。暑い国のひとびとがお茶にだばだばと砂糖を入れて飲むのがわかる気がする。昨夜も、お風呂あがりに、どうしても「り、りんごジュース・・・それかオレンジ」という気分になって、家から一番ちかい自動販売機へ。第一希望のりんごジュースがあった。よかった。
そういえば、こんな時間に外へ出ることなんて、ほとんどないなあ、と家の畑と他所の田んぼの間を歩きながら、東京のともだちなどから受ける「遅くなるとコンビニくらいしかないし、地方の人って、いったい夜は何してるの?」というような質問について考える。うちは近所にコンビニもない。

何を、と言われても、のんびりしたり、本を読んだり、音楽を聴いたり、テレビをみたり、と特に変わったことはしませんよ。都市部の場合は、これに遅くまで営業しているカフェとか映画館とかライブハウスなどの外出先が加わるのでしょうか。でも、数は少なくても、地方にもそういう場所はあるので、行きたい時は行きます。でも、東京や大阪に住んでても、行きたくない時は行かないのだから、そんなに大きな違いはないような。
まあ、某友人のように、もしかして1年365日、ライブに行かない日のほうが少ないんじゃないかというイキオイの人らは別(いや、その趣味に対して、じつに東京という地の利が活かされているなあ、と)として、たいてい、仕事が終わったら家帰ってご飯、もしくはご飯食べてから家に帰って、お風呂はいったり、だらだらしたり・・・ではないかと思うんだけれども。だって明日も仕事だし。
とはいえ、わたしはこの瀬戸内地方の、水田の点在する住宅地以外に住んだことがないので、実際のところはよくわからないのですけれどもね。


最近、しょっちゅう店の中にアシナガバチが入ってくるので、もしかしてと思ったら、案の定裏庭の屋根の内側に立派な巣ができていました。

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刺されるのはイヤだけど、蜂の巣はすき。

そういえば以前、工藤冬里さんから伺ったのですが、養蜂業の盛んな愛媛県の砥部地方では、ミツバチのことを「おみっつぁん」と呼ぶのだそうです。
「おみっつぁん」て、いいなあ、すごくいいなあ。


その、工藤冬里さんが全行程同行される《 篠田昌已 act 1987 》夏ツアーは、いよいよ来週から。東京、熊本、福岡、大分、山口、広島、名古屋の方は要チェックです。
詳細はこちらを。http://cmcmc.hp.infoseek.co.jp/ms.html
(※ 開催場所の掲載が、時系列でない箇所もありますのでご注意ください)

posted by 蟲文庫 at 17:27 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月11日

反射の「にゃー」

道端で猫と遭遇すると、反射的に「にゃー」と言ってしまう。あわてて周囲を見渡し、誰かに見られなかったどうか確認。もし、見られていたら苦し紛れに、そのまま「にゃ〜、にゃ〜」と、猫を呼んでいるフリをする。でも、本当は、最初の「にゃー」は「あ、猫発見!」というくらいの意味で、別に呼んでいるつもりはない。
だからどうした。いや、それだけ。

ご近所猫。
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わりと人なつこい。

作秋、ふいに立ち寄られた、明大前の某レコード店のご店主 I 氏夫妻もこのにゃんこに遭遇されたらしい。「だいぶ長いこと触らせてくれましたよ」「太ってました」と言われていたので、きっと間違いないだろう。


昨日、店を閉めたあと、涼みがてら「ブ」へ。
最近、必要ができて漫画を10冊ばかりまとめて読んだせいか、いままで素通りしていた広大な漫画コーナーへも足を踏み入れる。初めて入るスーパーみたいな感じで、どこに何があるのかなかなかわからず苦労する。坂口尚の『石の花』の元の版があればなーと思ったのだけど、無いのか見つからないのかすらわからなかった。結局、おくればせながら母親がはまっている猫村さんを買って帰る。母くらいの、漫画を読みつけない世代にとっては、一般の漫画のあの複雑なコマ割りは、次にどこへ進めばいいのかわからず混乱するらしい(「それに、絵も見なきゃいけないし、字も読まなくちゃいけないし・・・なんか忙しい・・」のだそうです)。その点、猫村さんはまったく問題がない。だから、お年寄りにもウケるのだろうか。


猫つながりでもうひとつ。

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『湯ぶねに落ちた猫』吉行理恵(ちくま文庫)

我らが浅生ハルミンさまが、表紙イラストと解説を担当されています。
わたしも、すでに高齢のうちの猫らを思いながら、しみじみ読みました。猫の好きな方はぜひ。

そうそう、この前東京でハルミンさまにちらっとお会いして、いっしょにお茶して「ブ」へも行きました。

posted by 蟲文庫 at 16:43 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月09日

ナドさんのキウイ

この一週間ほど、風邪をひいたり咳喘息になったり一生懸命原稿を書いたりしていたので、あまり話題がない。写真もうちの猫しかない。
でも、風邪は治り、咳喘息は終息に向かい、原稿は無事OKをもらえた。よかった。

今日は、しばらく切らしていた蟲バッグの製作と、蟲文庫文庫『夏の花』の製本作業。

おひるねナドさん。
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向こうの緑は、キウイフルーツの棚。

キウイはマタタビ科の植物なので、猫も大好き(蔓の部分が)。近所のノラさんたちも、ナドさんの目を盗んではごろごろしにやってきます。


そうそう、来月くらいにPSFから発売されるマヘルのDVD、蟲文庫でも取り扱いさせていただけることになりましたー。やったー。マヘル、および、篠田昌已ファンのみなさま、おたのしみに。
posted by 蟲文庫 at 13:30 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月06日

ぬる風邪薬とあせも

中型で並の勢力という感じだった風邪の症状も、ほぼ消えましたが。ひさしぶりにそのまま持病の咳喘息へと移行し、咳が抜けません。この咳喘息というはアレルギー性のもので、呼吸困難を伴うような深刻なものではないかわりに、コデインなどを含む市販の咳止めはまったく効果がありません。特に夜間がひどいので、当のわたしが眠れず苦しむのはもちろん、家族も迷惑。あんまりしつこい時は、呼吸器内科で抗アレルギー薬と気管支拡張剤を処方してもらうのですが、まあ、もうしばらく様子をみるか・・ということで、家の薬箱をガサガサしていたところ、♪ぬる風邪ぐすり〜 ヴィックス ヴェポラッブ ♪ を発見。コンコン咳の止まらない子供の胸にあたりに塗るアレです。
でもこれ、いったいいつからここにあるのか、すでに記憶がありません。亡き父は本格的な喘息持ちだったので、もし父が使っていたというのでなければ、もしかしたらわたしが子供の頃からあるのかも。でもフタを開けて匂ってみたら、べつに何ともなさそうだし、ということで塗ってみたところ、見事に効果がありました。夜間、咳き込みはじめたところに塗ると、ほどなく咳が止まり、そのまま安眠。おかげで連日の熱帯夜にもかかわらず、寝起きもすっきり。ひとまずやれやれです。
ただ、この薬、ワセリン系なので塗っている部分が皮膚呼吸できず、あせもが出来てしまうのが難点。でも咳が止まらないよりはずっとマシです。

最近、床の間がお気に入りのナドさん。
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あついにゃ〜
posted by 蟲文庫 at 13:58 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月03日

夏風邪ひいた

寝冷え、というやつなのか、数日前、家に帰って「つかれたなー」と扇風機の前にころっと転がってそのまま数時間うとうとしている間に風邪をひいてしまいました。初日は喉が痛くて、翌日は鼻水とふしぶしの痛み。このまま、どんどん症状が進んでいくのか、はたまたなんとか持ち直すのか、いまが運命の分かれ道といったところです。
しかし夏風邪なんて、記憶にないくらいひさしぶり。あと一週間くらいで仕上げなくてはいけない大事な仕事があるというのに困ったな。ここらあたりでなんとか持ち直してくれるといいのですが。

連日36度超の岡山。日中、長時間屋外にいるのは危険な感じです。暑いというよりは痛い。

外へ出たくてたまらないけど、夕方になるまで我慢のコのミルさん。
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「健康の秘訣は、なんといってもごろごろすることよ」

posted by 蟲文庫 at 16:40 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする