◆古本・倉敷「蟲文庫」◆
mushi-bunko-diary.seesaa.net

2008年10月29日

猫、近づきすぎ

東京ー山形ー仙台ー郡山とまわって、昨夜戻りました。お天気にもまずまず恵まれ、普段は行けないところに行って、会えない人に会って、とても楽しかったです。いろいろとよくしてくださったみなさま、ほんとうにありがとうございました。


昨日、郡山でみかけた猫。

向こうのほうで毛づくろいをしているので声をかけたら。

081028_2.jpg
近づいてきた。

081028_1.jpg
どんどん近づいてきた。

081028_3.jpg
近づきすぎだってば。

小柄で、さわってみたら毛も肉も柔らかかったので、たぶんメスでしょう。


旅の話題や写真もいろいろあるのですが、東京で、比較的急ぐ仕事をひとついただいて帰ってきたので、ひとまずそちらにかかりたいと思います。ではー。


posted by 蟲文庫 at 14:47 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月27日

火星の庭ー古本市(仙台)

日も暮れた山形の高速バス乗り場から火星の庭の前野さんに「あと一時間くらいで着きますー」と電話すると、「今回もyumboが演奏してくれるよー」とのうれしい知らせが。蛍光灯ひとつない暗いバス停で、ハルミンさんとふたり飛び上がって喜ぶ。

仙台駅前でバスを降りて、いざ火星の庭へ。健一さんが変わらぬ笑顔で迎えてくださる(わたしも、こんな人になれたらなあ…)。Book! Book! Sendai 開催中で、いつも以上にたのしげな店内。探していた、旺文社文庫のある揃いものの6巻が見つかる(火星の庭の棚で)。やったー。これで揃いましたよ。

なんてことをやっているうちに、各会場をパトロールに出ていた前野さんが帰ってくる。おひさしぶり。めぐたんももう5歳。見るたびに大きくなるころですね。
しばらくして、yumboの澁谷さん、夏海さん、山路さんがあらわれる。澁谷さんとは7月の新宿JAM 以来。夏海さん、山路さんとは去年の火星の庭以来です。山路さんは、ここ数年香川在住だったので、仙台に帰ってしまったいまでもなんとなくご近所さんのような感覚があります。

みなさんが持ち寄ってくださった美味しい料理をいただきつつ、あれこれおしゃべり。そして、急きょ予定を早めて仙台入りされることになった南陀楼綾繁さんの到着と同時にyumboの演奏がはじまる。

081027_1.jpg

この日は、澁谷浩次(うた、ピアノ)、工藤夏海(フレンチホルン)、山路智恵子(ドラム)の3人編成。
新しいボーカルの人が入った、この前の高円寺ペンギンハウスのライブの録音も聴かせてもらって、それもとてもよかったけど、でも、この編成も好みです。新曲「余白に書く」「小さな人間」もよかったなあ。「これが現実だ」も名曲ですね。

ラストは、yumboのバックでハルミンさんが歌う「月の砂漠」、同、前野健一さんの「宇宙猿人ゴリなのだ」という衝撃の2曲。爆笑につぐ爆笑。

081027_2.jpg
熱唱中の父を無視して「ちびまるこちゃん」を熟読する娘。

前野さんの、豪快なようでいてじつは濃やかな、ツボをこころえたおもてなしに大感激でありました。ほんとうにいつもありがとうございます。もっとゆっくり話したかったけど、わたしもなんだか飲み過ぎましたよ。

翌日は、澁谷さんに案内していただいて、ハルミンさんと Book! Book! Sendai の会場巡り。マゼランとstock、両方で収穫がある。午後、ハルミンさんはひと足はやく東京へ。わたしは引き続き中古レコード屋めぐり。
夜はメディアテークで南陀楼綾繁さんのトークショー。この日は一日古本屋や書店で回られたということで、その収穫を披露しながらのトーク。さすが場数をふんでおられる。熱心にメモを取りながら聞き入る方多数。
そしてトークの後は、南陀楼さんを囲んでの大宴会。途中で店を移って午前2時頃まで。

そういえば、仙台メディアテークといえば、今年のはじめ、宮城県内の某大学から同定を依頼されたコケの中にここの屋上のコケもあったので、ガラス張りのモダンな建造物を眺めつつも、「屋上にはヤノウエノアカゴケがあるんだなあ」などとどうでもいいことが頭に浮かんで仕方がなかったです。

翌日のお昼ごろ仙台を発ち、郡山で途中下車をして知人に会って、夜には倉敷に戻りました。たいへん充実した旅となりました。あらためまして、お世話になったみなさま、ありがとうございました。


posted by 蟲文庫 at 00:00 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月26日

かみのやま温泉ー湯殿山(山形)

朝、東北新幹線で東京を出て、お昼ごろに山形のかみのやま温泉着。新幹線のとまる温泉街なのです。上山と書いて「かみのやま」と読みます。

集合時間まですこし時間があったので、秋晴れの温泉街を散策。こけし屋を覗いたら、おじいさんの話が止まらなくなったり、いちかばちかで入ったラーメン屋さんのラーメンが美味しかったり、コケ観察目的で詣でた観音様の周囲でハルミンさんの猫ストーカーに参加してみたり。

恒例になっている山形大学の梅津先生の主催の「勉強会」(詳しくは、昨年の日記「奇妙な勉強会」をご覧ください)。
今年も、自然科学、生物学関係の専門家や研究者や一般の生き物好きが集結し、「わたしはこんなことやってます」という感じでいろいろと発表。

こんな感じ。
081025_1.jpg
我らが伊沢正名さんの「人が自然に返せるものはうんこだけ」というスライド上映中。
相変わらず、うんこ話が炸裂します。

皆さん「こんなこと研究してる人もいるんですねえ…」と感心するやら呆れるやらの興味深いお話ばかり(このたびノーベル賞を受賞された下村脩さんの受賞後の名ゼリフ「役に立つとは思わなかった」を地で行く方ばかりです)でしたが、わたしたちのような研究職でない参加者も数人いて、中でも、現役マタギの前田 武さんのお話がすごくよかったです。「西川町大井沢の山の暮らし」というをスライドを映しながら説明をしてくださるのですが、お話の内容はもちろん、ナチュラルな東北弁もよかったなあ。

この「勉強会」、某温泉旅館が「会場」なのです。いいでしょ。
081025_3.jpg
窓もすてき。
夜は、男女に部屋を分かれての合宿状態ではありますが。


ところで、昨年のゴトウイズミさんのお母さま(去年の日記の後半参照)に続いて、今年はなんと、テニスコーツのさやさんのお父さまであられるO氏がいらしていたのです。梅津先生の同級生なのだそうです。びっくり仰天。いったいどうなってるんですか、この「勉強会」。
山形の温泉宿で、蟲文庫でライブをしてくださった方の親御さんおふたりにお会いするなんて!参加者23人中の2人。すごい濃度です。 後藤さんとO氏はもちろん初対面。いや〜…、こんなこともあるんですね。


翌日は、あいにくのお天気でしたが、梅津先生とハルミンさんと、梅津先生の研究室(法医学)の鴻池さん、カワシンジュガイの研究者の秋山さん、そしてわたくしの5人で、月山、湯殿山詣で。里のほうはブナの紅葉が見ごろでしたが、湯殿山まであがると、もうかなり落葉していて、冬期の閉山も間近という雰囲気でした。雪が降りはじめると上がれなくなるのです。

いまにもみぞれにかわりそうな冷たい雨。
081025_2.jpg
寒かったけど、なんともいえずおもしろい場所でした。また行きたい。

もちろん、コケ観察もしました。じっくり見ると、相当面白そうでしたが、神域とされる場所なので、いちおう遠慮がちに見ました(コケ屋はこういう場面でよく「こらーっ!」と怒られます。コケがあればどこまでもずんずん進んで行くので)。カワシンジュガイの秋山さんも沢の中が気になっているようでした。

その後、昨日のマタギの前田さんがお住いの大井沢へ行って、お蕎麦を食べて町営の(?)博物館でいろんな剥製をみてから山形市役所前のバス乗り場まで送っていただく。梅津先生、ほんとうに何から何までお世話になりました。あらためて山形へ向かってお辞儀をさせていただきます。

posted by 蟲文庫 at 00:00 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月24日

倉敷ー東京

23日(金)の夕方に発って東京へ。今年2度も訪ねてくださった荻原魚雷さんとの、「今度はぜひコクテイルで!」という口約束を実現させる目的もあって、そのまま高円寺へ。夜も遅いというのに、岡崎武志さんや東京堂書店の畠中さん、“白シャツ王子” Uさんと音羽館にお勤めという、“音羽ちゃん” によくにたオカッパの(…あ、お名前失念…すみません、また教えてください)音羽さん(仮名)も待っていてくださる。店主の狩野さんとも初対面。

みなさんの何気ない会話の中から、東京の古本事情をかいま見て「ほー」と思う。別世界のよう。でも、どちらにしても大変だということには変わりないですね。さてさて、いったいこれからどうやって維持していけばいいのでしょうか。やっぱり意地かな。
なんていうのは、わたしの頭の中を一瞬よぎっただけで、あとはいろいろがやがや楽しくおしゃべりしているうちに日が変わり終電の時間。みなさん、お疲れのところをありがとうございました。うれしかったです。

そんなこんなの初コクテイル。唯一置いてある日本酒が剣菱というのもうれしかったです。我が家は代々剣菱党。灘の酒ですよ。戦災に遭うまでは、祖父が神戸で酒屋をやっていたもので。


翌日は午前中から仕事っぽいことも含めてバタバタしたのち、夕方、早稲田の古書現世へ。向井さんとは、たぶん1年以上お会いしていなかったはず。この夏に上京した時は、高熱のため寝込んでおられたのです。ひさしぶりにいろいろおしゃべり。来年は、また外市に参加させてもらえるようにお願いする。

店猫ノラさん。
081023_1.JPG
すでに20歳は超えているらしい。
さすがに痩せているけど、でも毛艶はいいです。

posted by 蟲文庫 at 00:00 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月22日

一番人気の棚

木曜の晩から数日留守をするので、郵便物とか振り込みとか期日前投票とか猫亀の引き継ぎなどでばたばた。浅生ハルミンさまと東北の旅なのです。その前にちょっと東京にも寄ります。28日には帰ってきて、29日(水)から通常営業の予定ですので、またどうぞよろしくお願いします。

:::::::::::::::

うちの店は観光地にあるので、覗いて行かれるお客さんはかならずしも本に興味のある方ばかりではありません。教科書に載っているような名画が目白押しの大原美術館(京都や神保町のように、だから空襲に遭わなかったともいわれています)があったり、また、かの民藝運動とも縁の深い土地であったりもするせいでしょう、美術品や工芸品、古道具に関心のある方のほうが多いくらいです。肝心の本よりも、本棚などの什器ばかりに目が行って、あげくの果てには、「まあ、何もかも売り物じゃないのね…」などと恨めしそうに言われて閉口することもしばしば。あのー、うちは本屋なんですけどね。

最近の一番人気。
081022_1.jpg
CDコーナーの棚。

昨年、とある高校の図書館から、廃棄寸前のものを頂戴してきたのです。うちの什器はどれも、拾ったりもらったり自分で作ったりしたものばかりなんですけど。


数日前のこと、神保町・東京堂書店(三階)の畠中さんからお電話。なんと、書肆アクセスでも扱っていただいてた「苔袋」と、あれから新たに作った「蒔きゴケキット」を置いてくださるということ! 蟲文庫の苔製品が神保町に復活します。うれしい。畠中さん、ありがとうございます。

:::::::::::::::

その、一番人気の「棚」より、新入荷のお知らせ。

0810221.jpg
灰野敬二/こいつから 失せたいための はかりごと(P.S.F Records)2800円+税

レビューはこちらを。http://www.psfmm.com/product/11171



posted by 蟲文庫 at 17:12 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月21日

ツノゼミと苔の世界

ツノゼミの顕微鏡スケッチです。

0810218.jpg
シピルス・ディラタトゥス (画・知久寿焼)

このまえ、知久さんからコピーをいただいたので額に入れてみました。なんだか蟲文庫に似あいすぎ、というくらいですね。

録画していた、BS2の「熱中時間」《ツノゼミ・知久寿焼》の巻、みました。すごく面白かったー。「(ツノゼミの存在が)生きている時間のよろこびの大半」と言われるだけのことはあって、知久さんの、思わずみとれるようなすばらしい表情が印象的でした。
そして、わたしも「小さく目立たないもの」つながりとして、おおいに共感を覚えました。ツノゼミ好きの世界とコケ好きの世界、かなり近いです。


そうそう、この前のライブレポートの写真、追加しました。

こんな感じで5枚ほど。
081021_4.jpg
いいでしょ。
(続きは、10月11日「蟲度の高い日」をご覧ください。
コメント欄には知久さんによる、ミルさんレポートも)

このすてきな写真の数々は、カメラマンの藤井 豊さん。

藤井さんは、最近、荻原魚雷さんのブログ「文壇高円寺」にも何度か登場していましたが(10月5日「岡山から」、10月8日「告知その他」)、蟲文庫1号店時代から、たまーに覗いてくださっているお客さんで、わりと最近、魚雷さんとお友達だということが判明。3人とも「ええーっ!」とたいそう驚いたのでした(藤井さんは、普段あまり古本屋に出入りするタイプではないらしい)。

今回も、“おぎさん” が、「こんどの知久さん、撮らせてもらったら?」と焚きつけてくれたようです。“おぎさん” によれば、「前、藤井君にライブの写真撮ってもらったら、すごくよかったから」ということ。わたしもライブの時はたいていバタバタしていて写真どころではなくなるので、願ったりかなったりでした。

その「文壇高円寺」でも書かれていましたが、藤井さんの写真は、率直でありつつも、対象に近づきすぎない絶妙の距離感があってとてもいいなあと思います。人柄、というやつなんでしょうね。
そのうち、蟲文庫で魚雷さんプレゼンツ(?)の写真展ができたらいいな、とそんなことも話しているところです。

そういえば、藤井さんは、魚雷さんの『古本暮らし』(晶文社)にも、「カメラマンの友人」として登場します。ある文章の締めくくりの部分。いかにも “らしい” エピソードで。
posted by 蟲文庫 at 12:26 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月16日

ボブと失恋

来週は東北へ。できるだけ身軽にしようということで、久しぶりに前髪以外も散髪。腰まであったのを肩甲骨のあたりでカット。久々にボブにしたい気持ちもないではないけれど、そうなるとさすがに美容院に行ったほうがいい気がするし、いちど美容院で切ってもらうと、その髪形を保つためにまた再々行かなくていけなくなる。それはとっても面倒くさい。
もう少し白髪が増えて、いくらなんでももう三つ編みはマズかろう、ということになったら考えようと思います。

そういえば、前回ボブにした時は、まだ郵便局でアルバイトをしていた頃なのですが、出勤して持ち場につくなり、職員のおじさまから「どしたん?田中さん。失恋?」と聞かれ、思わず「ぶははー、そんなのあった、あった!」と膝をたたいて大爆笑してしまいました。そうそう、ありましたね、そういうの。いまでもあるのかな。

::::::::::::::::::

0810151.jpg
『spin 04』(みずのわ出版)1000円+税
発売になりました。

巻頭は、今年の7月に亡くなられた、湯川書房 湯川成一さんのインタビュー。
目次はこちらを、http://sumus.exblog.jp/9612428/


0810152.jpg
『中央公論』(2008年11月号)

特集「古本探しの街歩き」の中でご紹介いただきました。
岡崎武志さん、ありがとうございます!
posted by 蟲文庫 at 13:55 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月13日

苔とあるく一年

店での催しが終わると、しばらくは気が抜けてぼーっとします。お客さんが20人以上になる場合は、かなり本格的に棚を動かすので「大変でしょう?」と言われることもありますが、なにも毎月やるわけではないですし、あちこち片づけているうちに、「ああ、こんなのあった、あった」などと、アレコレ発掘されるので、これはこれでなかなか有意義なのです。今回も、なんとか年内には探し出したいと思っていた、とある雑誌が見つかりました。やった!
古本屋の在庫置き場なんて、ちょっと油断するとすぐ「地層」みたいになりますからね。

そういえば、『苔とあるく』が発売になって、今日でちょうど丸一年。未だ面出ししてくださっている書店がいくつもあるということ。一日平均200冊の本が発売されているといわれる出版の世界で、ほんとうにありがたいことだと思います。

今月末、山形へ行くことになっているので、どこでコケ観察をしようかといそいそ検討中。昨年よりひと月早いので、雪の心配もないでしょう。

0810132.jpg
雪中コケ観察 於 蔵王温泉。
(撮影:浅生ハルミンさま)

posted by 蟲文庫 at 18:35 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月11日

蟲度の高い日

木曜日の【知久寿焼 ギター・ウクレレ弾き語り】、おかげさまで盛況のうちに終了いたしました。平日にもかかわらずお越しくださったみなさま、ありがとうございました。
お客さんは、熱心な知久さんファンの方と、前々から興味があったので是非この機会に、という蟲文庫のお客さんとが半々くらいで、地方の、はじめての場所でのライブとしてはちょうど良い感じではなかったかと思います。

演奏中は、例によっていろんなことで右往左往していたのですが、好きな「ロシアのパン」や「くだもの」などは、ちゃっかり座ってききました。
知久さんの歌は、歌詞を聞こうと思えばかなり正確に聞き取れるはずの、ものすごくきっちりした発声なのに、でも、それよりも先ず“音”(声)が入ってくるので、ただでさえ不思議な世界が、ますます不思議になっている。ような気がしました。

0810111.jpg
とりあえず、わたしが撮ったスナップを一枚。

※ この記事の後半にライブ写真5枚アップしました。ぜひご覧ください(10月21日更新)

知久さんも、マネージャーのWさんも、倉敷をとても気に入られた様子。「今度から日程に入れていいですか?」とも言ってくださいましたので、蟲文庫定例化の可能性もありますよ。おたのしみに。


最初の告知の時にも書きましたが、隣町のTさん一家が知久さんと仲良しで(タイで知りあったらしい)、当初はTさんちに遊びに来るついでに蟲文庫も覗かれる、というだけの予定だったのですが、だんだんと「せっかくだから」という話になってきて、そしてこの度のライブ実現となりました。
そういえば、「今度、知久寿焼さんのライブをやるのよ」という話をすると、知久さんご本人を知る人にも、長年の知久さんファンの人にも、「たまの…?」というような漠然とした印象を持っているだけの人にも、一様に「ぴったりだねー」と言われましたが、たしかに、共通の話題はもちろん、共通の知り合いまでたくさんいてびっくりしました。

翌日も倉敷で少しゆっくりしていかれたので、ライブ中のMCでも触れられていた、タッパウエアに入れて連れ歩いているという「ムシクソハムシ」(名前の中にムシが2回も出てくる、知久さん曰く「虫度が高い虫」だそう。しかも蟲文庫で)を、うちの実体顕微鏡で見せていただいたりして楽しかったです。もちろん亀談義もしました。

そうそう、今月の16日の、BS2「熱中時間」という番組は「ツノゼミ/知久寿焼」の巻だそうですよ。

ちなみに。
0810112.jpg
ミルさんは、予想通り雲隠れしてしまいましたが
ナドさんは知久さんが好きみたいで、いつになく積極的でした。

ライブ写真はこちら
posted by 蟲文庫 at 13:01 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月08日

明日は、知久寿焼ギター・ウクレレ弾き語りライブ

あたたかいお味噌汁の美味しい季節になってきました。涼しくなると鍋いっぱいに作りおきしたり出来るのもいいですね。そしてもうすぐ新米です。新米で炊く栗ご飯、なんてのもいいですねえ。

さて、明日はいよいよ【 知久寿焼 ギター・ウクレレ弾き語りライブ 】です。この前も、「あれ?土曜じゃなかったっけ?」と暢気なことを言っている人がいました。ご予約くださっているみなさん、明日(9日木曜)の夜7時開場、7時半開演ですよ。どうぞお間違えなきように。

お客さんが30人ちかくになるライブはひさびさのこと。わたしはこれから「会場」準備にかかります。

臆病者のミルさん。
0810083.jpg
「あたしはコワイから押入れに隠れておくわ」

::::::::::::::::::::::
 (おしらせ)

*毎年恒例、山口マオさんの「Mao猫カレンダー」入荷しました。

0810082.jpg
「壁掛け型」1200円、「卓上型」580円(いずれも税抜き価格)。
数に限りがありますので、ご希望の方はお早めに。年に一度、このカレンダーだけを買いに来られる方もいらっしゃるのです。確かにとても使いやすい。


*『たくさんのふしぎ クサレケカビのクー」(06年7月号)再入荷しました。

0810081.jpg
越智典子・文/伊沢正名・写真/塩田雅樹・絵(福音館書店)700円

月刊誌のバックナンバーなので、他ではまず手に入りません。いまのうちですよ。



posted by 蟲文庫 at 16:08 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月06日

モダーン・ミュージック

最近、なんとなく顔が黄色い気がする。黄疸?肝臓??とちょっと焦ったのですが、よく考えたら、鏡のそばの窓の向こうには黄金色の稲穂の波が。ああそうか、よかった、びっくりした。

びっくりといえば、昨日届いた出来立てほやほやの『G-Modern』の最新号。さっそく、今回の目玉である工藤礼子さんのロングインタビューを熟読していたところ、突然、

 【質問16】「こけ」の話しが出ましたが、モダーンの古い通販のお客さんで、倉敷で古書店をやられている田中美穂さん(中略)『苔とあるく』を読まれた感想はいかがですか?

という質問が出てきて仰天。あやうく椅子からずり落ちるところでした。前々から、オーナーで発行人の生悦住(いけえずみ)さんが「(最新号が)出来たらすぐ送りますね」と仰ってくださっていたのは、このせいだったのだ。そして、礼子さんからの身にあまるお言葉。ああ、緊張した。

そしてさらに、「杉本拓・佳村萌/さりとて」のレビューの中にも蟲文庫が。

0810061.jpg
『G-Modern』vol.28 工藤礼子インタビュー(モダーン・ミュージック)819円
もちろん、蟲文庫でも取り扱いしています。

そのモダーンミュージック(P.S.F.Records)よりCDも続々入荷中。まずは基本中の基本、そして最近の推薦盤です。詳細は以下の通り。蟲文庫の一角にぽっかりと黒い穴があきました。

【CD】
High Rise/2nd(2800円)
不失者/Live (2枚組 4500円)
不失者/LIve 2nd(2枚組 4500円)
三上寛・吉沢元治・灰野敬二/平成元年 Live(上)(下)(各2800円)
向井千恵/胡弓インプロヴィゼイション(2800円)
White Heaven/OUT(2800円)
灰野敬二/わたしだけ?(2800円)
Maher Shalal Hash Baz/マヘル国立気分(2300円)
現代即興(2300円)
Onna(宮西計三)/片羽(2300)
白石民夫&MICO/Live Duo
キム・ドゥス/10日間の蝶(2400円)

【DVD】
友川カズキ/ピストル(3500円)
不失者(3500円)
EXIAS-J Live Document 2003-2005(3500円)
Maher Shalal Hash Baz with 篠田昌已/腰くだけの犬(3500円)

(以上全て税抜き価格)

それぞれの作品については、モダーン・ミュージック http://www.psfmm.com/ のサイトにあるレビューをご参考に。
(左側のカテゴリ一覧「P.S.F.Records」のところです)

::::::::::::::::::::

11月には、吉祥寺のMANDA-LA2で工藤冬里さん、礼子さんのライブがありますよ。

0810062.jpg
11月7日≪金≫ 工藤礼子・工藤冬里 Duo  ゲスト・朝生愛

詳細はコチラ http://www.psfmm.com/product/11167

このチラシの写真、一昨年の蟲文庫でのものですね。制作は猫猫商会さま。

 ※(7日追記)う・・・じゃなくて、猫猫商会さんへ。
なんとなく、このレコードジャケットを連想しました。といっても、単に色味のせいですね。すんません。

0810070.jpg
「AMON DUUL/Meetings with Menmachines」(1982)

posted by 蟲文庫 at 15:30 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月04日

ドイツの湯たんぽ

日本家屋というのは、夏向きに出来ているので、夏以外は寒い。帳場に座っているわたしの足もとも、すでにひやひやしてきています。ねこ一倍寒がりで冷え性のナドさんも、トイレの回数が増えた気がしたのであわてて湯たんぽをする。
もう湯たんぽの季節だ。まだ蚊取り線香も活躍中だというのに。

湯たんぽといえば、ブリキや強化プラスチックが定番ですが、何年か前、ドイツでの生活が長かった知人から「むこうの湯たんぽはゴム製なのよ、小ぶりで軽いから、お腹や腰が痛い時は身体の上に乗せてもいいし、すごくいいの」と聞かされて以来、ずっと憧れ続けていた、ドイツ製湯たんぽ。でも、どこで売っているのかわからない。なにしろ普段わたしが出入りするお店といえば、本屋とレコード屋とスーパーとホームセンターと無印良品だけだもの(この前も、神戸まで行ったというのに、高架下の古本屋と動物園しか行かなかったしなぁ・・・とちょっと反省)。

んが、その神戸で、内心「ああそうだ、せっかく神戸なんだから、どこか雑貨屋さんでも覗いてドイツの湯たんぽ探せばよかったなあ」と、いまさら遅い後悔をしつつ、友人宅の亀の挙動を眺めていた夜更け、ふいにその友人が、「美穂さん、ドイツの湯たんぽあんねんけど、使わへん? 」と。ええ〜っ!
なんでも、昨年ドイツに行ったとき、自分と友達と甥っ子にと3つ買ってきたのだけど、あげようと思った友達が既に同じものを持っていて、そのままになっていたのだということ。もちろん、二つ返事で頂戴する。やったー。

これ。
0810041.jpg
赤いフリースのセーターを着せるのです。

そんなこんなで、話しが長くなりましたが、欲しかった湯たんぽが偶然手に入った、というお話でした。


0810042.jpg
あたしも湯たんぽ愛用者よ。


:::::::::::::::::::
 (おしらせ)

■ Slubmusic より

0810043.jpg
「Othello/3 minutes」江崎將史 (SMCD 14)2000円 入荷しました。


■ ハルミンさんのお買い物ブログ「日々是買い物」倉敷の巻、アップされていますよ。
http://www.kuratama.jp/handmade/harumin/blog11.htm

■『大阪京都死闘篇 武藤良子関西旅行記 完全版』(わめぞ文庫 001)は完売しました。


posted by 蟲文庫 at 12:51 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月02日

待てば海路の日和あり

久しぶりの神戸出張だったこの月曜日、奇遇にも浅生ハルミンさんは大阪出張(しかも、ちょっと似た傾向の仕事で)。せっかくだから、とその翌日、倉敷まで足をのばしてくださいました。神戸より西は、これがはじめてだそう。「待てば海路の日和あり、でついに来ましたよ!」と言ってくださる。

駅から蟲文庫までは徒歩20分ほど。何もなければけっこうダルイ距離ですが、途中にアーケードや白壁の町並みがあるので、観光気分であるけばそれなりに楽しめる道のりです(たぶん)。ハルミンさんも、あちこち(え?そんなところまで?というところまで)散策されつついらしたご様子。普通なら「いや、わざわざ行くほどでも・・・」とアドバイスしてしまう某所も、でもハルミンさんなら、それなりの楽しみ方をされるのでは、と思ってあえて黙っていたら、やっぱりそこも「すごくよかった!」ということ。よかった、余計なこと言わなくて。

そして店を少し早めに閉めて、お帰りの新幹線の時間まで、いつもの居酒屋へ。ハルミンさんとは、今月末にも山形の勉強会へご一緒する予定。なんだかここのところ、地元の友達よりひんぱんに会っているような気がします。
今回は、わずか半日ほどのご滞在でしたが、つぎはぜひ泊まりがけで!

千趣会のHPに連載中の「ハルミン流 日々是買物」はこちら。
http://www.kuratama.jp/handmade/harumin/blog11.htm

倉敷でのお買い物も、もうすぐアップされるようですよ。

それにしても、この前の南陀楼綾繁さんといい、荻原魚雷さんたちといい、立て続けに「いったいどうしたことでしょう?」と得意のネガティブ・シンキングで、理由もなく不安になったりするのですが、でも、これぞ「めくるめく固着生活」ということだろう、とそう思って、不安がるのはやめにしました。


ところで、その、ハルミンさんのお買い物ブログにアンティークのイヤリングが載っているのを見て、「そうだ、わたしも一個(ひと組)だけイヤリングを持っていたはず」と思ってガサガサ探し出し、無事発見されたのがこれ。

やっぱり亀です。
08010021.jpg
10代の終わり頃、インドネシアで買いました。
ふだん、アクセサリー類はほとんど身に付けませんが、でもけっこう好きなので、あれこれ持っているのです。特に銀製品。

これとお揃いのブローチは、こちら。http://mushi-bunko-diary.seesaa.net/article/33729247.html
京都のアバンギルドにマヘルのライブを観に行った時のエピソードです。

亀がモチーフのアクセサリーというのは、時々見かけるのですが、気に入るものはめったにありません。



posted by 蟲文庫 at 14:08 | 亀コレクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする