◆古本・倉敷「蟲文庫」◆
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2009年01月31日

あんこの季節

中野のタコシェさまから「苔袋」の追加注文をいただく。これで40〜50袋は納品したことになる。あのめくるめく店内でこの成績はたいしたもんだ。と自画自賛。いつもありがとうざいます。

何日か前、いつもの和菓子屋さんへいつもの「むらすずめ」を買いに行ったら、定休日でもないのにシャッターが閉まっていた。次の日も、その次の日も閉まっていた。そして今日も閉まっていたけど、表に「店舗改装のため、2月中旬まで休みます」という張り紙があった。あんこの季節なのに残念だけど、でもほっとした。

でも年末からしばらくお休みしていた、えびす通り商店街の「えびす饅頭」は復活しています。大判焼き、回転焼き、ふーまん(夫婦饅頭?)、御座候など、いろいろな呼び方のあるアレです。

時々いただく、高野山名物「槙の雫」。
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これがまた、すごく美味しい。

昨年末からずっと気にしていた、NHK「わたしが子供だった頃」という番組の小沢昭一の回。この前ついに再放送があったので録画して観る。ふだんテレビを観る習慣がないので、これだけのことでも脳内が大騒ぎです。
写真館のぼっちゃんである昭一少年らが、出征して行く近所のお兄さんを万歳三唱で送る回想シーン。そこで演奏する軍楽隊の役で、いつぞやの「紙袋にトランペット」のO谷さんがご出演になっているのです。もう、ひと目でO谷さんとわかる。思わず手を振る。くたびれた白シャツにズボンというだけの格好なのに、いやにこの時代背景と馴染んでいるのも可笑しかったです。太鼓の方は東京チンドン倶楽部の高田洋介さんらしい。この録画はもちろん保存版。

O谷さんといえば、Maher Shalal Hash Baz のメンバーですが、いま蟲文庫で、そのマヘルに関連する、とある企画が進行中。おたのしみに。というか、わたしが楽しみ。

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2009年01月28日

眠い道のり

それとなく確定申告の準備に取りかかる。計算をはじめると無条件に眠くなるのが困りもの。
「数学嫌いが治る本」みたいな本に、よく「数学をパズルだと思えばいいんです!」なんて書いてあるけれど、そもそもそのパズルが嫌いなんですよ。と、以前だれかがコラムに書いていたけど、ほんとにその通り。我々数字嫌いは、パズルなんて解けたって解けなくたってどうだっていいんですよっ! などと一瞬だけヒステリックになってみても、申告用紙を見ただけで、頭の中に霞がかかってまたすぐに眠くなる。道のりは長い。

年末に買いだめした灯油がついに残り少なくなったので、今朝はドキドキしながら初めてのガソリンスタンドへ。
昨年末で廃業した近所のGSは、生活道路の途中にひっそりとある家族経営の小さな店で、自転車や台車や老人車で乗りつけても何の違和感もない雰囲気だったのですが、今度のところは県道沿いの明るく大きくパリッとした店。ポリタンクを積んだ自転車で入っていくのはものすごく気が引ける。案の定、給油中の車が何台もいて、元気なお兄さん達になかなか気づいてもらえない。ああ、これから毎回こうなのかあ…。でも、去年よりすこし安くなっていたので、それはよかった。そして何より、灯油がある(=あたたかい)という安心感は、やっぱりいい。

ご近所猫。
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お寺に侵入中のお尻。

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詳細。



posted by 蟲文庫 at 18:27 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月26日

寄せ鍋とベルギービール

ぐっと気温が下がったこの土日。お客さんの入りも、いつもの数分の一だわぁ…などとぼやきながら店番をしていると、仙台・火星の庭の前野さんから「週末でもいつもの数分の一のお客さんの入りです。春は〜どこ〜〜に〜(短調)」というメールが届く。そちらもですか。いやほんと、厳しいですね。

節分猫、というやつか、あちこちから「ふぎゃーー!」とか「あおぅあおぅ」とか「うろろろろ」とかいう、叫び声や唸り声が聞こえる。それはまあいいんですが、今朝は、勢い余ってか2階の物干し台に置いていたサボテンの鉢をふたつも割られてしまった。もういいかげん根が回って、この春こそ植え替えせねばと思っていたものではあるけれど、でもまだちょっと季節が早すぎる。とりあえず適当な鉢につっこんで、あと2ヶ月ほどは辛抱してもらおう。その頃には、子猫らもちょろちょろしているかもしれない。

昨夜は、顔なじみの居酒屋へおよばれに。内輪の慰労会のような席に、なぜか声をかけてもらったのです。この春、倉敷を離れることになった、ベルギー人のアルノ&さおりさん、そして愛娘のmossちゃんのご一家も一緒に。
カウンターの内側と外側がいっしょになっての宴会はたいそう新鮮。寄せ鍋とベルギービールを前に、お店のお父さんが、浪曲「佐渡情話」を唸り、切々と説く“人情”というものについて、時折フランス語と英語による訳が入るという、東西乾湿入り交じってちょうどいい塩梅の楽しく美味しいひとときでした。

お店猫の茶々丸。
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4〜6人用の宴会ルーム在住。

いずれ、何かの打ち上げの時には、この部屋を予約しようと目論んでいるのですが、ふだん2〜3人でしか飲まないので、なかなか機会がないのです。

そういえばアルノさんたちは、この年明けに明大前のモダーン・ミュージックを訪ねたそう。お父さんがあれこれとためつすがめつしている間、mosちゃん(2歳半)は、あの中でかくれんぼをしていたということ。生悦住さんも「すごく可愛い子だねえ」と言われていましたが、たしかにmosちゃん、将来がたのしみな美形なのです。近くにいて成長を見守れないのが、つくづく残念。春は待ち遠しいけど、でも寂しくもあり、というやつです。


そういえば、今年の蟲文庫の年賀状はアルノさんのイラストでした。
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亀。


アルノ・ムールマン web site http://www.mullein.be/


posted by 蟲文庫 at 17:46 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月24日

運のツキ(憑き)

手指のしもやけが、この冬一番の悪化といった様相。両の親指と左手の中指、薬指以外は全滅です。赤くぱんぱんに腫れてかゆいのも困りますが、冷えきっている時の、死んだような紫色も怖いです。


昨年末にもちらっとご紹介した、徳島県は北島町創世ホールで行われる催しのお知らせ。

〈古今東西の知識の森へ 〜 南方熊楠の世界〉 松居竜五(まつい りゅうご) 講演会

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◆ 2009年2月22日(日) 午後2時半開演(2時開場)無料
◆ 四国徳島 北島町立図書館・創世ホール 3階多目的ホール
  徳島県板野郡北島町新喜来字南古田91(電話:088-698-1100)


以下は主催者であられる小西昌幸氏による紹介文です。
(先日の、古書ほうろうでの「ハードスタッフ・ナイト」も盛況だったご様子ですね!)

 「紀州・和歌山が生んだ世界的な知の大巨人、南方熊楠(みなかた くまぐす 1867
 -1941)彼は、博物学者、生物学者、民族学者として知られ、その研究対象は粘菌、
 キノコ、昆虫、刺青、夢、神話学などなど、この世のあらゆるものに好奇心を注い
 だ。十代前半で『和漢三才図絵』を(蟲注:暗記で)筆写し、19歳から33歳ま
 で米国、キューバ、英国で過ごし多くのことを学んだ。海外滞在中、キューバでは
 サーカスの通訳、英国での孫文との親交など、多くの破天荒な逸話を持つ。190
 0年に帰国し、以後は故郷・和歌山を拠点に活動。柳田國男や宮武外骨とも親交し
 た。また熊野の森を守る運動の先頭に立ち、実力で守ったことでエコロジストの先
 駆者としての評価も高い。荒俣宏、水木しげるをはじめとする南方ファンの文化人
 は数知れない。近年南方熊楠の業績は、ますます輝きを増している。気鋭の研究家
 松居竜五氏によるこの講演が、必ずや意義深い催しになるであろうことを我々は信
 じてやまない。貴重な機会です。多数ご参集ください!」
               (「創世ホール通信 NO.168」 2009.1.1 より)


柳田國男をして「日本人の可能性の極限か、又時として更にそれよりもなほひとつ向かふと思ふことさへある」といわしめた南方熊楠。わたしも、高校の時にうっかり(?)入った生物部での粘菌、そして南方熊楠との出会いが運のツキ(憑き)といった人生を歩んでおりますので、これはぜひとも万障繰り合わせ、参上つかまつりたいと思います。

しかし、20カ国語を理解したといわれる大天才が、なんでこんな地味なものにばかり向かうのかというところも不思議といえば不思議です。熊楠はコケ採集もしていたんですよ。亀も大好きだったようだし。わたしも地味な方面にだけは共通項があります。

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『南方熊楠 一切智の夢』松居竜五(朝日選書 430)

持っていたはずなのに何故か行方不明なので、この前荻窪のささま書店でみつけて買いました。

posted by 蟲文庫 at 13:48 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月22日

猫の敷物

昨秋、ちょっとした操作ミスで、いっさいがっさい失いかけた写真データおよそ9000枚(うち7割以上が猫)。今日、ふと思い立ってがさごそやっているうちになぜか8割程度復旧。ラッキー。でも残り2割は「読み込めません」と機械が言っている。よくわからんが、しょうがない。今度から気をつけよう。

懐かしい写真が出てくる。
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うちに来たばかりの頃のツブ丸くん。ふかふかの敷物はミルさん。
たしか2004年のはじめ頃。

現在。
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色白すぎるきらいはありますが、食欲もあり概ね元気。


裏庭で冬眠中の亀のみなさんは無事だろうか。春の再会が待ち遠しい、冷たい雨降る一日でした。




posted by 蟲文庫 at 16:43 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月20日

英国土産のコケ図鑑

イギリスへ出掛けていた近所のKさんから、お土産にコケ図鑑を頂戴する。

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『British Mosses and Liverworts』(CAMBRIDGE UNIVERSITY PRESS)
500ページ以上ある分厚い本。

滞在先のオックスフォードの新刊書店にあったそうです。わ〜い、わいわい、と小躍り。
一緒にいたイギリス人のお友達から「ずいぶんアカデミックなものだけど、ほんとうにこれでいいのか?」と何度も念を押されたということ。英語圏の人にも馴染のない単語が頻出するので、まあ無理もないのですが、でも、学名は世界共通のラテン語だし、チェックすべきポイントも決まっているので、思ったほど大変でもないのですよ。わたし英語はからきしなんですが。
いずれ、ドイツのとアメリカのもほしいです。

Kさん、「Lichen(ライケン、地衣類)いう言葉、友達も知らんかったわ。でも本屋の人はさすがに、ああ Lichensね、って感じだった」ということ。きっと変な東洋人の女の子だと思われたことだろうな、Kさん。わたしの身代わりにどうもありがとう。


東京から戻って以降、「この前の連休、休んでたでしょ」と言って覗いてくれる友人知人多数。申し訳ないやら、ありがたいやら。
一昨日、“駅前旅館” の文谷さんがお連れになった女性(岡山出身東京在住、美女)。時々このブログに登場する所沢のSくん(笠岡出身)の大学時代からの知り合いということで、びっくり仰天。というのも、もうかれこれ15〜6年のつきあいになるのですが、彼を知っているという人に会ったのはこれが初めてだったのです。お互い、「ええっ! Sくんを知ってるんですかーー!(あの地味で変な…)」というだけのことでかなり盛り上がる。なんか、めったにいない「同じ趣味」の人に会った時みたいだった。
「大学時代はK藤君のバンドでギター弾いてたのよねぇ」と。そういえば、かのWHITE HEAVENと対バンでやったことがあるのと小〜さな声で自慢されたことがある。いまは、金属加工が得意のギター職人。カラオケの十八番はムード歌謡。猫にはすごくモテます。

昨日今日とわりあい暖かなので、猫道を通ってみる。

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いたいた。

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よく見ると、もう一匹(室外機の前)。

posted by 蟲文庫 at 16:24 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月18日

トチのお母さん

ここ数日、ちょうどいい時間に起きたはずなのに、のろのろと着替えや歯磨きをしているうちに、まるで早送りでもしたかのように時計がすすみ、あわてて家を出る、という日が続いていたのですが、よく見たら枕元の時計が40分も遅れていた、というそれだけのことでした。
関係ないですが、最近明け方になるとミルさんが部屋を覗きに来て、そのままドアを閉めずに出てゆくので、布団から出るのが余計つらいです。そういえば、インチキ手廻しオルガンミュージシャン、オグラさん(奥様は高円寺・ハチマクラのご店主)宅の猫もミルさんだそうです。
なんだか文章がぐだぐだです。我らが瀬戸内作文連盟の締め切りも近いというのに大丈夫でしょうか。わたし。

昨年のいまごろ我が家にやってきたウンキュウの小亀、トチ。
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ずいぶん大きくなりました。

甲羅といい、手足といい、顔つきといい、性格といい、見れば見るほど「ウンキュウ」(イシガメとクサガメの合いの子)という感じです。そういえば昨秋のライブでみえた知久寿焼さんが、ひと目見るなり「このクサガメみたいなのは何ですか?」と尋ねられたのは流石でした。
そうそう、トチはDNA解析の結果、お母さんがニホンイシガメだということが判明。お父さんはクサガメ、もしくはその近縁種だろうということです(山形のU先生が「調べてみましょう」と言ってくださったので、ご厚意に甘えました。とても自分からお願いできるようなことではありません。うちの亀のDNA解析なんて)。

亀といえば。
外市の時、Pippoさんがプレゼントしてくれた「鉛筆立て」。
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帳場の机で活躍中。目つきがいいですね。
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2009年01月16日

自転車屋の猫2

東京も寒かったけど、岡山に帰ってきたらもっと寒かった。ときどき雪がちらちら。久しぶりに覗いてくれた友達と「今年(の景気)はどんなかなあ」とか「去年出たピーター・アイヴァースの未発表音源はどんなじゃろう」などと言い合いながら茶をすする。どんなでしょうねえ。

お客さんも、ぱらっ…ぱらっ…としか来ないので、外市での見聞を活かして包丁を研ぐ(蟲文庫の台所には、引っ越してきた時から砥石が置いてあった)。そのままなんとなく煮物なんかも作ってみたり。
そういえば今回東京で、数年前から行方がわからなくなっていた友達に再会しました。最寄りが荻窪駅だというので改札口で待ち合わせ(当然、1時間ほど早めに着いてささま書店へ詣でる)、いま住んでいるというアパートへ。相変わらず、最小限の物と色味の、彼女らしいウルトラシンプルな部屋。そしてその片隅にきちんと積んである雑誌が『ロッキング・オン』というのがまた相変わらずで、なんとなく安心。
倉敷から持参した和菓子をつまみながら近況を聞く。まあなんとかぼちぼちやっているようでよかった。帰り際、お土産に、と読み了った本を何冊か持たせてくれる。だから部屋が片づくんだな。

その帰り道、自転車屋さんの中にいた猫2。
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外が真っ暗だったのでぶれぶれ。


昨年も、振り返るとなんだかんだと催しがたくさんありましたが、今年もまたなんやかやいろいろ水面下で動き始めました。それぞれ、確定次第お知らせして行きますのでお楽しみに。
それから、昨秋くらいに「来年は4月中旬までほぼ無休」などと言いましたが、その後なんやかやと出掛ける用事が出来てきまして、またちょこちょこお休みさせていただくことになりそうです。すみません。こちらも決まり次第、トップのお知らせ欄に掲示いたしますので、よろしくご確認をお願いします。

posted by 蟲文庫 at 20:50 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月14日

「ウェルカメ!」

これまでに何回か、出品だけはさせてもらっていたものの、未だ現場を見たことのなかった「わめぞ外市」。ようやく行ってきました。

会場は「池袋・古書往来座」前。
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寒風吹きすさぶ中、午前中から日暮れまでお客さんが引きもきらず。さすがは古本好き。

てっきり、倉敷から送ったみかん箱がそのまま設置してあるものと思っていたら、いちばんいい場所の棚に見栄えよく並べ直されていて思わず棒立ち。棚を使うには全然足りない量だったのですが、それを向井さんがどうにかこうにか工夫してくださったのだと聞きました(ありがとうございます〜)。こんなことならもうひと箱送るんだった。はずかしい。
でもおかげさまで、友人知人が何人ものぞいてくれ、びっくりするくらいの売り上げもありまして、感謝と反省でいっぱいになりました。

初対面の武藤さんに「ウェルカメ!」と言われ、てっきり「今度の朝の連ドラは「ウェルかめ」ですね☆」という意味だろうと思ったら、はるばる岡山からやってきたわたしを歓迎するため、昨夜一生懸命考えてくださったものだったそう。普通、テレビの情報など聞いても右から左だというのに、カメなだけにしっかりと覚えていたのが仇となりました。武藤さん、ごめんなさいというかありがとうございます。その後、会う人、会う人、「ウェルカメ!」と言ってくださる。「苔まして亀でとう」も気に入っています。

そのほか、初対面の塩山芳明さん、pippoさん、研ぎ猫さん、晩鮭亭さん、ふぉっくす舎NEGIさん、往来座ののむみちさん、なつきさんをはじめとした方々。そしておひさしぶりのわめぞメンバーの皆々さまにもお会いできました。
倉敷で、ぽつんとひとり、ただひたすら店番をしているという日々も、たしかに性に合ってはいるのですが、でも、それだけじゃあとても続けて来られなかったなということも、あらためて思いました。
いつもほんとうにありがとうございます。そして、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。またぜひ混ぜてください。

外市名物「研ぎ猫堂の包丁研ぎ」。
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旅猫雑貨店の金子さんのお兄さまです。

そういえば、こちらもお馴染の古陶、古美術の「上り屋敷」さんは岡山のお生まれだということ。明治通りに立ってなぜか岡山の奉還町商店街の話をする。

撤収作業(わたしは周りであわあわしていただけ)の後は、駅近くの居酒屋で関係者20〜30人による打ち上げ。途中から席が近くなった高円寺ハチマクラのオグラさんと、5月くらいに蟲文庫でオグラさんのライブが出来たらいいですねえという相談。出来たらいいなあ。後半、往来座のまこちさんとも久々に話せてよかった。


夜はハルミンさんの家に泊めてもらう。ハルミン邸のにゃんこ先生とも感激の初対面。味わい深い色柄の立派な雄猫。人見知りと聞いていたので心配していたのですが、おもったよりすぐに懐いてくれて幸せでした。猫がひざに乗ってくるなんて、もう最高の栄誉ですよ。
あと、ちょっと写真は載せられませんが、ハルミンさんが数年前に作ったという衝撃の作品もみせてもらう。爆笑必至。これはすごい。

そうそう、ハルミンさんの『わたしは猫ストーカー』、『帰ってきた猫ストーカー』、近日入荷予定です。ひとまず各10冊。すべてサイン入りをお願いしていますので、どうぞお楽しみに〜。


そして、あっという間にもう1月も半ば。例年通り閑散としまくっている倉敷。よくもまあこんな古本屋がつぶれずにいるものだと東京から戻ってくると余計にそう思います。
「意地で維持」、今年もこれを唯一にして最大の目標としてやっていきたいと思いますので、引き続きどうぞよろしくお願いします。
posted by 蟲文庫 at 19:11 | 亀コレクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月10日

コケ・ファンレター

年末からずっと酷かった手指のしもやけが、ひとまずひっこむ。かゆくならないのはもちろん、手のひらをぎゅっと握っても、ぎしぎしした違和感がないのはやっぱりいい。健康ってすばらしい。
なんてことを、しもやけ仲間の例の友人に自慢(彼は、いったんしもやけになると冬中治らないらしい)したら、「でも外市で元通りですね」という返事が返ってくる。くぅ〜。でもほんとにそうかも。

最近、高校2年生の女の子と小学3年生の女の子からファンレターをもらった。うれしい。さすがどちらもコケのことばかり書いてある、素晴らしい頼もしい。返事書くの、緊張するなあ。どきどき。

では、明日から数日臨時休業いたします。14日(火)からまた通常営業に戻りますので、どうぞよろしくお願いします。

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留守番ナドミル。

池袋・古書往来座店頭で行われる「外市」は、本日から! 詳細は以下をご覧ください。

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「外、行く?」 2009年、外初め!
第12回 古書往来座外市〜街かどの古本縁日〜

雑司ヶ谷の関所、南池袋・古書往来座の外壁にズラリ3000冊の古本から雑貨、楽しいガラクタまで。包丁研ぎの実演もあります。敷居の低い、家族で楽しめる縁日気分の古本市です。2009年最初の開催になります。

※2日目の営業時間が変わりました。開店時間、終了時間が1時間ずれて夕方18時までの開催になりました。お出かけの帰りにもどうぞ。

■日時
2009年1月10日(土)〜11日(日) 
10日⇒11:00〜20:00(往来座も同様)
11日⇒12:00〜18:00(往来座も同様)

■雨天決行(一部店内に移動します)

■会場
古書往来座 外スペース(池袋ジュンク堂から徒歩4分)
東京都豊島区南池袋3丁目8-1ニックハイム南池袋1階
http://www.kosho.ne.jp/~ouraiza/
東京メトロ副都心線「雑司が谷」駅 1番出口・2番出口から徒歩4分

▼スペシャルゲスト
蟲文庫(岡山・倉敷)http://homepage3.nifty.com/mushi-b/

にわとり文庫(西荻窪)http://niwatorib.exblog.jp/
九蓬書店(目黒・無店舗)
ハルミン古書センター(浅生ハルミン)http://kikitodd.exblog.jp/
文壇高円寺(荻原魚雷) http://gyorai.blogspot.com/
伴健人商店(晩鮭亭)http://d.hatena.ne.jp/vanjacketei/
ふぉっくす舎 http://d.hatena.ne.jp/foxsya/
嫌記箱(塩山芳明)http://www.linkclub.or.jp/~mangaya/
チンチロリン商店(文系ファンタジックSinger ピッポ)
http://blog.livedoor.jp/pipponpippon/
古書文箱
魚月(女子大生ユニット)
丸三文庫 http://d.hatena.ne.jp/redrum03/
豆惚舎(ずぼらしゃ・カバー販売)http://zuborasha.blog.shinobi.jp/
お客様オールスターズ

▼わめぞオールスターズ
古書現世(早稲田)http://d.hatena.ne.jp/sedoro/
立石書店(早稲田)http://tateishi16.exblog.jp/
ブックギャラリーポポタム(目白)http://popotame.m78.com/shop/
貝の小鳥 http://www.asahi-net.or.jp/~sf2a-iin/92.html
琉璃屋コレクション(目白・版画製作・展覧会企画)
木村半次郎商店(文筆家・木村衣有子)http://mitake75.petit.cc/
m.r.factory(武藤良子・雑司が谷)http://www.toshima.ne.jp/~mryoko/
リコシェ(雑司が谷)http://www.ricochet-books.net/
旅猫雑貨店(雑司が谷)http://www.tabineko.jp
藤井書店(吉祥寺・名誉わめぞ民)
bukuぶっくす(「buku」・池袋)http://www.c-buku.net/
退屈文庫(退屈男・名誉わめぞ民)http://taikutujin.exblog.jp/

▼「本」だけじゃないのです!
刃研ぎ堂(包丁研ぎ) http://www1.tcn-catv.ne.jp/kai555/
古陶・古美術 上り屋敷(会場では特選ガラクタを販売)
http://www.wakahara.com/agariyashiki/
ハチマクラ(高円寺)http://hachimakura.com/

■主催・古書往来座
■協賛・わめぞ http://d.hatena.ne.jp/wamezo/

posted by 蟲文庫 at 13:01 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月08日

ミルフィーユと東京

地方で生まれ育った身としては、なんでもないことでも「やっぱり東京は違うなあ」という感慨を抱くことがあります。
これまで何度かいただいたことのある、東京のとある老舗洋菓子店のスティック状のミルフィーユ。味はもちろん食べやすい大きさと形も好きなのですが、ある時、10歳ほど年長の東京の山手育ちの友人に「○○というお店のミルフィーユもらった」という話をしたら、「ああ、わたしも子供の頃よく食べていましたよ」という返事。
ええっ?! ミルフィーユって、そんな昔(昭和30年〜40年代)から普通(?)にあったんですか! わたしがミルフィーユというものの存在と出会ったのは、たぶん20歳を過ぎてからです。いやもうほんとに、つくづく「さすが東京」と唸った出来事でした。 倉敷では、○十字のワッフルとエクレアがせいぜいでしたよ。

あ、でもこんなことを言うと、火星の庭の前野さんの「蟲さん、お菓子興味ないから…」という声が聞こえてきそうですが。このまえ仙台で、イタリアンのお店のランチセットメニューにナントカというカタカナがあったので、「何これ?」と尋ねたら、前野さんに「デザートよ!」と笑われたのでした。

外市用の本、予定通り荷造りして発送。外市特価の冬物蟲バッグも数枚入れました。わたしは2日目の11日(日)に行くので、いくらかは補充もできると思います。どうぞよろしくお願いします!

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 (おしらせ)

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『競輪ファンエッセイ集 NO MARK』(あざみエージェント)
1000円+税

音楽つながりでもある香川県満濃町のT嶋さんが寄稿されている、競輪ファンによるエッセイ集。T嶋さんのポエム「わたしとじいさんと先行屋と追い込み屋」(金子みすゞ競輪バージョン)に爆笑。
「初心者のための 競輪用語集」と、栞にもなるT嶋さんのハズレ車券も付いてます。
T嶋さんによれば、競輪は(殊に西日本では)絶滅危惧ギャンブルなのだそうですが「でも、自転車がいちばんエコなんですよ。CO2出さんし、フンもせんし」ということです。T嶋さん、ご本業は農業です。

で、蟲文庫のどこに並べたら一番しっくりくるだろうといろいろやってみた結果、ご本人も希望された通り、やはりここが一番いい感じでした。

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P.S.F コーナーの横。
年の瀬に友川カズキのCDがたくさん入荷したところです。

児島競艇と観音寺競輪のCMは子供の頃から慣れ親しんでいますが、行ったことはないです。なにしろ、商店街のガラガラ(ガラポン?)でもティッシュしか当たったことないですから。

posted by 蟲文庫 at 16:54 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月06日

蓑亀のお飾り

朝起きて、ふわ〜とあくびをした途端にピッと口の端が切れる。イタタッと思ってしばらくはあまり大口をあけないように気をつけているのですが、数日後、また油断して、ふわ〜、ピッ、イタタッ。
なんてことを、ひと月ほど前から繰り返していたのですが、最近ようやく切れなくなりました。口の周りは胃腸の弱まりというので、いくらか状態がよくなったのでしょう。そういえば、ここひと月ほど、まったく外食せず、お酒もごく控えめに、とても年末年始とは思えない地味な生活をしているので(いや、たまたまなんですが)、そのおかげかも。

鎌倉のともだちCさんから、豪華なお年賀が届く。

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わらで出来た蓑亀。きゃ〜。

実はこれ、秋に山形へ行ったとき、月山自動車道のパーキングエリア内にある物産コーナーで見かけた(浅生ハルミンさんが「蟲さん、これ!」と見つけてくれた)ものとほぼ同じもの。でもこのとき、なんとなくバタバタしたりで買わずに帰ったおかげで、その後「わらの蓑亀〜」「わらの蓑亀〜…」と、夢にまでは見ないけど、時々思い出しては残念がっていたのでした。
首の付け根に紐がついていて、壁にかけられるようになっています。「おめでたい感じでいいでしょ」というCさんちは、いつも鶴亀で飾っているのだそう(山形で見かけたとき、鶴バージョンもあったかどうかは不明…。あったかもしれないけど亀のことしか覚えてない)。

蓑亀のお飾りなんて、最高!モチベーションが上がります(なんの?)。

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 (おしらせ)

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『山からお宝 〜本を積まずにはいられない人のために〜』
南陀楼綾繁+積ん読フレンズ(けものみち文庫2)1000円+税

蟲文庫にも入荷しました! しかも南陀楼さんのサイン入りですよ。お早めにー。

畠中さんの「積み過ぎて鏡みえず」というの、すごくわかる。うち、猫タワーはないけど、在庫の山の頂上に猫ハウスがあります。

posted by 蟲文庫 at 13:36 | 亀コレクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月03日

田中家、はじめての団欒

今年のお正月、大晦日から元日にかけては、田中家開闢以来の「一家団欒」が催されました。昨年はじめに結婚した弟夫婦が揃ってやってきたのです。
我が家はいちおう四人家族だったのですが、その中に、年がら年中8時には就寝する人と、たいていは家にいない人と、お正月も関係なく仕事をする人(わたしだ)がいたため、大晦日といえば母とふたり、台所で簡単なお節を作りながらラジオでレコード大賞〜紅白歌合戦〜行く年来る年を聞きつつ、なんとなくぼーーっと過ごしてきました。

しかし、いくらなんでも今年はそういうわけにいかないだろう、ということで、テレビを置いている居間にテーブルを出し、いつもよりはいくぶん頑張った料理を並べ、なかなか開ける機会のなかった戴きもののシャンパン(美味しかった!)を開け、紅白歌合戦の現在を確認しつつ歓談。まさに「行事」という感じでおもしろかったですが、でも慣れないことをするとさすがに少しくたびれました。

あ、でも田舎のおばあちゃんやおばさんが、みんなが帰ってくるのを待っている感覚はすごくよくわかるんですよ。このお正月も、里帰りの友人知人が何人か覗いてくれました。お正月、このために店を開けているようなものですからね。なんて、休んでもすることもないですけどね。

そうそう、神奈川から鳥取へ向かう途中という女性(岡崎武志さんの『女子の古本屋』に登場する “シモーヌ・ヴェイユ”の)が立ち寄ってくれて、「年明けの外市行きます!」とうれしいことを言ってくれました。そうだ、もうそろそろ値段付け&荷造りしなくては。

第12回 古書往来座外市〜街かどの古本縁日〜
2009年1月10日(土)〜11日(日) 
詳しくはコチラを http://d.hatena.ne.jp/wamezo/20081208

蟲文庫が「スペシャルゲスト」ということになっていますが、段ボール2箱くらいなんですけど、いいんですかね? ともあれ、11日には終日お店番に参ります。


ご近所猫のUさん。
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なんとなく牛柄。

遅まきながら、あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。
posted by 蟲文庫 at 13:29 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする