◆古本・倉敷「蟲文庫」◆
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2009年06月30日

ロシアのママ友

一昨日の夜、亀が一匹ふえたから名前考えなくちゃー、という夢をみた。小学生男子並です。まったくアホでしょーがないですが、でもこれが翌日半分ほど正夢に。

件のしをりちゃんが、ロシアリクガメのベビーを連れてきてくれました。

生後2ヶ月。
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かわいー。

うちのツブさんと同じ種類。
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ちいさいー。

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名前はまだない。

しをりちゃん、亀を飼うことじたい初めてだそうなので、先輩ママ気取りであれこれとアドバイス。
「すぐ大きくなるから、わざわざ買うのもねえ、けっこう高いし」とか「これ、うちのコはもう使わないから、よかったらー」などと、ベビー用品(もちろん亀用)を貸し出したりする。
活発だし、おめめキラキラで健康そうだし、いまのところ問題なし。このまま無事に大きくなるといいですね。

しをりちゃんは北海道出身なので、やっぱり「めんこい」と言う。

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『おに吉』第4号。

荻窪、西荻、吉祥寺(お・に・吉)の古本屋マップなのですが、冊子状になっいて、加藤千晶、スズキコージ、山崎ナオコーラ、高柳幸一、石丸徳秀、杉浦かおりという豪華執筆陣による読み物なども充実しています。編集長は岡崎武志さん。「おに吉の冒険」(岡崎武志・作、久住卓也・漫画)に涙する。うちのおっちゃんもシベリアに抑留されておりましたもんで。

先日、西荻の興居島屋さんからお電話をいただき、「もうそれはぜひに!」と20部ほどお送りいただいたのです。なにしろ、「ここ、“中央線沿線” ?」と皮肉られるほど、その界隈に友人知人の密集している倉敷・蟲文庫です。

4月末の上京時、西荻のどんぐり舎で、ゼンマイアタマの人らとアホ話を繰り広げていましたら、ちょうどそこへ興居島屋の尾崎澄子さんとにわとり文庫ご夫妻がみえ、はじめましてのご挨拶が叶ったのです。なんでも、まさにこの『おに吉』の打ち合わせのためだったとか。
実はこの時、「あっ、興居島屋さんだ!そして、もしかしてあのおふたりはにわとり文庫の…」と思ったものの、どう話しかけたらいいものかとまごまごチラチラそちらを盗み見ていたら、尾崎さんのほうから「蟲文庫の田中さんですか?」と声をかけてくださったのです。恥ずかしかったですが、うれしかったです。

『おに吉』早いもの勝ちですよ。
posted by 蟲文庫 at 14:43 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月28日

ギリシャかロシアか

売り場に扇風機出動。わたしはまだまだ平気ですが、お客さんのようすがいかにも暑そうになってたので。

近所のしをりちゃんがリクガメを飼い始めるという。ギリシャかな、ロシアかな、ベビーを見るなんてひさしぶりなのでたのしみです(ペット屋さんではいつも見てますが)。お留守の時はいつでも預かりますよー。

うちのツブさん(ロシアリクガメ)。
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元気は元気なんですが、ちょっと水分が足りないなあ、という体形。

予想以上にヒマな土日。でもさっそくGRIMのCDが売れたり、鼻笛が大人気だったのはよかった。あと、数年前にたまたまいらして以来、このブログを読んでくださっているという東京の女性と往来座の外市や新大久保のペット屋さんの話を出来たのもよかったです。


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我らが浅生ハルミンさま原作の映画『私は猫ストーカー』。いよいよ公開間近です!

都内では、いろいろな催しもあるようですよ。詳しくはコチラを。
浅生ハルミンの『私は猫ストーカー』passage http://kikitodd.exblog.jp/

そうそう、ハルミンさまが作詞をされたテーマソングの2番には亀も登場するそうです。

posted by 蟲文庫 at 14:25 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月26日

物干しビアガーデン

梅干し(まだ「漬け」の段階ですが)の様子はまずまず順調。昨夜、すこし重しを軽くする。梅干しという、台所の片隅のあの地味で鈍くさいイメージとは裏腹に、いま段階ではうっとりするほど華やかな甘酸っぱい香りです。

最近は、店を閉めてから店の2階の青空物干し台で、ミルさんをはべらせて「ビアガーデン」を開催するのが流行っています。裏山のせいで夕日はみえないのですが、鳥たちが山へ帰っていくのがみられます。星空は、まあまあ。近所の家々から夕飯の匂いがするのもいいです。

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「扉の向こうが物干しビアガーデンよ」

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こんなところ。

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こんなかんじ。

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お隣の屋根はミルさんの運動場。


こんなところで、ゼンマイアタマの人らとぼそぼそアホ話をしたら、さぞかし楽しいだろう。

お客さんのある時は、少し鉢をどかします。



posted by 蟲文庫 at 18:26 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月24日

反対に書く

通勤途中に猫屋敷(廃屋)があるのですが、もう半年ちかく姿をみなくなっていたオレンジ(薄茶)の猫。

先日ついに「あ、いたっ!」
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と思ったら、あれれ、ずいぶん若い。たぶんあのオレンジの子供だろう。
「オカアサンはどうしましたかー」

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2006年末頃のオカアサン。

それにしてもこの廃屋、たしかわたしが小学生の頃から廃屋だったと思うのですが、まだ崩れていないのが不思議です。猫の出入りがあるからかしらん。

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 (猫猫商会のおしらせ)

GRIM 、ついにCD化されました。

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GRIM/FOLK SONG FOR AN OBSCURE RACE(haang niap Records)
2500円

インダストリアル・ノイズ、と言えば言えるので、なのでそれなりの音なのですが、なぜかぜんぜんうるさくない。感覚が静まり返っているというのか、奥底にあるというのか、普通のノイズとは別の次元にあるような、童話や民話にみられる、あの内側にはりつき染みつくような気持ち悪いかんじがよかったです。そう、すごくいいんですよ。説明がまずいですが。中には、ふつうに聴きやすいリリカルな旋律の曲もあるのですが、それらも同じ感覚で聴かれるのにもまたびっくりします。
80年代に発表されたいくつかの音源の夢のようなCD化。このかっこいいジャケットデザインはさすがの猫猫商会・内田さん。アートワークはGRIMそのものである小長谷淳氏。そういえば小長谷氏は篆刻のプロフェッショナルだと聞いたことがあります。隷書、篆書、甲骨文はわたしもやりましたが、彫るのは下手なんですよねー、あと字を反対に書くのも苦手。空間把握能力に欠けるんですよ。そういえば篆刻の上手い人はたいてい男性ですね。ってそんな話はどうでもいいですね。すみません。
ええっと、そんなこんなで、誰彼かまわずオススメ、というわけにはいきませんが、でもオススメ。GRIM、いいです。蟲文庫には明日か明後日入荷します。

発売元:猫猫商会 http://www.neconeco-rec.com/


そういえば、反対に書くといえば、このまえ工藤家のみなさまと日本語の縦書きについて話していたところ、工藤さんが「でも、(綴る方向が)下から上っていう言語はないですね」といわれ、そういえばそうだそうだということになったのですが、その後、調べてくださったことによれば、「アイルランド・ゲール語のオーガム碑文の例、そして突厥文字(オルホン文字)が稀にそのように書かれるなど、歴史的にもごく僅かに存在する」ということです。へえ〜、あるものなんですね。でも、いまのところ直立でない人類はいないようなので、ひとつひとつの文字そのものは上から下に向かって書かれますから、だから行書や草書、筆記体なんていうのはありえないということですね。

で、いまもうすこし調べていましたら、これは横書きですが、シュメールやアッカドの楔形文字には牛歩体といって、一行目を左から右に綴ると、次の行は文字そのものも裏返って右から左に綴るというものもあるようです(楔形文字は、矢印の組み合わせで出来たような文字で、その矢印の細くなっている方向が読むみ進める方向なのだそうです)。牛歩体、牛がすきを引いて田んぼや畑を耕す動きです。これも碑文です。
ともあれ、基本的には下から上に綴る言語というのは無い、と言ってもたいして差し支えはなさそうです。

すみません、脱線しました。

さようなら

むし
posted by 蟲文庫 at 12:46 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月22日

梅干しのうた

ここ数日、先日がんばって愛媛からさげて帰った梅のにおいで家の中がむせかえるようでした。昨夜、「よし、明日だ!」ということで水につけて寝る。朝、へたを取って水分も取って塩をまぶして重しをする。ぎりぎりまで熟れさせたので(だからすぐに梅酢があがって)たぶん失敗はないと思うのですが。

この前、松山のモア・ミュージックでライブのあった「夕食」というバンドのメンバーのおひとりは農家の方で、その日「夕食セット」という、お米と味噌と梅干しとCD−Rのセットを販売されていました。もちろん全て自家製。あいにくわたしは買いそびれましたが、その中の梅干しはもう、ひと目みただけでテンションの上がるようなすばらしい出来具合。あとで伺ったら、やはりお祖母様の手になるものだそう。そう、あれはプロの仕事ですよね。というわけで、その残像をキープしたままの本日の作業。なんとなく上手くいきそうな手応えがありました。
梅干しのうた、なんていつか作りたいです。おまじないみたいなやつ。

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「でも、あたしたちにゃんこにはちょっと酸っぱいのよね」


旅先で買う古本は、もちろん仕事の上でのものもありますが、たいていその中に一冊くらいは自分で持っておきたい本というのが含まれます。今回は、鮎川信夫の『宿恋行』。鮎川信夫の本はわりあいよく入ってくるので、この詩集もこれまでに何度か売ったこともあるのですが、このたびようやく念願叶って自分の本棚に(※仕事柄、店に出さず自分の本棚に置くためにはそれなりの理由づけがほしいのです)。
というのは、前日のライブで工藤冬里さんが、鮎川信夫の「冷たい雨」に曲をつけたものを歌われた、その歌がとてもよかったから、だから、ということです。本当は「冷たい雨」が入ったものならそれに越したことはないのですが、いくらなんでもそこまで都合よくは行きませんで。

でも後で、買った本を工藤さんにお見せしたら、「あっ、宿恋行!」と小さく叫んだかと思うと即座に「必敗者」の最初の数行(だったと思う)を猛スピードで諳んじたのには、さすがーと思いました。そういえば、マヘルの新しいCDにも入っている工藤さんによるラップは、ラップというよりはなんとなく詩の朗読みたいですごくよかったです。工藤さんの朗読CD、なんてあったらいいのに。


そういえば、近々こんな催しがありますよ。いいなあ、東京の人。

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“ピューリファイ石狩シーツ”

工藤冬里×吉増剛造×藤井貞和

「朗読と、演奏と、歌」
--詩と、詞と、声が降るように--

東京大学駒場キャンパス音楽実習室(コミュニケーション・プラザ北館2F)
6月28日(日) 開場:午後5時 開演:午後5時半
学生:無料
一般:2000円(予約) 2500円(当日)
予約・問い合わせ:yoyaku-blueholiday■mail.goo.ne.jp (■を@に変えてください)
_予約の際は、人数分の氏名、所属(学生又は一般)、電話番号をお伝えください

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もう7〜8年前ですが、東京の西のほうのブックオフで、マーカーでの線引きのある、吉増剛造『生涯は夢の半径ー折口信夫と歩行ー』(思潮社)を105円で買ったのですが、あとでよく見ると見開きにあの特徴のあるご本人の筆跡と思われるメッセージ(誰かに対するお礼のような)が書き込まれていました。いまも売らずに手元に置いています。署名も確証もありませんが、ま、浪漫ということで。

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posted by 蟲文庫 at 14:05 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月20日

すぴー、すぴー

そろそろ寝苦しい暑さになってきたので、二階にある自室から一階のふだんは家人がテレビをみるためだけに使っている部屋に引っ越す。地味な映画や動物番組などをやたらと予約録画している様子なので、深夜でもテレビの周辺から機械音がしたりチカチカ明かりがついたりするので落ち着かない。そういえば、我が家にお泊まりになるお客さまには、たいていここを使いいただくのですが、眠れない方もいらしたかも。すみません。わたしは毎年のことなので、そのうち慣れるんですが。

明け方、すぴー、すぴーという鼾で目が覚める。

ナドさん。
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ちょっと痩せた?と思っていたけど、やっぱりそうでもない?

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「なによ」


夏のようなカラカラのお天気ですが、週明けからようやく梅雨らしくなるようですね。


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東京は早稲田古本屋街「古書現世」の向井さんから、わめぞのフリーペーパー「わめふり」創刊準備号が届く。

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特集「わめぞと行く仙台」。

火星の庭・前野久美子さんの「わめぞ・仙台二都物語」、ジュンク堂仙台ロフト店・佐藤純子さんの「佐藤純子と申します」というマンガ、荻原魚雷さんの「杜の都の古本屋案内」、白シャツ王子こと薄田通顕さんの「京都・高円寺・雑司ケ谷」、そして編集長、武藤良子さんによる「先走り仙台ひとり旅」など。
数に限りがありますので、ご希望の方はお早めに蟲文庫店頭まで。

「古本縁日 in 仙台」は今日明日です。http://d.hatena.ne.jp/wamezo/20090413
posted by 蟲文庫 at 13:02 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月18日

愛媛に行って帰りました

四国愛媛に行ってきました。のんびり日程のつもりが、思いがけず大充実の旅に。
岡山では「行ってきます」のことを「行って帰ります」ということがあります。


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「水、のぼる日」工藤波夫展

元病院だった古いビル全体をつかった絵画とデザインを中心とした展示。
まとまった形で作品を観るのは初めてでしたが、ゆっくりと凝縮された雫のような、詩のようなラインがとてもよかったです。

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階段のおどりば。こんな写真しかなくてごめんなさい。

会場:松山市一番町11−4 倉本ビル。
会期:6月14日(日)〜21日(日)、午前11時〜午後5時。


午後、さくらの湯という温泉へ行ってから、
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夕日ショーを観る。


翌朝、池のまわりと苔のみちを散歩。
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以前ここからつまんで帰ったスナゴケは、いまや大きな植木鉢いっぱいに繁殖しています。

砥部動物園。日本でも屈指の規模を誇ります。
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でも亀のコーナーで夢中になりすぎて、ラクダの写真しか撮ってなかった。
子象の媛ちゃんや、あの有名なシロクマのピース君もいました。

この日午後、急きょ実施された “陶芸教室” に混ざる。
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わたしもろくろ初体験。
あと99個くらい作ったら、いくらか思いが形になりそうだった。

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亀のお皿と奥の一輪ざしは先生。真ん中へんのいろいろは、にわか生徒達。


うどんの「かめや」
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工藤さんが高校生の頃、毎日のように通っていたお店だそう。
讃岐うどんが進出してくるまでは、岡山のうどんもこんな味だった気がする。
待っているあいだについついおでんを食べてしまう方式も同じ。


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夜、松山のモア・ミュージックにて、夕食(という岐阜のバンド)とマツヤマヘルのライブ。

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まさか聴けるとは思わなかった「釜が崎 1」に感激のあまり、その晩なかなか寝つかれず。
こーんどはきみのくちー、がかけめぐる。


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薔薇とじゅんちゃん。

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型にはまるれいちゃん。

最後に松山の街でぶらりと古本屋巡りをして、工藤波夫展をもう一度観てから帰る。古本屋は、東雲書店がよかったです。

旅の思い出に。
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なべ焼き鍋、松の露、『宿恋行』鮎川信夫(思潮社)。

そして、産直コーナーで青梅が激安だったので、ついつい3kgも。しばらく置いて梅干しにします。

posted by 蟲文庫 at 15:35 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月14日

古本屋のマーシャルアンプ

ご近所の中西信一さんより、ご自宅でもてあましているという、図書室の図書カード専用整理棚を譲り受ける。

これ。身長165センチのわたしの目の高さくらいあります。
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そりゃ、一般家庭ではもてあますでしょうよ。

さすが、と自分で言うのもなんですが、うちの帳場にじつによく馴染む。中西さんいわく「古本屋のマーシャルアンプだな」。意味不明ながら妙に納得。ほんと、かっこいー。ちなみにこれは4段積みです。分割できるのです。

引き出し式の台もついていて心躍る。
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わたしはコケ標本の整理に使うつもりです。

いやしかし、「古本屋のマーシャルアンプ」と思うだけで、「邪魔」という文字が「愛」に変わりますね。



明日から愛媛に行くので、あわてて「古本縁日 in 仙台」の荷物を発送。ちょこっとですが参加させていただきます。前野さんからの助言もあって「過去のチラシと亀のハガキセット」という紙ものも入れました。超多忙だというのに、こうしていろいろと気がまわるなんて、ほんとにすごいなあ。尊敬。
遠い空の下から、ご盛況をお祈りしております。うちの古本たちもどうぞよろしく。

 ◎2009年6月20日(土)〜21日(日)
  Book ! Book ! Sendai × わめぞ from 東京 コラボイベント
  古本縁日 in 仙台 〜「わめぞ」の古本・雑貨市〜
 詳細:http://d.hatena.ne.jp/wamezo/20090413

そして、つい最近都内で行われた、シークレットワメトーク「 takeoff Book ! Book! Sendai 」のレポートはこちら。
空想書店 書肆紅屋 http://d.hatena.ne.jp/beniya/20090607

posted by 蟲文庫 at 19:16 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月12日

じめじめフェアで活躍中

田植えのシーズン。田んぼに水が入ったので、カエルのみなさんが大喜び。子供の頃から慣れ親しんだその姿も鳴き声も、決して嫌いなほうではないですが、ただ、夜、どんな音楽を聴いていても、いやおうなくカエルの合唱がかぶって来るのがなんだかね。

昨日覗いてくれた香川県まんのう町のT嶋さん(農業)によれば、以前、京都のお寺で、大友良英さんなどがカエルの鳴き声をバックに演奏するという試みがあったそうですが、我々はさすがに「わざわざ聞きたくはないよな…」「…うん…」という感じです。なにしろ毎日のことなので。

だいたい、カエルの鳴き声が合う音楽って、そんなにないんですよね。あ、でもゆらゆら帝国の新曲?かな、田んぼがどうしたこうしたというやつ(この前、野音のライブで聴いたきりなのでうろ覚え)、あの曲などはどんなでしょう。


枇杷をいただく。大好物なんです。
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T嶋さんちの枇杷はすごーく美味しい。
つやつやぴちぴち。スーパーに並んでいるようなのとは別物です。

青梅関係の作業がひととおり終了。梅干しは来週末あたりでもいいかな。梅酒はお金がかかり、梅干しは手間がかかる。しかも消費が追いついていない。でもやらないと気が済まない。T嶋さんに「ばーさんと一緒やね」というようなことを言われる。そう、やらないとなんか縁起が悪い。


昨日、東京都八王子市にある、有隣堂八王子店の店長であられるS氏から、ご丁寧なメールと以下の写真をお送りいただく。梅雨入りということで、いま店頭では「雨ふりは楽しい〜ジメジメ大好き〜」フェアが開催されているのだそう。

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じめじめフェアで活躍中の『苔とあるく』とうちの苔グッズたち。

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苔、羊歯、カエル、メダカの本などなど。


お近くの方はぜひ覗いてみてください。


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 (PSF RECORDSのお知らせ)

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イナカ者のカラ元気/友川カズキ(CD)2940円

「花々の過失」以来15年ぶり、ギターのみの完全ソロアルバム。

詳細はこちらを。http://www.psfmm.com/product/11484


posted by 蟲文庫 at 14:25 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月08日

むしのお客さん

そろそろ梅雨、それが明けると亜熱帯のような瀬戸内の夏。毎年のことですが、これから当分は気の滅入るような閑な日々がつづきます。
年明けからずっと続いていた催事やなんかが一段落したので、すっかり気が抜けました。ぼー。こんな時、近所にディスク・ユニオンなんかあったら大変なことになりますが、岡山にはないのでよかったです。
あ、でも、最近出たらしいピーター・アイヴァースの未発表曲集は気になりますね。


店番をしていたら、コクワガタのメスが入ってくる。

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鶴形山(店の裏山)から来たんですか?

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コクワガタ、よね?

ピートモスも虫かごもあるので、しばらく飼うことにする。
かわいいわ。


posted by 蟲文庫 at 17:20 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月06日

『苔とあるく』三刷り決定!

昨日のお昼すぎ、WAVE出版のHさんから電話がかかってくる。「えっ!ほんまですかっ!やったー」。
『苔とあるく』、おかげさまで三刷り決定しました。3千部の増刷で、累計1万3千部。この出版不況のさなかに、ちょっと信じられないような心持ちです。ありがとうございます。

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『苔とあるく』蟲文庫店主 田中美穂 著(WAVE出版)1680円
  イラスト:浅生ハルミン、写真:伊沢正名 他

知らせてくれた担当編集者のHさんとも「こんな地味なテーマの本が…すごい!」と喜び合いました。潜在的な苔好きがこんなにたくさんいたなんて。でもほんとうに、Hさんでなくては、こんなポップで真面目な苔の本は出来なかったと思います。わたくしからも苔からも、心よりお礼申し上げます。

さっそく、関係者各位にご報告をしていましたら、さきほど例の友人から「正直、コケ好きの人の多さにおどろいてます。苔は気になるけど、何をどうしたらいいかわからない人も多いんでしょうね。苔とあるくはそんなコケ難民を正しい苔道にいざなう素晴らしい本です。なんじゃそりゃー。ともかくおめでとー」(原文ママ)といううれしい返事が返ってくる。いいですね、「コケ難民」て。

その『苔とあるく』ですが、先月半ばからフェアをやってくださっていた有隣堂秋葉原店に続いて、有隣堂八王子店でもフェアをやっていただけるということ。昨夜は、祝いの酒は冷蔵庫の中のビール1本にとどめて、せっせと販促グッズ作りに精を出しました。営業部のみなさまの熱意のたまものでもあるのです。

カバー裏は、苔マットにミルさんあし。
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ご存知ない方も多いので、あらためてアピール。

それにしても、はるきむらかみに沸く書店の隙間でなんとまあ、ですが、たしかにいかにも苔らしい増え方ではあります。なにしろ隙間といえば専門分野ですからね。
ともあれ今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

posted by 蟲文庫 at 13:03 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月04日

てぬぐい、だいこん

新しく下ろしたてぬぐいの両端をまつる。日本てぬぐいは両端が切りっぱなしで、そこが味わい(というか、てぬぐいとはそういうもの)なのは百も承知なんですが、でも洗濯のたびにあのほつれた繊維が絡まるのがどうしてもいやで、使いはじめにいつもまつり縫いをしています。
なんてことを書くと、ものすごく細かくてきっちりした人みたいですが、もちろんそんなことはなくて、大抵のひとは妙にコマカイ部分とじつに大雑把な部分とを持ち合わせているものですが、わたしの場合、そのコマカイ部分が「てぬぐいの両端をまつる」という行為に現れているというだけのことです。
ほんとにきっちりしてたら、うちの営業時間が「11時頃〜19時頃」なんて公言しませんから。しかも不定休。

大根が辛くなってきましたね。大根おろしは大好きなんですが、あの夏場の激辛は胸が焼けるので苦手です。夏こそ食べたいものなのに。
そういえば、以前は大根といえばさっぱりとクセの無い野菜の代表と思っていたのですが、ある時、近所に住んでいたインドネシア人の知り合いに、「大根だけはどう調理してもあの独特の匂いが消えないから苦手」というようなことを言われ、目からうろこが落ちる思いでした。言われてみれば、大根おろしも、ふろふき大根もおでんの中の大根も、それはそれはすごい匂いです。沢庵やべったら漬けなんてもう、ねえ。いや、いずれも好物ですけれども。

いろいろイベントも終わってからですが、久々に蟲通信など作ろうかと思っているところです。仙台の「古本縁日」に間に合うかな、どうかな。


「よかったころ」のナドミルの写真が好評だったので、もう1枚。
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96年6月、旧蟲文庫の帳場にて。

ビールケースを並べて畳を2枚敷いた「帳場」でした。


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(再入荷のお知らせ)

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『だるまさん千字文』矢川澄子 詩、知久寿焼 絵(トムズボックス)
700円+税


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Souvenir de Mauve/マヘル・シャラル・ハシュ・バズ(mk14 CD)
2100円

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夜の稲/工藤礼子(mk15 CD)
2100円




posted by 蟲文庫 at 20:29 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月02日

実は仲が良くない

6月、梅の実の季節ですねえ。数年前の梅酒や山桃酒など、もういいかげん熟成されていそうなものから引き上げて空き瓶に詰め替え、次なる梅酒に備える。も〜、そわそわしますね。

以前、雑司ケ谷の旅猫雑貨店で買ったペンギン柄のてぬぐいを見た友達が、どぉしても同じものがほしいというので、旅猫の金子さんに電話。ラスト1枚がありました。よかったー。せっかくなので、わたしも愛用している蚊帳ふきんもいっしょに送ってもらうことにする。金子さんと「蚊帳ふきんは、やっぱり白がいちばんですね」と話す。そのほか、メダカやカブトエビのことなども。

旅猫雑貨店 http://www.tabineko.jp/  古本屋さんでもあります。


知人からの問い合わせで、在庫置き場に確かあったはずの宮沢りえのサンタフェを探していたら、なぜかリア・ディソンの写真集が出てくる。いつ、どういう経緯で入ってきたのかさっぱり思い出せない。基本的にうちの店は、このようなおねえちゃんの写真集は取り扱わないのですが、仕入れの9割8分くらいがお客さんから買い取りなので、なんだかんだと溜まってくるのです。「ブ」なんかに持っていったら需要はあるのかしらん。
でもそういえば、わたしが古本屋をはじめた当時(90年代前半〜中盤)は、エロ本を扱うかどうかでも悩んだものでした。

で、サンタフェはありました。


ふだん、ツーショットで登場することはまずないナドミル。

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そう、じつはあたしたち、

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あんまり仲が良くないの。


ケンカをするほどではないのですが、近くにいると、どうも気に障るみたいです。小さい頃は仲良しだったんですけどね。


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よかったころ。
posted by 蟲文庫 at 19:35 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする