◆古本・倉敷「蟲文庫」◆
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2009年12月31日

大晦日の冊子小包

今年のお正月休みは短めなせいか、例年になく静かな30日と大晦日でしたが、それでもおなじみさんの顔がちゃんと見られたのはほんとうにうれしいことでした。いつもありがとうございます。そう、もともと倉敷に帰ってくる友人知人の顔が見たいがために開けているようなものですからね。なんて、他にすることもないんですけどね。と毎年書いてるかもしれませんね。そうかもしれません。すみません。まあいいことじゃないですか、おんなじこと言えるというのは。



今年最後の郵便物は、ある方からの冊子小包。

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『原民喜詩集』(細川書店)昭和27年

以前「いずれ、蟲文庫文庫で原民喜の詩集をつくりたいと思っている」ということをお話したところ「参考に」とお送りくださったのでした。そのお言葉どおり、装幀も造本もとても参考になる。最初のページに、原稿用紙に書かれた自筆の「一つの星に」が印刷されてあって、これにはぐっときました。

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さて、わたしもそろそろ家に帰ろう。一年間ありがとうございました。また来年もよろしくお願いします。よいお正月をおすごしください。
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2009年12月29日

おわりの星を見に

昨夜は、倉敷天文台の今年最後の観望会。木星、月、プレアデス(すばる)、オリオン大星雲などをみました。月夜だったので、オリオン大星雲は「んん〜、言われてみればそういえば…」という感じでしたが、月はクレーターまでくっきりとみえて、おもわずみとれました。

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しかし、天体観測というのはもちろん屋外です。軽装だったせいもあって、外気温2〜3度の中では1時間くらいが限界でした。寒かったー。

当初は、他に数名の参加者があるということだったのですが、みなさんお忙しいのか直前でキャンセルに。で、結局わたし1人に天文台の方3人という状況。ああ、なんだか部員が3人くらいだった高校の生物部を思い出すなあ、と思っていたら、「わたしは地学部でしたよ」「わたしは天文」「本田(實)先生のお嬢さんはたしかA高校で生物部でしたよ」と、世代こそバラバラですが、なんというか似たもの同士。そりゃあ、こんな暮れの押し詰まった時期に、しかも極寒の中で星を見ようというのですから、あたりまえか。でも、冬の夜空というのはやはり格別の美しさです。

野尻抱影が『星三百六十五夜』の、ちょうど昨日(2月28日)の日付のところに、フランスの詩人ブレーズ・サンドラルスの「オリオン」という詩を引いているので、そのまま書き写してみます。

  オリオン

 それは私の星だ
 かの女は手の形をしている
 それは天へ昇った私の手だ
 戦争の間じゅう私は彼女を銃眼から見ていた
 ツェッペリンが巴里を攻撃する時にはいつもオリオンの中からやって来た
 今日かの女は私の頭の真上にいる
 舟の帆檣がこの掌を貫いている 痛いことだろう
 切り放された私の手が絶え間なく釘に刺されていたら痛いだろうと同じように。
                      (堀口大学・訳)


年明けは、もっと重装備で観に行こう。

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お知らせしていた、1月17日開催の、わめぞ主催・ワメトークVol.5「粘菌生活〜コケとキノコとエトセトラ〜」飯沢耕太郎さん(写真評論家・きのこ文学研究家)×田中美穂(蟲文庫店主)トーク&Pippo LIVEは参加応募が定員の50名に達したため締め切られたということです。ご予約くださったみなさま、ありがとうございました。わたしも、まずは風邪をひかないように気をつけたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
posted by 蟲文庫 at 14:06 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ちくさんふたたび

一年半ぶりの知久寿焼さんのライブです。ギター、ウクレレの弾き語り。地味でうれしい夜ですよ。
ご予約の受付は1月1日から開始します。メールもしくはお電話で(※ お電話は営業時間内しかお受けできませんので、ご了承ください)。

【 知久寿焼 広島・岡山ミニミニツアー 2010 倉敷・蟲文庫の巻 】

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●期間 2010年2月20日(土)
●時間 19時開場/19時30分開演
●料金 2500円(お菓子付き、飲み物持参歓迎)
●定員35人につき、必ずご予約ください。
 ※定員に達しましたので、予約の受付を締め切らせていただきました。ありがとございました。(1月6日)


知久寿焼(ちく・としあき):1965年2月10日埼玉生まれ。ギター、ウクレレ弾き語り。地味なテンポでさびしい歌ばかりうたう。2003年バンド「たま」解散。現在へっぽこオーケストラバンド「パスカルズ」ウクレレ、口琴担当。
 知久寿焼website:http://www.officek.jp/chiku/

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2009年12月27日

蟲文庫 外へ行く。

昨日くらいから、盆正月恒例の顔ぶれがちらほら。もうそんな時期なんですね。
来年もすぐそこなので、来年のお知らせふたつ。

今年につづいて、年明けの「外市」に参加させていただくことになりました。

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このすばらしい虫のイラストは武藤良子さん。


「外、行く?」
第18回 古書往来座 外市 〜軒下の古本・雑貨縁日〜

南池袋・古書往来座の外壁にズラリ3000冊の古本から雑貨、楽しいがらくたまで。敷居の低い、家族で楽しめる縁日気分の古本市です。2010年度、外初め。

■日時:2010年1日16日(土)〜17日(日)雨天決行
■時間:16日=11時頃〜19時、17日=12時〜18時(両日とも往来座の営業時間も同様)
■会場:古書往来座 外スペース(東京都豊島区3丁目8−1 ニックハイム南池袋1階

詳細はコチラ http://d.hatena.ne.jp/wamezo/20091229

両日とも、日中はわたしもお店番させてもらおうと思っています。といっても17日はトークがあるので2時くらいまでしかできませんが。
いませっせと本をより分けているところです。

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そして、インチキ手廻しオルガンミュージシャンのオグラさんのライブ。ただいまご予約受付中です。みなさん年末の実感もまだわいてないのでしょう「来年?」とぽかんとした顔をされるのですが、よくカレンダーをみてください。あとひと月を切っているのです。どうぞよろしく。ご予約はメールもしくはお電話で。

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『オグラの単身赴任ツアー2010冬』
*2010年1月22日(金)open 19:00、start 19:30
*予約 2000円/当日 2500円(何れもお茶・お菓子付き、アルコール持参歓迎)

オグラ:1965年静岡県生まれ。1985年より青ジャージ、1993年より800ランプのVo.として活動。2002年より自作「インチキ手廻しオルガン」によるソロ活動開始。2006年2ndCD『オグラBOX』発表。
リリー・フランキー ウェブサイト連載『オグラのヒミツ』: www.lilyfranky.com/reg02/

蟲催事:http://homepage3.nifty.com/mushi-b/events.html


posted by 蟲文庫 at 18:26 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月25日

尾崎一雄とクリスマス

今日は尾崎一雄の誕生日。最近、尾崎一雄について書いていたので、あれこれ読み返しているうちに覚えただけ。クリスマスだから覚えやすい。神主の家のお生まれですが。

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お知らせいろいろ。まずは新入荷。

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『ドノゴトンカ』創刊前夜号(りいぶる・とふん)
1000円(税込み)

この前の塩屋・グッゲンハイム邸でのトークイベントの時にお披露目のあった出来たてほやほやです。内容については、以下の目次をご覧ください。蟲文庫にて通信販売も承りますので、ご希望の方はお気軽に。

【目次】

・辻潤 遺墨
・半重力の書法 山本精一×細馬宏通
・辻潤と吉行淳之介 荻原魚雷
・×と○ 細馬宏通
・辻潤と稲垣足穂と(附・正岡蓉「新花鳥文人往来」高橋信行
・「ゼロ」への憧れ 『大菩薩峠』を読む辻潤 野口良平
・居候論 辻まことからみた父親 大月健
・辻潤年譜ー作成・高木護、菅野青顔、再編ー扉野良人

・歩兵の物語 季村敏夫『山上の蜘蛛 神戸モダニズムと海港都市ノート』書評ー内堀弘
・樹木の墓標 内堀弘『ボン書店の幻 モダニズム出版社の光と影』書評ー季村敏夫

編集ー扉野良人、校正ー郡 淳一郎・木村カナ、辻潤作品撮影ー藤井豊、表紙テキスト翻訳ー細馬宏通・野中モモ、書容設計ー羽良多平吉・米倉みく@EDiX 、発行人ー井上迅

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以下はご紹介のみで、蟲文庫での取り扱いはありません。

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『新・木山捷平資料集』(清音読書会)非売

倉敷駅から、伯備線という出雲に向かうローカル線に乗ると、次の駅が「清音」。きよねと読みます。きれいな名前でしょう。
その清音にお住いの方が発行されているものですが、年譜、作品年表、著書目録、作品資料、研究資料、書簡、木山捷平と黄瀛、木山捷平と井伏鱒二(など交流のあった作家について)、木山捷平と短歌、木山捷平と童謡、色紙、原稿…などなど。木山捷平への愛あふれる、たいへん充実した内容の資料集です。なんと、挟み込みのプリントには、わたしが今年『CABIN』に書かせていただいた「木山さんの梅酒」にまで触れてくださっていました。

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『みんなの古本500冊 もっと』(恵文社一乗寺店)

毎年恒例の冬の古本市にあわせて発行された『みんなの古本500冊』の第二弾「同 もっと』です。わたしも書かせていただきました。自分の好きなテーマで4冊ということだったので、亀の本。『世界の亀の分布図』『うちのカメ』『カメのくらし』『カメの家庭医学』の紹介をしました。いろいろな方がいろいろな本を紹介されていておもしろいです。
こちらは恵文社一乗寺店でお求めいただけます。http://www.keibunsha-books.com/(左側のコンテンツの「恵文社メイド」というところをご覧ください)
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2009年12月23日

とある二都物語と岡山と

昨日はお昼ごろに倉敷を発ち、鈍行列車でゴトゴト神戸。塩屋にある旧グッゲンハイム邸であった「とある二都物語」へ行ってきました。
少し時間があったので、手前の明石で降りてぶらぶらしているうちにJRが事故でストップ。一瞬青ざめましたが、幸いこの区間は山陽電車が並走しているので事なきをえました。塩屋についたところで、扉野さんやかえるさんこと細馬宏通さん、はんのきの中村さんにばったり。しばらく立ち話のあと、中村さんと会場へ。

旧グッゲンハイム邸
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最近、いろいろたのしげな催しが行われている場所です。窓から海もみえます。
来月の「向井千恵・山本精一 duo」も気になります。

結局、その事故の影響でお客さんが揃うのも大幅に遅れたため、予定より一時間ほど遅れて開始となりました。

最初は、にしもとひろこさんと「かえる属」(細馬宏通さん、中尾勘二さん)による演奏。
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オリジナルの他に、永田助太郎の「ある場所」、高祖保の「みかんの実」という、まことにレアな楽曲もありました。かえるさんの「管」という曲もよかったなあ。

休憩をはさんで、季村敏夫さん×石神井書林の内堀弘さんによるトーク。司会は北村知之さん。

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はじめに、『石神井書林目録 16 特集 Rienの時代』(1986)に季村敏夫さんが書き込みをしたもののコピーが配られる。

この日お披露目のあった最新号の『ドノゴトンカ』で、季村さんは内堀さんの『ボン書店の幻』を、内堀さんは季村さんの『山上の蜘蛛 神戸モダニズムと海港都市ノート』の書評を書いておられることや、『ボン書店の幻』に書かれていることのその隙間(行間)のエピソードなどを中心に話が進む。
季村さんの「いたましさの向こうにしか真実はない」という言葉をうけて、内堀さんが「モダニズムというと、スタイリッシュな乾いた明るさみたなことばかりが言われるけど、実際は(例えば戦後史のように)いたましさを伴うものなんだ」と言われていたのも殊に印象深かったです。
「(本に手をかざして)こうやって手かざししたら、その本がこれまで見てきたものが自分にも見えてきたらどんなにいいだろう」という古書だけが見てきた(経てきた)記憶のお話は、ますむらひろしの『永遠なる瞳の群』という石の記憶の物語を連想しました。鉱物で出来た専用の手袋をつけて石をさわると、億という年数を経てきた石の記憶が見えてくる、というものです。
その他、内堀さんが「(聞き取り調査などをしていると)女の人の記憶というのは韻文的で〈すごく使える〉のだけど、男の記憶というのは散文的で〈ほとんど使えない〉んですよ(笑)」と何度も言われていたのも面白かったです。そしてその点、詩人の小林善雄さんは記憶の仕方がどこか女性的で、いろいろと興味深い話をきかせてくださった、とも。それにしても、鳥羽茂も高祖保もともに岡山なので、「とある二都物語」の中で再々「岡山が」「岡山の」という話になるのも不思議な感じでした。
その他、いろいろあったのですが、うまくまとめられませんが、ともかくあっという間の2時間だったのです。また思い出したら書き足します。

会場には、中尾務さん、街の草さん、山本善行さん、ちょうちょぼっこさんなど、普段お会いできそうで出来ないみなさまが大勢。『念ふ鳥 詩人高祖保』の著者である外村彰さんもみえていました。羽良多平吉さんに2ヶ月連続でお会いするというのも考えてみれば不思議。釣りがお好きで「倉敷にも釣りに行きたいんだよねえ」と。
そして、内堀さんともいろいろお話できました。「本なんて、もうお店に行かなくても買えるようになってしまったけど、それでも店をやるんだったら、やっぱり蟲さんみたいな古本屋の形はこれからすごくいいと思う」というようなありがたいご意見もいただく(東京では、古書ほうろうや音羽館を例にあげておられました)。そうか、やっぱりわたしのテーマはこれからも「ナマケモノの○○」でいいのかも、との意を強くする。この店に居ながらにして広がる方法。今後の方針はこれに決まりです。店の中でごそごそいろいろやります。

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鳥羽茂が岡山一中時代につくった同人誌『點景』、「生キタ詩人叢書」の竹中郁『一匙の雲』、『L'ESPRIT NOUVEAU』などの実物。

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鳥羽茂の葉書。人魚の絵がすてき。すごくいい。
こういうのを「眼福」という。

それにしても、こんな場をつくってしまう扉野良人さんという人はやっぱりとんでもない人です。ありがとうございます。


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一昨日受け付けがはじまった、飯沢耕太郎さんとのトークショー。残席15ほどだそうです。よろしくお願いします。

「粘菌生活〜コケとキノコとエトセトラ〜」飯沢耕太郎さん×蟲文庫・田中美穂トーク &Pippoライブ。
2010年1月17日:14:30〜16:30 >詳細 http://d.hatena.ne.jp/wamezo/20091218

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2009年12月21日

I'm knocking reality

年末、という実感などまるでないまま、今日はもう21日。事情があって、締め切り日より一週間ほどの猶予をいただいていた原稿もなんとか書けて、ほっとひと息。とたんにどっと疲れが出る。明日は午後から出掛けるので、それまではゆっくり寝てようと思います。澁谷浩次(yumbo)さんの「これが現実だ」がぐるぐるまわる。いい曲なんです。


ナドさん日なたで毛繕い中。
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ショリショリ

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せっせ

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ショリショリ

「ナドさん」と呼んでみる。
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舌、出たまんまですよ。


ひとつ前の日記でお知らせした、飯沢耕太郎さんとのトークショー「粘菌生活」。本日21時より受付開始です。ご興味のおありの方はどうぞよろしくお願いします。お待ちしております。詳細はこちら http://d.hatena.ne.jp/wamezo/20091218
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2009年12月19日

飯沢様と粘菌生活

取り急ぎのお知らせです。
来月東京で、写真評論家で最近はキノコ文学研究家としても知られる飯沢耕太郎さんとトークをさせていただくことになりました。タイトルは「粘菌生活」。緊張。

詳細は以下をご覧ください。

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「ワメトークVol.5」
飯沢耕太郎さん × 田中美穂 トーク &  Pippo LIVE
「粘菌生活〜コケとキノコとエトセトラ〜」

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キノコや粘菌、コケという、一般の人があまり意識しないものの楽しさ、奥の深さを語れる
お二人のトークです。題して「粘菌生活」。文系Fantasic singer・Pippoのライブも
あり。飯沢耕太郎さん作詞の曲「キノクリキノクラ」「銀塩写真」も披露します。

■日時
2010年1月17日(日)
14:30〜16:30(開場14:00)
トーク 45分×2  ライブ 30分
※当日は、蟲文庫もゲスト参加の古書往来座外市が近くで開催中です。
詳細はこちらで http://d.hatena.ne.jp/wamezo/20091209

■会場
雑司が谷地域文化創造館(東京メトロ副都心線・雑司が谷駅2番出口の上)
http://www.toshima-mirai.jp/center/e_zousi/index.html
■参加人数・料金
50人(予約制)・800円
■募集開始
12月21日(月)21:00〜(告知開始19日)
■応募アドレス(受付はメールのみです)
wamezo.event●gmail.com(●をアットマークに変えて送信してください)
■電話問い合わせ
古書現世(こしょげんせい) 03−3208−3144
11:00〜19:00

■出演者プロフィール
飯沢耕太郎 / いいざわこうたろう
1954年生まれ。写真評論家、きのこ文学研究家。主な著書に『写真美術館
へようこそ』(講談社現代新書)、『増補 戦後写真史ノート』(岩波現代文庫)
などがある。最近は『世界のキノコ切手』(プチグラパブリッシング)、『きのこ
文学大全』(平凡社新書)を刊行するなど、きのこへの傾倒も著しい。「文学界」
2010年1月号より連載「きのこ文学の方へ」を開始。最新刊『写真的思考』
(河出書房新社・河出ブックス)が発売中。

田中美穂/たなかみほ
1972年生まれ。岡山県倉敷市の古本屋「蟲文庫」店主。本業のかたわら
趣味のコケ観察を続ける。岡山コケの会世話人、日本蘚苔類学会会員。
著書に『苔とあるく』(WAVE出版)がある。
蟲文庫 http://homepage3.nifty.com/mushi-b/

Pippo /ぴっぽ
文系Fantasic singer。歌・音楽活動、近代詩朗読のかたわら、わめぞの古本
市などに参加している。2009年10月より月例で、近代詩のちいさな勉強会
‘Pippoのポエトリーカフェ’をはじめ、詩の普及につとめている。
ブログ「ぴっぽのしっぽ」http://blog.livedoor.jp/pipponpippon/

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『キノコ文学大全』飯沢耕太郎(平凡社新書)

わたしも以前から文学の中のコケ採集を趣味にしているのですが、さすがキノコの多様性とヘンテコぶりには嫉妬すらおぼえます(ほんと地味なんだよなー、コケ)。
「キノコの目」の飯沢さんと「コケの目」のわたくし、どんな会話になるのか、楽しみなような不安なような。いえ、不安なのは、緊張するとトンチンカンなことばかりいう自分が、です。なので、せめて、最近採集したばかりの「キノコ文学」標本を携えて行こうと思っているところです。
Pippoさんの「キノクリキノクラ」「銀塩写真」もたのしみ。


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スギゴケ(ウマスギゴケ)とキノコのこども。

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2009年12月18日

ナマケモノの普及活動

予報通り冷え込みました。この前、がんばって灯油を買いに行っておいてよかった。

本日、店内に苔観察コーナーを設置しました。
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裏山コケマップで紹介している13種類のコケのほとんどを、こちらの実体顕微鏡でご覧いただけます。

あの伊沢正名さんと共作。「コケマップ・鶴形山のコケ観察」。
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街中でも見つけやすい、身近なものばかりです。

以前は、希望があれば実際に裏山をご案内していたのですが、最近さすがにそのゆとりはない。寒いし。ということで開始した「ナマケモノのコケ観察普及活動」です。


注文していた、KEBNEKAJSE(ケプネカイゼ)のCD届く。

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KEBNEKAJSE / RASA MOT OKANT MAL(1971年)

ケプネカイゼというのは、スカンジナビア山脈北部にあるスウェーデン最高峰の山の名前。日本ならやっぱり富士山か。で、その麓の村(?)に伝わる民俗音楽をベースにロックをやる、というコンセプトのヘンテコサイケデリックハードロック。普通のハードロックはあんまり聴きませんが、こういうオカシイのは好きです。思わず「ぶっ」と吹きだした。

posted by 蟲文庫 at 16:34 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月15日

消極的前向き

この前の鴨方のコケ講座で、とりあえず年内の公式行事(?)は終了。振り返ると、今年は、いろいろとこれまでやったことがないことをやる機会の多い年だったように思います。性格上、生活上「こりゃやっぱり向いてないかも…」と思うものも多少はありましたが、しかしそれも「やっぱりわたしはコッチだな」と今後の方向性を定める意味ではたいへん有意義でした。などと、なにやら面白みのない優等生的発言ですが、もともとが劣等生で「あれもこれも出来ない、けど、これならなんとかできそうだ」という消極的選択と消極的工夫がベースにあるので、実際のところたいして前向きではないのです。しかしそれはともかく、秋口からばたばたし通しで、現在すこし本末転倒気味。年内は在庫の値付けと品出しをがんばります。まずは健康第一で。

自宅近くのHさんちのわんこ。
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好みのタイプ。

あわただしい季節になりました、そして今週はぐっと冷え込むそうです。みなさんもどうかお気をつけて。

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12月22日(火)冬至の日、神戸のグッゲンハイム邸での催し。わたしも行くつもりです。

「とある二都物語」

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メインの季村敏夫さんと内堀弘さんのトークはもちろんのこと、高祖保が詩作した「みかんの実」の演奏もたのしみです。あ、中尾勘二さんのお名前が。これはますますたのしみ。

◆トークイベント
とある二都物語
山上の蜘蛛、あるいはボン書店の幻 モダニズム詩の光と影
対話−季村敏夫×内堀弘
司会−北村知之

◆日時−12月22日(火)冬至
 16:00開場 16:53開演
 音楽−かえる属(細馬宏通ー中尾勘二)、にしもとひろこ(from たゆたう)
 曲:高祖保作詞「みかんの実」
 18:00 季村敏夫×内堀弘トーク
 20:00 終演

『山上の蜘蛛』と『ボン書店の幻』は、ともに「モダニズム(詩)」を主題にした詩人たちの物語です。その出生において時と場所を異にしながら、この二書はどこか兄弟に喩えたい気持ちを抱かせます。時代の苛酷さはグラデーションのように色の濃淡を変えて今を染めあげています。詩人たちはいつもその苛酷さに晒されて立ちつづけてきました。痕された詩集、詩誌はその姿をわたしたちに辛うじて教えます。おふたりの労作はポンペイの遺跡で見つけられた不自然な空隙に石膏を流し込んだ考古学者のように、詩人たち(ボン書店主・鳥羽茂は出版人である前に詩人であった)を生きた姿でとりだす作業でした。
 戦争前夜のふたつの都市の片隅に舞い降りて消えていった言葉の断片。おふたりの対話はきっと、ページの上で消え入る言葉をふたたび舞わせ、かつてそれが舞い降りてきた空の方角を指し示すにちがいありません。

主催−りいぶるとふん‘ドノゴトンカ Donogo-o-Tonka’
共催−塩屋音楽会/震災まちのアーカイブ

◉場所−旧グッゲンハイム邸
http://www.geocities.jp/shioyag/index.html
655-0872 神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
Tel: 078-220-3924 Fax: 078-202-9033
JR山陽塩屋駅、北側線路沿いを東へ200m後、トンネルをくぐり、さらに100m、遮断機を越え、すぐ。駅より徒歩5分。*駐車場はありません。

◉料金−予約 2,000円/当日 2,500円
予約・問い合わせ−旧グッゲンハイム邸事務局
TEL:078-220-3924 FAX:078-202-9033 
E-mail:guggenheim2007(アットマーク)gmail.com

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2009年12月13日

鴨方の夜空と地面

今日は、鴨方(かもがた)という、倉敷から西へ電車で20分ほど行ったところにある町の図書館からコケ講座の講師として呼んでいただきました。定例の生涯学習講座のようなものの一環で、参加されたみなさんは、地域の「常連さん」が多く、わきあいあいとしてとてもやりやすかったです。ここは、東大の天文台(国立天体物理観測所)のそびえる町なのですが、そのふもとで地べたのコケ観察、というのもまたよかった。

まずは、会場である町屋公園のお座敷で簡単な挨拶と説明。
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館長のKさんは絵心のある方で、かわいい猫の絵のはいったポスター(?)を
つくってくださっていました。
この猫は「窓から庭のコケを覗いている猫」だそうです。

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敷地内の植え込みや、すぐ隣の鴨神社で野外観察。

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左:ちょうど蓑をかぶっていた「ミノゴケ」。
右:苔むした樹幹や岩などに生える「ノキシノブ」(シダ植物)。

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そして会場に戻って顕微鏡観察。

町中の「やっかい(=同定が非常に難しい)」な種類が多く、講師の立場としてはツライ部分もありましたが、でも基本の「じっくり見るとずいぶんいろんな種類がある」「“コケ” と “コケじゃないコケ”の見分け方」「蘚類と苔類の違い」そして「顕微鏡で見るとすごくきれい」というところは実感し理解いただけたのではないかと思います。

これでみなさん、これからはどこを歩いていてもコケが目について仕方がなくなることでしょう。また、隣町のK学園の生物部の生徒さんと先生、お祖母さま同伴のコケ好き少年など、未来のコケ業界に光がさすような出会いもありました。

お世話になった岡山コケの会の西平さん、田村さん、そして鴨方図書館のK館長、Sさん、ほんとうにありがとうございました。
お土産に、特産のかも川素麺までいただいてしまった。冬場はにゅうめんもいいですね。


そしてもちろん買って帰った「天文台もなか」。
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しつこいようですが、絶品です。元来あまり最中好きでないわたしが言うのですから間違いありません。
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2009年12月12日

念ふ鳥、しろたま

午前中、岡山のM書店(古本)のN店長が覗いてくれる。地元の同業者と話すのなんて何ヶ月ぶりでしょー、とうれしくなる。しかも帳場に置いていた『念ふ鳥 詩人高祖保』を見て、「あ、これ僕も買ってしまった」と、しばらく龜鳴屋さんの話題に。ますますうれしくなる。すみません、こういう会話に飢えております。今年はついに実現しなかった木山捷平ツアー。来年こそはと小さく盛り上がる。できれば高祖保ツアーもしたいですね、とも。

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『念ふ鳥 詩人高祖保』外村彰(龜鳴屋)


明日は天文台のある町、鴨方でコケ観察講座です。なので店は休みます。日曜なのにごめんなさい。


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 (おしらせ)

福岡のとんつーレコードより。

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『アメリカまで』遠藤水域(書籍・1500円+税)


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しろたま/梅田哲也(CD+DVD 3000円)

今年の春、テニスコーツのさやさんが、勝どきのギャラリーで開催中だった梅田哲也さんの個展へ連れて行ってくれたのですが、その展覧会がとても面白くてすっかりファンになりました。この「しろたま」にしても、うまく説明できないのですが、いや、ほんと面白いんですよ。なかなか出てこないシリーズ(勝手に命名でしかも何の工夫もない。ごめんなさい)のジャケット、DVDバージョンもすばらしいです。が、これまた説明が難しいので、とにかく蟲文庫店頭まで、ぜひ。

詳しくはコチラを http://www.03150.net/(とんつーレコード)


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大野麻里さんによる「鳥展 その2」は好評のうちに終了いたしました。お越しくださったみなさま、ありがとうございました。

posted by 蟲文庫 at 16:07 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月10日

生姜におまかせ

なんだか年々しもやけになりやすくなっている気がする。いやだなあ。運動不足が大きい、というのは重々承知しておりますが、やっぱり運動は嫌いなので、座ったまま血行をよくする方法を考え、「ジンジャー・シロップ」をつくる。ジンジャーエールの素みたいなものです。クローブが決め手ですが、わたしの行動範囲のスーパーではホールが手に入らず、仕方ないのでパウダーで。


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こないだ、ご近所のN氏から借りた、zamla mammaz manna の Schlagerns Mysteik/For Aldre Nybegynnare がすごくいいのですが、この2枚組LPを店番中に聴くのはかなり手間なので、CD買ってしまった。ああ、こんなナマケモノだからよけいにしもやけになるのかも。よし、やっぱり生姜に任せるしかない。

以上、ナマケモノのしもやけ対策について、でした。

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 (おしらせ)

今年5月のライブも盛況だった、インチキ手廻しオルガンミュージシャン・オグラさんのライブが決まりました。

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『オグラの単身赴任ツアー2010冬』
*2010年1月22日(金)open 19:00、start 19:30
*予約 2000円/当日 2500円(何れもお茶・お菓子付き、アルコール持参歓迎)

オグラ:1965年静岡県生まれ。1985年より青ジャージ、1993年より800ランプのVo.として活動。2002年より自作「インチキ手廻しオルガン」によるソロ活動開始。2006年2ndCD『オグラBOX』発表。
リリー・フランキー ウェブサイト連載『オグラのヒミツ』: www.lilyfranky.com/reg02/

蟲催事:http://homepage3.nifty.com/mushi-b/events.html

posted by 蟲文庫 at 16:57 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月08日

店舗とトイレと人間と

今日はけっこう暖かで、表を開けっぱなしていてもつらくないです。最近、これ、という聴きたい音楽がなくて(周期的にそういう“スランプ”みたいな時がある)落ち込んでいたのですが、このまえ大阪にオンリー・ワンズを観に行った時にOさんからもらった、「The Wire」(イギリスの音楽雑誌)の1982-2002 Audio Issue という3枚のCDを聴いてみたら、これがなかなか面白かったです。Steve Lacy、Derek Bailey 、不失者、Fela Kuti、Suicide、Sonic Youth 、大友良英、San Ra、This Heat、ウィリアム・バロウズの朗読、nurse with wound、などなどなどなどが、傾向別でも時系列でもなんでもなくずらずらと入っているのです。D.A.F なんて懐かしー。

昨日の午前中にはうすだ王子、午後にはIさんがみえる。付近の銭湯や古本屋やうどん屋などの地図を描いてお渡し。夕方まであちこちぶらぶらされたご様子。Iさんは、わたしがあえて地図から外していた、一番わかりにくい場所にあるディープな銭湯(定休日だったのです)まで発見していて面白かった。まあ、小さな町なんですけどね、ほんとに。
閉店後、帳場の本をどかして小宴会。うすだ王子の将来的なビジョンなどを伺う。わたしも年数だけはたしかに「先輩」にちがいないですが、いくらお勤めとはいえ、すでにある程度お店をまかされてひととおりのことはわかっている王子の参考になるようなことは何もないんですよねえ。けど、まあ、ひとつ言えるとすれば、店舗にはトイレがあったほうがいい、ということです。トイレ無しの店舗はやめといたほうがいい。だって、人間だもの。

今朝、駅まで行った帰り道。
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地味ですが、ベンチの上に猫がいます。


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 (Slubmusic のおしらせ)

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杉本拓/13 14(slubmusic tengu 4)CD・2000円

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徳永将豪/alto saxophone(slubmusic SMCD 17)CD・2000円


杉本さんご自身のブログによれば「“13 14”はキャプテン(秋山徹次)とのギターデュオ(曲は特にデュオのためにつくったわけではない。ギター4〜5人でやるのも面白そうだ)。徳ちゃんのは即興のソロ。サックスなんですが、まるでサイン・ウェーブのような、端正で美しいサウンドです。眠気を誘発します(笑)」ということです。

それから、既に数人の方から「次はまだなんですか?」と尋ねられていた杉本拓さんのライブ第2弾。まだはっきりはしていませんが、4月か5月くらいに、実現するかもしれません。おたのしみに。

posted by 蟲文庫 at 12:46 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月06日

Tさんのストーブ

ついに、というかようやくなのか、冬らしい気温になったので、あわててストーブを出す。買い置きの灯油があってよかった。

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駅前からここに移転して来た時、向かいにお住いだったTさん(「ふんどしの紐」の)から、「おねーちゃん、うちで余ってるんだけど、いらないかい?」と頂戴したアラジン。隙間だらけの日本家屋にはもってこいですが、ただ、タンクが小さいので、わりあい頻繁に給油せねばならないのが難点といえば難点。まあでも、贅沢はいえません。

というわけで、今年もまた自転車に灯油缶積んでガソリンスタンドを往復する日々がはじまりました。あ、でもまだ今年の値段知らない。どうなんでしょう?
posted by 蟲文庫 at 18:11 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月04日

ワンピースと腕貫

珍しく洋服の話題。ほぼ年中、ジーンズにシャツ(主に黒)という出で立ちですが、もともとはワンピースが好きです。このまえ思い立って箪笥の中を調査してみたところ、色柄デザイン的にまだいけそうなのが3〜4枚。ですがこの季節、ワンピースは足が寒い。タイツ嫌いだしなー。でも、最近すっかり定番になったレギンスもなんかなあ、と思っていたのですが、昨日、ふと母親(60代)の姿をみやると、しっかりチュニック+レギンスという格好。しかも「スパッツ」と言わず、ちゃんと(?)「レギンス」と言っているではないですが。い、いつの間に…。で、ショックを押し隠しつつ、ちょっと借りて、ワンピース+レギンスという格好をしてみる。おお、なんか新鮮。そして意外と寒くないしラクチンだ。おまけに、いまあるもの(ワンピース、しかもお気に入り)の活用、と思えばいつのまにやら抵抗感も薄れ、さっそく来週あたり、わたしもレギンス買いに行こうかしら、という域にまで到達。
じつは、この前の広島でのトークの時、ナンダロウさんから冗談めかして「蟲さん、なんでいっつもそんな同じような格好なの?」と突っ込まれてからけっこう気にしていたのです。いえ、同性の友達からはよく指摘されることなんですが、さすがに男性から言われるとねえ、オクサン。

というわけで、結局は「実用」のほうへと向かってしまう性格上、ぜんぜんオシャレじゃない話になってしまいましたが、似合うかどうかは別として普段着に変化がついたのはたいへんうれしい出来事でした。最初は「なにあれ〜?」と思っていたものも、だんだんと慣れるものですね。あれもこれも所詮「これいいでしょ」と言ったもん勝ち。まあ、だから「Fashion」なので、そりゃそうなんでしょうけれども。だったらそのうち、腕貫が流行ったらいいのになあ。事務員の人が装着している黒いアレ。袖口が汚れないしいいんですよね。服って、袖口だけ傷んでダメになることも多いじゃないですか。最近まあまあ普及してきたアームウォーマーを袖の内側でなく外側にかぶせる、というあたりから徐々に攻めて(なにを?)いくといいかもしれません。あ、でも業界では服が長持ちしちゃダメなのか。じゃあ、せめてオルタナティブで。

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あたしは生涯シマシマでいくわ。

posted by 蟲文庫 at 13:19 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月02日

新聞、明日でした

月があけると「えと…家賃払ったっけ…」とふと不安になる。あれこれバタバタしているようでも、基本的には日々同じようなことを繰り返しているわけなので、自分の中の中銀本町出張所の2台しかないATMに並んだ記憶は、あれは先月のことだったのか、それともつい数日前のことだったのか、あまり自信がない。そういえばこの前、亀を飼っている人が「亀にエサをやったかどうかで同居人とよく口論になるんだけど、毎日おんなじような生活しているから、今日やったんか昨日やったんか思い出せなくて」と言っていた、まさにそんな感じ。なんて、「まさに」という言葉を使うほどポピュラーな例でなくてすみません。いやまあ、通帳をみればわかることなんですけど。

それから(?)この前、今日から中国新聞のコラムの連載が、とお知らせしましたが、すみません、明日からでした。間違えました。
ところでこの新聞のコラムなのですが、いつもの「です、ます」調ではダメということだったので、めずらしく「だ、である」調で書きました。なんだか自分で書いているのに自分が書いているんじゃないみたいでおもしろかったです。


葉の落ちたアカシア。
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トゲ。かっこいい。(於 天王寺動物園)


ただいま展覧会開催中の大野麻里さんがブログをはじめたそうですよ。時々「大野」を「犬野」と書かれるから(?)
「犬の日記」http://blog.goo.ne.jp/inunomari

posted by 蟲文庫 at 12:46 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする