◆古本・倉敷「蟲文庫」◆
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2011年04月26日

猫の温室

気温低めの春ですね。夏野菜の種蒔きや苗の植付け、いつにしようかとカレンダーを眺めつつそわそわ。近所の人が済ませていたりすると余計に落ち着きません。でもまだちょっとだけ早いような……とそんな揺れる思いを、比較的丈夫な多肉植物の植え替えにぶつけているこの頃。球根でぎちぎちになっているムスカリの鉢もなんとかしないといけません。

植え替え完了の鉢を手に、二階の物干し台に出ると。

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あっ。

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ねこ。

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近所のしろちゃん(本名:ミントさん)おくつろぎ。

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店猫時代のうちのナドさんも、よくここで寝ていましたよ。

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2011年04月23日

新山のヤマツツジ

まだら、ともいえますが、色とりどりの緑が山々をおおう季節になりました。桜にとってかわるピンク色はヤマツツジ。

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すこし紫がかった、いちばん好きなピンクです。


早期退職されたばかりという高校時代の恩師が覗いてくれる。最後は木山捷平の母校である矢掛(やかげ)高校(旧制矢掛中学)で教鞭をとっておられたこともあり、宮本常一の「記憶されたものだけが、記録に留められる」という言葉を引いて、これからは地元である「 “木山文化圏” のことについて、見聞きしてきたことを残していきたいと思うんですよ」と言われていました。
先生は、わたしが『CABIN』に書いた「木山さんの梅酒」を、いたく気に入ってくださっているようでしたが、そういえばあの文章も「書いておきたい」という気持ちで書いたものでした。

(注:“木山文化圏”というのは、岡山県南西部から広島県福山市にかかる備後地区一帯のことで、命名は荻原魚雷さん。有名なところでは井伏鱒二など、地味ながらも数多くの文化人を輩出しています)

先日訪ねた笠岡市新山(にいやま)付近の写真。
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中央の薮の右側に見えているのが、木山捷平生家の屋根です。

先生のご自宅もここからすぐのところにあるのですが「たぶんこの風景は、木山捷平が生きていた頃からそんなに変わってないはずですよ」と言われていました。


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(再入荷のおしらせ)

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入荷後、あっという間に売り切れた(といっても10枚だけどね)、テニスコーツ「ときのうた」。どーんと再入荷しました。これで当分安泰。評判や反応もとてもいいです。
posted by 蟲文庫 at 13:17 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月19日

ホトケノザの甘い蜜

自宅の近所のKちゃん(小5)から「いいねえ、田中さんちのお庭は」と言われたので、「なんで?」と聞き返したら、「ホトケノザがあって」という返事でした。

我が家の庭のホトケノザ。
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雑草ですが、かわいいので数本抜かずにいたのです。

Kちゃんは、この花をつまんで「ちゅっ」と蜜を吸うのが好きなのだそう。いっしょに来ていたSちゃん(小3、姉妹ではない)から「サツキもいいよ」とすすめられていました。わたしはサルビアが好きでした。

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漫画家のわかつきめぐみさんから、新刊『やにゃか さんぽ』をお贈りいただきました。

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『やにゃか さんぽ』わかつきめぐみ(白泉社)

谷根千に住み着いた仔猫「やにゃか」が街猫になるまでの物語。白泉社のHPで連載されていたものがまとめられています。わかつきさんとは、文庫版『言の葉遊学・ご近所の博物誌』に解説を書かせていただいたことが縁で行き来をさせていただくようになりました。あとがきには、一箱古本市、わめぞ、そして蟲文庫の名前も! あ、一箱古本市の様子は本編にも登場しますよ。

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以前『早稲田古本屋日録』向井透史(右文書院)のカバーに使っていただいた谷中墓地の猫写真。
第一話から登場する、江戸っ子の太助(もちろん猫)みたい。あの貫録といい。

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「秋野不矩展」

笠岡の竹喬美術館で今週末からはじまります。浜松市秋野不矩美術館のコレクションを中心とした展示です。

・平成23年4月23日(土)〜6月5日(日)まで。
・時間:9:30〜17:00 月曜休館(ただし5月2日は開館)

笠岡市立竹喬美術館 岡山県笠岡市六番街1−17 
電話:0865−63−3967

2001年に亡くなった時の朝日新聞の大きな特集記事の切り抜きは、いまも家の中のどこかにあるはずですが、扉野さんのお祖母様だと知った時はほんとうにびっくりしました。扉野さんも、期間中に行けたらいいなあと言われていました。
posted by 蟲文庫 at 12:09 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月16日

いつもポケットに付箋

桜が咲き亀も目覚めたことだし、と冬物のコートなどを洗濯すべくポケットの中を探っていると、どの上着からもいちいち付箋が出てきて思わず笑ってしまいました。出先で本を読んでいて、気になったところにすぐに貼るためのもの。これからの季節は、どの手提げ袋のポケットにも、ということになります。

咳喘息のほうは小康状態ですが、声嗄れはだいぶマシになりました。とくに酷かった時の自分の声、誰かに似ているなあとこないだから思っていたのですが、そうでした、映画「海炭市叙景」の、あのおばあさんの声。
昨日、ある方からいただいた函館のタウン誌『街』に掲載されていた「海炭市叙景」の制作委員の方々の会談を読んでいて思い出しました。電話をかけてきた人がびっくりするはずです。


話題とは関係ないですが、顔なじみのお客さんからいただいた写真。

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(撮影:大西公明)

日が暮れてからの蟲文庫。このあたり、夜はほんとうに暗くて静かです。

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 (新入荷のおしらせ)

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テニスコーツ/ときのうた (mk-34) 2000円

ひさびさの、自身のレーベルmajikickからの発売です。胃の腑にまでしみこむ、ひそやかで生々しくやわらかく、どこまでもつづく音楽。あ、生々しいって語弊があるかな。でもなんだか、さやさんと植野さんがそこにいるようですよ。

ジャケットは、例のなかなか中身まで辿り着けない、カスミトリオ、ゑでぃまあこん「やっほのぽとり」、梅田哲也「しろたま」のアレ。好きなんです。こちらもおたのしみに。

取扱店舗一覧はこちら:http://blog.tenniscoats.com/ 

蟲文庫での通販も歓迎します。
posted by 蟲文庫 at 12:39 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月14日

The August Songs

美術作家の永井宏さんが亡くなった。あまり楽観はできない病状だということを、去年の夏くらいに聞かされて、それでも、いままで通りに電話でおしゃべりをしたり、インターネット上に書いておられる言葉などを読んでいたから、あまり実感がわかなくて、そして訃報が届いたいまも実感がない。
まだ、どう捉えていいのかわからなくて、何も書けませんが、でもわたしが文章を書くようになったのは、永井さんのおかげなので、またすこし時間をおいてから、ちゃんと文章にできたらと思います。

今夜がお通夜。明日15日(金)が告別式ということです。

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「どう?元気?」というセリフからはじまる永井さんからの長電話は、
そうか、もうかかってこないんだな。
さみしいです。
posted by 蟲文庫 at 11:52 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月09日

シマ子さん現る

一昨日くらいから急に暖かくなりました。桜はほぼ満開。すでに日差しは暑いくらいです。

そんな陽気に誘われて裏庭の掃除をしていたら、昨秋、この庭のどこかで自主冬眠に入ったまま行方不明だったヤエヤマイシガメのシマ子さんが、これまたどこからともなく現われました。

どこで寝てたんですかー?
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「それはヒ・ミ・ツ」

他の亀のみなさんも、2日ほど前に起きました。やはり、桜が咲くと亀が起きますね。

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右:シマ子の夫「タマ夫」。奥さん戻ってきてよかったねえ。
左:うんきゅうの「トチ」。

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そして、お見合い中のイシガメ「むいちゃん」と、新入りの「きーちゃん(本名:菊男)」。
なかなかいい感じ。ちなみに大きいほうがメスです。

その他、クサガメの子「ちょき」、ロシアリクガメの「つぶさん」、自宅のクサガメ「サヨイチ」もみな元気。なんだかんだで総勢8匹になりました。

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熱を出したおかげで、風邪のほうはあっさりと治りましたが、その風邪が呼び水となった咳喘息。今回はなかなかやっかいです。いつもの薬が、どうもいまひとつ効かない。先生が「この吸入(気管支拡張剤)もだんだん進化してるんですよ〜」と言っていたけど、喘息のほうも進化してるのでしょうか。咳もしんどいですが、そのたびに肋骨の一番下あたりにある軟骨どうし(?)が触れ合い「ごりっ」と音がして激痛が走るのがさらにしんどいです。普段は接触しない部分が繰り返し擦られることにより炎症を起こしている模様。

そういえば、1回の咳で2カロリー程度消費すると言われますが、痛みが伴うので、たぶんその倍のカロリーは消費しているはず。咳喘息ダイエット。でもこれ以上痩せる必要はないのです。しばらく、すりおろしたリンゴとゆでうどんしか食べてないので、早く大人の食べ物が食べられるようになりたいです。
posted by 蟲文庫 at 18:25 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月06日

不審(がられる)電話

ここ何回か、電話が鳴り「はい、蟲文庫です」と出ると、途端にガチャっと切れる。なんだろう…と不審に思っていたのですが、不審なのは、たぶんわたしの声のほうだということに、しばらくしてから気がつきました。普段はどちらというと子供っぽいタイプの声質なのですが、いま風邪のせいで引攣ったような超低音ハスキーヴォイス。そりゃあ、知り合いほどびっくりするでしょう。電話は急なので、余計に掠れるのです。ということで、しばらくへんな声ですが、蟲文庫の電話にわたし以外の人間が出ることはありませんので、どうぞご安心ください。でも、正直なところ、まだ筆談したいくらいの状態ではあります。

昨日一昨日、ひさしぶりに熱を出して寝込んでいました。病欠(?)なんて、何年ぶりでしょう。
そして、それら風邪の諸症状が収束に向かうにつれ、こんどは夜間の咳がひどくなり、心配したとおりアレルギー性の喘息へ移行。今朝、病院で気管支拡張剤をもらって様子をみているところです。これで落ち着いてくれるといいのですが。

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病院の横の小学校。ほぼ満開の桜の木が1本ありました。ほかはまだ3分咲きくらい。

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 (おしらせ)

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かえる目「拝借」入荷してます!

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 (京都・ガケ書房からのお知らせ)
 
ガケ書房前でシューカイがあります。
もしお時間ありましたら、ぜひ足をお運びになってください。

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各人が身の回りに持っているもの(モノ、唄、作品、ことば)
を投げ銭という形で手放す(リリース)ことで
「想像力を善きことに使う」(古川日出男)試み。


4月10日(日)12:00〜日没まで
「ガラクタを想像力に変える投げ銭市」 ガケ書房 正面
(15:00から震災避難されている方達の集会あり)


古本、作品、歌声やお経や演奏、パフォーマンス、身の回りのものなんでもをすべて投げ銭で交換する。
ライブステージが無い時間は、自由参加枠として、飛び込みで自由に個人の所有物を販売したりも可能。

タイムテーブル:
AUX 12時〜
かりきりん 12時35分〜
かえるさん 13時10分〜
たゆたう 13時45分〜
長谷川健一 14時20分〜

前野久美子(bookcafe火星の庭)、早尾貴紀 15時〜 
(関西に一時避難されている方たちの震災避難集会)

スズメンバ 16時40分〜
ふちがみとふなと 17時15分〜
林拓 17時50分〜

<出店>
町家古本はんのき 柴洋(オーガニック洋裁カフェ)
100000t(古本) 古書コショコショ ほか
posted by 蟲文庫 at 16:45 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする