◆古本・倉敷「蟲文庫」◆
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2011年12月25日

年末の月末

てんやわんやが落ち着いてくると、今度は、その間にうっかりしていたり、忘れたふりをしていたことなどが次々に姿を現し、それはそれでまた……という日々。もう来週はお正月なんですね。でもその前に「月末」ですね。いやはや。

トップのお知らせ欄にも書きましたが、28日(水)〜1月5日(木)までは休まず営業します。もちろん大晦日も元日もということです。よろしくお願いします。
盆暮れ正月の倉敷は、ちょっとした観光シーズンなのです。


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(新入荷いろいろ)

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『DECO・CHAT vol.1』旅と本のコラム
(編集:中務秀子 発行:deco社)700円


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『modern juece』第8号 特集:わたしの住処
(編集:近代ナリコ 発行:黒沢書店)840円


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『ぽかん』01 小特集:ハロルドとモード 少年は虹を渡る
(編集:真治彩 発行:ぽかん編集部)850円


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『ぽかん』02 特集:私の大阪地図
(編集:真治彩 発行:ぽかん編集部)1000円
posted by 蟲文庫 at 17:36 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月16日

蟲文庫についての本

一段落しました。といっても、まだまだ年内は気が抜けないのですが、最大の山場はこえた感じです。ああ、ちょっとだけ楽になりました。

ここのところずっと取り組んでいる蟲文庫についての本。1993年秋、無謀にも「そうだ、古本屋になろう」と思い立ってから現在にいたるまでを、書き下ろし半分、あとの半分くらいは、これまでに『早稲田古本村通信』や『CABIN』『SUMUS』などに書いたものを収録という形で一冊にしたものです。
ただ、得意の「貧乏話」も、一冊にまとまると非常にクドくなるため、全体のバランスをとるのにはかなり苦労しました。というか、最後は「しょうがない、これが現実だ」というところで自分を納得させた部分もあります。yumboを聴いて、がんばりました。

ともあれ、古書現世の向井さんが声をかけてくれたのがきっかけで書きはじめた「蟲文庫のこと」が本になるというのは、ほんとうにうれしいことだと思っています。 
いまのところ、2月上旬発売の予定。版元は洋泉社です。どうぞよろしくお願いいたします。


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ナドさん、ミルさんも登場します。


しかし、「苔についての本」と「蟲文庫についての本」と「亀についての本」。
こうして並べてみると、あんまり違和感ないですね。
posted by 蟲文庫 at 13:11 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月14日

前島の月

ご無沙汰しています。来年2月に出る予定の蟲文庫についての本がいよいよ大詰め。ここのところずっと脳内がぐるぐると渦巻いていて船酔いみたいになっております。

そんな中、先週の土曜日は一日店を休んで岡山コケの会の総会(会議のような忘年会のような)で、瀬戸内海の前島へ行ってきました。島といっても、牛窓港から渡しフェリーで5分なんですが。

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ダンゴゴケ。一昨年見つかった日本新産。

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田んぼのウキゴケ。これは絶滅危惧種です。
(注:以上の2種類は、前島ではなく、瀬戸内市〜岡山市に生えていたものです)



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早朝の瀬戸内海。
これでも「この辺にしちゃあ荒れとるなあ」という海です。

前島に泊まった夜は、ちょうどあの月蝕。いちばん進んで真っ暗になった時には、オリオンが紛れてしまうほどの星空でした。南に向かって海が開けた場所で、ここならカノープスもばっちりだなあ、というロケーション。今度は望遠鏡担いで行きたい(今回は顕微鏡でした)。そういえば南半球に行くと、望遠鏡座と顕微鏡座という星座もみられますね。

※岡山コケの会事務局は、来年から蟲文庫内に移ります。よろしくお願いします。


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(おしらせ)

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ジャド・フェア&テニスコーツ『エンジョイ・ユア・ライフ』
(Sweet Dreams Press )CD 2310円 入荷しました!
posted by 蟲文庫 at 15:40 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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