
『わたしの小さな古本屋』田中美穂(ちくま文庫)780円+税
カバーの版画は平岡瞳さん、デザインは横須賀拓さんによるものです。
いいでしょ。
帯を取るとこんな感じ。
よく見ると、猫のミルさんもいるのです。
単行本の時ページ数の関係で入れられなかったもの4篇と、比較的最近書いたもの4篇を加えています。そしてなんと巻末の解説を早川義夫さんが書いてくださいました。はじめ、編集のTさんから「解説を早川さんにお願いしてみようと思う」と聞いた時はお腹が痛くなり、原稿が届いた時には感激のあまり涙目になりました。これ以上ない、もったいないような解説文です。生きていると、こんなこともあるんだなー。ほんとうに幸せな本だと思います。
発売は9月10日で、蟲文庫には9日の夕方くらいに入荷の予定です。
まずは取り急ぎのお知らせまで。
どうぞよろしくお願いします。