◆古本・倉敷「蟲文庫」◆
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2010年04月11日

くっついて離れない音楽

昨夜は『工藤冬里・工藤礼子ライブ』でした。雨降りの予報がはずれ、暑いくらいのいいお天気。愛媛からの倉敷までの道中も、さくらとつつじが満開だったということです。おふたりでのライブは3年ぶり、と思っていたら4年ぶり。前回に続いてという方もはじめての方も、ありがとうございました。おかげさまでたいへん盛況なものとなりました。

今回は、礼子さんのうたと工藤さんのピアノとギターの演奏(ピアノを弾きながらギターも弾くという、ご自身にとっても初の試みだったそう)。「みかん」「ひとりで夕日をみにいく」「(三ノ宮のホームレスのおじさんのうた)」「深海魚」「これから」「白い花」など。
今回は、はじめて聞く曲、工藤さんの予測のつかない演奏、そしてそのおふたりの間の空気にひたすらドキドキしていましたが、それだけに音楽に集中できました。礼子さんの歌詞のないうたの部分もよかった。

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あっという間に終わってしまって、もっと聞きたかったという人は(わたしもふくめて)少なくなかったと思いますが、でも、時計をみるとほぼ1時間。むしろふだんよりすこし長いくらいでした。聞く側の集中力がつづくのも、ほんとはそれくらいですしね。そして、いつもそうですが、あとからじわじわと迫ってくる。

終わってからのCDの売れ行きもよかったのですが、「さっきの○○みたいなのは?」とか「△△がよかった」というような感想を聞きながら該当しそうな作品を示していると、みなさんそれぞれ刺激されたツボがばらばらなのもわかって面白かったです。実にざっくりと「なんか、すげーえかった(※よかった)んじゃけど入門篇は?」と聞いてきたのはカメラマンの藤井さん。おなじくマヘルも工藤夫妻のこともぜんぜん知らないけど誘ってみた音楽好きのKさんは「♪いぜんーのことはー♪ っていう曲が入っているのは?」と工藤さんに向かって歌ってみせていました。ちなみに『これから/工藤礼子・工藤冬里』(P.S.F)にはいっている「これから」です。

工藤さんと礼子さんの音楽は、いまから遡ること20年ほど前、(モダーン・ミュージックの通販で)偶然買った『天皇/NOISE』のレコードがきっかけなのですが、以来、ずっとくっついて離れない音楽なのです。


「くどうなみお『おじさんとうつわ』原画展」は昨日をもって終了いたしました。

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『おじさんとうつわ』とうつわ。

写真に写っている工藤冬里さんのうつわは、ひきつづき販売させていただいています。10個くらいなので、ご希望の方はおはやめに。
posted by 蟲文庫 at 11:01 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする