◆古本・倉敷「蟲文庫」◆
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2010年07月04日

運命の腹甲板

ひと月ほど前に東京から連れかえった子亀のちょき。あれ? なんだか大きくなったような、と思って測ってみたら、ほんとに大きくなっていた。

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3.2cmだったのが、ひと月で4.0cmに。

ところで、亀は卵から生まれますが、孵化した直後には腹甲板(お腹側の甲羅)の真ん中あたりが割れていて、へその緒がついています。

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ちょきは、こんなふうにわらわらといる中から、なんとなく目が合ったのをもらったのですが、その前に適当にいろいろ裏返してみていたら、どれもまだへその緒の痕跡が残っていたので写真に撮っておいたのです。それがつい先日「そうだ、ちょきの腹甲板、まだ写真に撮ってなかったなあ」と思い出して裏返してみると、あれ、痕跡がだいぶ消えているではないですか。あらら、と思ってあわてて、そのひと月まえ、ちょきの実家で撮った先の写真と見比べていたところ、さらにあらららら。なんとまったく同じ模様(=同じ亀)ではないですか。

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左:2010年5月24日(東京)
右:2010年6月28日(倉敷・蟲文庫)

ええっと、どういうことかと言いますと、先の腹甲の写真を撮った時は、まだどれを連れ帰るかは決めていなくて、なんとなく目についたのを2匹くらい裏返して撮ったのです。でも結局、それから数時間(そのお宅でアルコール飲料などをいただいた)後、さていよいよとなって「じゃ、この子にしようかな」と選んだのもやっぱり同じ亀だった、ということです。もちろん、さっき腹甲板の写真を撮ったのがどれだったかなんて覚えているわけがありません。よっぽど縁があったんですねえ、という話。たまたま撮った腹甲の写真で運命が判明。

これは別の子亀。
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腹甲板の模様や形はみんな少しずつ違います。見てのとおり性格も。

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 (おしらせ)

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かえる目「主観」再入荷しました。

店番をしながら聴いていると、「いまかかってるのありますか?」とやたらと尋ねられるので、しばらくの間、あんまり聴けずにいたのです。これでまた思う存分に。
※「惑星」はただいま品切れ中です。

通信販売も歓迎。http://mushi-bunko.seesaa.net/category/8127203-1.html


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「僕のおばあちゃん」藤井豊写真展は、7月2日(金)をもって終了いたしました。たくさんの方にご覧いただくことができました。ありがとうございました。
次は8月の高円寺「ペリカン時代」。『活字と自活』荻原魚雷 著、藤井豊 写真(本の雑誌社)もいよいよ刊行間近です。

そういえばこの前、その藤井さんの“在廊”時、かえる目の「惑星」をかけていたら「とんかつ飛行」のところで「あれ?この曲、なんか聴いたことある」というのです。ええ?里庄町在住の藤井さんが、うちの店以外でたまたまかえる目を耳にする機会なんてあるかなあ・・・と思って、最初「気のせいじゃない?」ということになっていたのですが、それからしばらくして「……かえるさん」とぽつり。びっくりして「そうそう、かえるさんよ」と答えたら、「ああ、やっぱり、徳正寺で」と。ああ、そうか、藤井さんは生で聴いてるんだ。そうかそうか、と話が落ち着いたのでした。
『ドノゴトンカ』つながり、というのをつい忘れがちです、藤井さんのキャラクター。

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『ドノゴトンカ』創刊前夜号(りいぶるとふん)。

この中の、辻潤遺墨の撮影も藤井さん。
posted by 蟲文庫 at 20:51 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする