◆古本・倉敷「蟲文庫」◆
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2010年07月10日

夜の帳場で研修中

蚊が本格的に活動をはじめ、蝉もぼちぼち鳴きはじめました。夜、店を閉めたあと裏庭の掃き出しを開けたまま仕事をしていると、蛍光灯のあかりにつられてアシナガバチやらカナブンまで入ってくるので賑やかなことです。

さらに最近、そんな時間になると、ヤエヤマミナミイシガメのタマ夫も裏庭の居住スペースから抜け出して帳場まであがってくるようになりました。ふだんからリクガメのつぶさんが帳場と裏庭を自由に行き来しているので、それを見て学習したのでしょうか。まあ、彼らはいちおう蟲文庫の構成員ということになっていますので、自ら帳場までやってくるということは、それなりの自覚が芽生えはじめたのかもしれませんね。野菜の無人販売所みたいな古本屋なら、店番もできそうです。

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たいてい、このようにして1〜2時間畳の上で憩った(研修した)あと、あくびなどして

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また裏庭へと戻って行きます。

タマ夫、シマ子(二匹あわせて「玉島」)の家。
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この囲いを抜け出して来るのですが、翌朝にはちゃんと帰っています。


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『活字と自活』荻原魚雷 著(本の雑誌社)1600円+税
入荷しました。

表紙イラスト:山川直人
挿し絵:下坂昇
写真:藤井豊、中嶋大介
ブックデザイン:中嶋大介

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サイン本です。
右の写真は藤井豊さん。

帯文の「東京・中央線での暮らし方、読書の楽しみ、就職しないで生きる方法」「それでもどうにかなってる…のか?」。

荻原魚雷さんは、東京は高円寺に住んでもう20年になるという文筆家。普通に考えれば、倉敷で生まれ育ち、ここ以外の土地に住んだことのないわたしにとっては別世界の出来ごとであるはず。なのになぜか妙に近しいものを感じるのは、やっぱり古本屋(古本好き)だからでしょうか。「もっと働け、やる気はあるのか」とさんざん言われ続けて17年目。近しいというより他人事ではない「活字と自活」。いやもう、身につまされます。たのしいけど。


posted by 蟲文庫 at 15:53 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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