昨日観に来て、うれしそうに曇天画Tシャツを買って帰った母に、夜「サイズ大丈夫だった?」と尋ねると、「うん、ちょうどよかった」「これ、猫?」という返事。最初、何を言っているのかよくわからなかったのですが…
この矢印部分が猫の耳に見えたらしいです。
まあ……言われてみれば、ね。
娘「……いや、曇り空だよ、ほら、ここの点々は雨」「だってタイトル「曇天画」」
母「あー、そうかあ。じゃあ、猫雲」
と、まるで作家の意図などおかまいなしです。まあでも、おかんというのはそういうものです。すみません、武藤さん。
このたびの武藤画伯在倉中の様子は『HB』の橋本さんがブログで紹介してくださっています。
http://d.hatena.ne.jp/hbd/20100810
わたしも倉敷デパート、よく行きますよ。
橋本さんとうちの亀。
画伯と亀とわたし。(撮影:橋本倫史)
武藤さんに亀の歩き方の説明をしているところです。
そしてこの翌日には、NEGIさん(from東京)、荻原魚雷さん(from東京)、藤井さん(from里庄)もまじえての宴会。ここが雑司ケ谷でも不思議はない不思議空間でした。
その荻原魚雷さんの『活字と自活』(本の雑誌社)、増刷が決まったそうです。それはおめでたい!

こないだの朝日新聞書評欄(2010年7月25日(日))。
記事も写真もよかったですね。