◆古本・倉敷「蟲文庫」◆
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2010年12月04日

苔とデザイン

昨日は、店を休んで隣町にある岡山県立大学へ苔出張。Yさんの教える、エディトリアルデザイン学特論という授業の一環で、苔講座をさせていただきました。美術関係の学部の院生ほぼ全員の参加でしたが、といっても十人足らずなので、理想的な人数。対象が微小なので、屋外での観察や質疑応答も、これ以上多くなると難しいのです。時々、地域の催しとして苔講座の依頼をいただくことがあるのですが、先方は漠然と20人〜30人くらいの参加者を考えておられることが多いため、そのすり合わせはなかなか大変です。


おなじみの観察風景。
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岡山理科大学の西村研究室(コケ専門!)から、野外用の実体顕微鏡をお借りしました。西村先生、いつもありがとうございます。

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エゾスナゴケを見ているところです。
(よく見ると、葉っぱの先が透明になっているのがわかります)

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ギンゴケとハリガネゴケ。

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地図のようなハリガネゴケの群落。

コケではありません(手前)。
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藻類のイシクラゲ。


研究室にもどって、さらに詳しく観察。
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Y教授。ご専門は色彩学だそうです。
赴任されて間もない頃からお客さんとして蟲文庫に来てくださるようになり、行き来ができました。

エディトリアルデザイン学の授業で苔講座というのも、考えてみれば(いや、みなくても普通に)不思議な話ですが、わたしは本屋であり、本を出版した経験もあるため、そんなこんなをひっくるめて、このたび招いていただきました。今回のこの講座から、みなさんそれぞれに作品を作られるのだそうです。やることはいつも通りなのに、目的が違うので、わたし自身もひっそりと新鮮な一日でした。

大学構内とは思えない、ワイルドな風景。
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午後の光にきらめく、すすきの群生がきれいでした。
posted by 蟲文庫 at 12:46 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする