「あーあ」なんてぼやいていたら、Nさんから、「んもぉ、田中ちゃんてば、なんなら若いツバメでも紹介しましょうか? 車の運転ができるやつ」などと言われてしまう。車の運転ができるツバメを飼うゆとりがあるなら、車を買いますよ。
そしてさらに、「“男は論理と機械”“女は衣装と化粧” って云うけれど(足穂ね)、あなたはぁ....論理でも機械でも衣装でも化粧でもないよねえ。なんなの?」なんていう追い討ちまで。そうだ、かつて初対面で「あなた、本当に生まれたときから女の子?」と真顔で尋ねてきたのもNさんだった。くそー。
そういえば、書肆アクセスの畠中さんもよくご存じという、札幌の海豹舎という出版社のAさん。このところ時々岡山までいらっしゃるのですが、先日のこと、「田中さんて、僕より年上かなあ?」と言われるので、「......Aさん、おいくつですか?」と聞き返すと、「ぼく?畠中さんといっしょ」と。......年上じゃありませんよっ!!
まったくもー。一生懸命やってるんだから、そんなにいじめないでください。
待望の、【早稲田古本村通信110号】、南陀楼綾繁氏「体育が嫌い」ばなしの続編。なんだかまるでわたしのことみたいです。体育は大嫌いでしたが、所属していた生物部で、変形菌(粘菌)の採集に野山を分け入ったりすることにはまったく苦痛を感じませんでしたし、いまも、自転車に、ミカン箱ふたつぶんくらいの本を積んで平気です。でも、「早い」とか「強い」とかいうことには殆ど興味がないので、スポーツというものの中に、なんら目的を見出せないのです。
ところで、南陀楼氏は、〈運動神経だけでなく、あらゆるコトに間の悪いぼくは、徴兵されたら真先に撃たれ、天変地異では最初に死ぬだろう〉ということですが、たぶんわたしは「引き揚げ船に乗ろうとしたら、もういっぱいだからお前はダメ」と言われたりするタイプだと思います。小学生の頃、朝礼などの時に校長先生が「全校生徒600有余名」というのを聞いて、いつも自分はその「有余名」という、ちゃんと数えられていない子供の中にいれられているんだと勝手に思い込んでいました。それくらい、よく「ハズレ」ます。
蟲燐寸 第2弾。

「猫来りなば 亀遠からじ」

