蔵書票という、小さく繊細な作品の展示です。いまのまま、本棚の間などに飾ってしまうと、これはほとんど「ウォーリーを探せ」状態。錚々たる顔触れの作家さまをお迎えして、「スタンプラリー、さて全部見つけられるかな?」なんてことをするわけにもいきません。ここはなんとしても目の高さでみていただける白い壁面を用意しなくては。
で、狭い店内を見渡しましたところ、現在文庫本が並んでいる東面の大きな本棚を取り外せば、その後ろに2メートル×2メートル程度の漆喰いの壁が出現します。よし、ここだっ!ということになりました(いや、もちろんひとりで考えてひとりで決断しているんですけども)。ただ、じつは文庫本というのは主力商品のひとつなのです。1ヶ月間とはいえ、文庫の数が半分以下に減るというのは痛い。
そこで先の材木です。空いた空間はくまなく本棚にしようとする古本屋根性を発揮して、数箇所に隙間本棚を作ることにしました。これでだいたいは収まることでしょう。
ともかくとりあえずの目処がたってひと安心。これでいつふたたび「大工の神様」が降りていらしても受け入れ態勢はバッチリです。
みずえさん、いつもありがとうございます!
昨日は店を閉めてから、市内の知人宅の「亀ハウス」を訪問。こちらは、ご自宅の敷地内に亀専用の家があり、その中で何匹もの亀が暮らしているという、わたしにとっては夢のような空間です。13才になる、大きなゾウガメまでいるんですよ〜。
マルギナータリクガメと白いギリシャリクガメのベビーを
持たせてもらってうれしい蟲文庫。

でも後ろのソニック・ユース(家主さま)にピントが合ってますが。
今日、書肆アクセスの畠中さんから石丸久住氏のてぬぐい、古書現世の向井さんからは目録、奈良の桝居孝さんからお葉書が届きました。昨日の日記とちょっとシンクロしていてなにやら楽しかったです。ありがとうございます。