◆古本・倉敷「蟲文庫」◆
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2006年08月30日

山崎まさよし効果

蟲文庫から徒歩5分くらいの場所に、倉敷市民会館というコンサートホールがあります。大ホールのキャパシティはたしか2000人強。地方都市でそれくらいの動員を見込むわけですから、ここであるコンサートは、ドリカムに倉木麻衣に平井堅など、相当な有名人ばかりです。

夕方近くになると、いかにも「いまからコンサート」という雰囲気の人々が、ぞろぞろという感じで店の前を通ります。でも、そんな有名人のコンサートに、これからまさに行かんとする人の発する波長と、十年一日が如く古本を売り買いしている蟲文庫の発する波長の間にはあまりにも落差があります。ついでに立ち寄られるようなことも殆どありませんし、ごく稀に入ってこられても、売上げに繋がったためしはありません。

ところが先日、普段は人影もまばらな月曜だというのに、昼過ぎくらいから夕方まで、若い女性の2〜3人連れが引きも切らず。どうやら、これから件の市民会館で何かあるらしい。しかも、3割くらいの確率とはいえ、本を買って行かれる方まである。誰だ、今日は誰なんだ....と思っていたところ、閉店間際に近所の雑貨屋のFさんが覗いてくれ、「今日、山崎まさよしらしいですね」と。おおっ、なるほど。歌はよー知らんけど、なんかちょっと納得。

ただ、こんな日の夕方、たまにこちらが「おっ」と思うような本をお買い上げ下さる30〜40代の男性が来られることがあるのですが、お話しを伺うと、たいがいそういう興業の裏方さんだったりします。リハーサルも済んで、ちょっと手持ちぶさたになる時間に会場付近をぶらぶら...あ、こんなところに古本屋が..ということらしいです。いつだったか、天童よしみのバックバンドの者で...という方もありました。


本文とは関係のない写真。
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今日のナドさん。ガーゼのおふとんでしあわせ。


芸能ネタといえば、先日のオダギリジョー(オダジョーと略すらしいが、わたしは人名を省略するのはあまり好きでない。デビシル(=デヴィッド・シルヴィアン。お若い皆様のため念の為)とかも嫌だったなー)。
あれから、「私も好き!」(郡山のPさん)とか、「県北のT市で、同い年で隣の学区だった。当時から目立つタイプだった」(マヘル仲間のGちゃん)、などなど、思わぬ反響がありました。その他、「あんたあれ、オダジョーがいいんじゃなくて、鹿のカブリもんが欲しいだけちゃうの?」というスルドイ指摘も。うん、あれは欲しい。

posted by 蟲文庫 at 13:31 | 古本屋日乗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする