先日のこと、ご近所のカフェで月2回ほど銅版画の教室をされているT先生にDMをお渡ししましたら。
T先生「....“美術館” と言い切りましたね?」
蟲 「.....(そんなこと考えていなかった...え?マズイ?もしかして...)....」
T先生「いや、でもいいタイトルだと思いますよ」
たしかに、2メートル×2メートルの壁面と60センチ×90センチの陳列用の硝子ケースに平台だけの空間を「美術館」と呼ぶのはおこがましいですね。でも、蔵書票という小宇宙を表現した世界には悪くないと思っているのです。
ひとつ前の記事より、もう少し寄った写真です。ひとまず3枚。

上の3枚がミズタニカエコさんの銅版画(両わき)、ペン画(中央)。下の2枚がむらいゆうこさんのテンペラ画(麻紙(まし)に石膏下地 テンペラ)。

上半分が田中栞さんの銅版画(エッチング)。下半分が胡桃の椅子さんのゴム版画。
ところで胡桃の椅子さんも、じつは「田中さん」。もともと田中栞さんのご紹介ということもあり、展示のことについて3人で電話のやりとりをすることも多かったのですが。
栞さま「田中さんは...」
胡桃さま「田中さんが...」
蟲 「田中さんも....」
などと、ややこしいことこの上なかったでした。

林哲夫さんは、下絵から完成までの制作段階も展示してくださっています。右上の大きなシャーレに入っているのが、わたしの作品。消しゴム判子+プリントゴッコ。です。
他の作品も数日うちにはアップさせていただきます。