そして、そうこうしているうちに、蟲文庫は18周年を迎えることができました。ちなみに2月7日なのです。
お祝いに、と旧い友人が贈ってくれた蓑亀親子(つがい? の場合は大きいほうがメスですね)。
渋いながらもたいへん御目出度い雰囲気で、道行く人々の目をひいています。
「わー、すごいこれ」とよく指差されています。
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そして、ずっと以前から文通をしている年配のご婦人は、お餅を搗いて、餡こを炊いて送ってくださいました。
出版祝いのお餅。
なんというか、いろんな意味で感動しました。
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さらに、こちらは偶然なのですが、ある方から、思いがけなく届いた印。
中国戦国時代(印の始まりの時代)の鋳造印のイメージで彫ってくださったのだそうです。
わたしも、隷書、篆書などは少しかじったことがあるのですが、篆刻はまったくの苦手分野だったので、取り出して眺めてはうっとりしています。
本にも書いた通り「意地で維持」というのが蟲文庫のモットー。周年にあたってその言葉をかみしめていたところなのですが、この印を手に、さらに背筋の伸びる思いがしました。
お祝いにいただいた品物の披露など、ずいぶん無粋とは思いましたが、あまりに伝統的で激渋いものばかりだったので、うれしくってつい。
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(新入荷のおしらせ)
Organ/JUN KONAGAYA(ESKIMO RECORDS)2500円
「GRIMの…」といえば「あっ!」と思われる方もいらっしゃるでしょうか。小長谷淳さんの新作です。「GRIM/FOLK SONGS FOR AN OBSCURE RACE」の14曲目〜19曲目はお好きですか?お好きな方はぜひとも。
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先日の、京都 ガケ書房での出版記念のトークショー。おかげさまで大変盛況なものとなりました。うれしいのはもちろんですが、本来は人前に出るタイプではないだけに「お役目果たせてほっとした」というのも正直なところです。企画してくださったガケ書房の山下さんをはじめとしたスタッフのみなさま、お相手をしてくださった山本善行さん、そしてお越しくださったみなみなさま、ほんとうにありがとうございました。詳しいことは、次回くらいの日記に書きたいと思っています。


「私の小さな古本屋」もったいぶりながら少しづつ拝読しています。
以前、掲載された「聖書の赤いおじさん」、今回収録されていてとても嬉しかったです。
蟲文庫、これからも蟲日記と共に楽しみにしています。
どれも素敵な贈り物ですね。
周りの方をいつも大事にされているから
節目節目に田中さんも大切にされるんですね。
私も大切にされる人間になりたいと思いました。
しかしお餅も素晴らしいですが、お手紙もカッコいい「手」ですね。
お餅の姿と筆跡には人柄が表れるんでしょうか。
(私の祖母も餅名人ですが、作品の印象が全くちがうので)
目上の、しかも見ず知らずの方に失礼かもしれませんが
どちらも折り目正しく、腰の座った印象で
写真を見て思わず正座しました。
惚れ惚れ。
ありがとうございます。「聖書の赤いおじさん」を気に入ってくださる方が意外に多くて面白かったです。「めでたし、めでたし」でないところがいいみたい(もちろん、脚色など一切なしの実話です)。
>とぼさん
ありがとうございます。そうなんです、お餅をついてくださったS子さんは、もうほれぼれするような達筆で、手紙がとどくとわたしも自然に背筋がのびるのです。
とにかく「がんばって続けます」というしかありませんが、これからもよろしくお願いします。