◆古本・倉敷「蟲文庫」◆
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2012年08月13日

じつはホルンでした

お盆ですね。蟲文庫は例年どおり休まず営業しております。観光地のハイシーズンというのは、お客さんが30人くらい出入りしたあとも「あれ、そういえばまだ文庫本一冊売れてない…」ということもざらで、ついつい気持ちがやさぐれがちです。でも、半年ぶり、一年ぶりのお馴染さんが「帰ってきましたー」と覗いてくれると、「ああもうほんとうに開けていて(店が続いていて)よかった」と心の底から思うのです。

今日は、そんな人が次から次へ、というありがたい一日でしたが、わけても『わたしの小さな古本屋』に書いた「まだつぶれてません」の高槻(大阪の地名)のOさんが、「あの本を読んで、子供たちが田中さんに会いたいっていうもんだから」と中3の娘さんと中1の息子さんを連れて来てくださったのは、うれしかったです。あの時、ベビーカーに乗っていたあの男の子が、もう中1ですよ。
おふたりとも中学校の吹奏楽部でユーフォニウムを担当しているのだそうで、普段からのOさんとの会話の性質上、マヘルの中崎さんのユーフォの話などもしつつ、「こんな本もあるよ」とちょうど手許にあった、『楽隊のうさぎ』中沢けい(新潮文庫)を見せたら、娘さんが「これ、読みたいと思ってた!」といわれるもんだから、ほんとは自分の本だったけど、にわか学割価格で販売しました。
(おりしも今日は、鈴木卓爾監督、映画『楽隊のうさぎ』のクランクインですね)


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『楽隊のうさぎ』中沢けい(新潮社)
こちらは元の単行本。


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新潮文庫はこの表紙。恒例の、夏の100冊にも入っていますね。


じつはわたしも中学校では吹奏楽部で、ホルンの担当でした。下手で(だって、ホルンてものすごく難しいのよ〜)さぼってばかりいましたが、でも管楽器の音はいまでも大好きです。最近では、またちょっと吹いてみたいなと思います。あの細くて小さいマウスピースが懐かしい。「ぶー」とやりたい。


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『亀のひみつ』田中美穂(WAVE出版)

こんなカバーになりました。こうして画像でみると『苔とあるく』そっくりですが、紙も厚みも判型も違うので、実際に手に取ると、けっこう違う感じがするのではないかと思います。そして今回も「裏地」のあるカバーですよ。今月25日発売、定価1680円の予定。よろしくお願いします。

昨日(12日(日))は15時で早仕舞をして、知久寿焼さんのライブへ行ってきました。じつは、知久さんとは亀仲間で、この『亀のひみつ』にもずいぶんご協力をいただいています。本の中には、知久さんちのベランダ亀コーナーも登場しますので、どうぞおたのしみに。

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うちの「ちょき」さんも、知久さんちで生まれた亀なのです。
posted by 蟲文庫 at 19:29 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする