◆古本・倉敷「蟲文庫」◆
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2007年02月19日

通勤路のコケ名所

自宅から店まで出てくる道々に、いくつかの「コケ名所」があります。

倉敷市街地の某所。
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手前の街路樹のふもとに注目。

押すな押すなの勢いのギンゴケのみなさん。
あふれんばかり、というよりは既にあふれています。
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このまわりには、同じような感じの街路樹が等間隔に何本もあるのですが
こんなにぎっしり生えているのはここだけ。よっぽどここがいいのでしょう。

倉敷は、全国的にみても雨量が少なく乾燥がちの土地柄で決してコケの生育に適しているとはいえません。それでもこうして居場所をみつけてぼちぼち生きているコケには、なにやら尊敬の念すら覚えます。

コケは、体のつくりが原始的で単純なため微妙な日光のあたり具合や風通しなどにも敏感に反応してしまうそうです。同じような場所でも生えたり生えなかったりするのはそのせいでしょうね。例えば、同じマンションでも、Aさんの住む302号室のベランダではよく育つのに、そのお隣Bさんの303号室のベランダに移すと元気がなくなってしまう。なんていうことも珍しくありません。「なんかこの前より風通しが悪いんですけど....うにゃ〜...へなへな」とかそんな感じでしょうか。

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仲良くしていただいている、小山千夏さんの本が発売になりました。

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『小山千夏のノスタルジア』小山千夏(主婦と生活社)

不思議なもの、愛らしく好ましいものを見つけるのが大得意の千夏さんの暮らし、一挙大公開。
よーくみると、わたしもちらっと写ってました。自分じゃないとわからないくらいですが。

蟲文庫にも入荷していますのでぜひ。

懐かしの「たまねぎみそ」2004年
http://www.felissimo.co.jp/aie/workshop/life03_work04.html
この頃は、まだ父が生きていて、野菜つくってたな。

posted by 蟲文庫 at 17:37 | コケ+変形菌便り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする