◆古本・倉敷「蟲文庫」◆
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2007年03月17日

苔むした古本

屋久島の森には、苔むした古木や倒木がいたるところあります。何処でどんなコケが何に生えいるのか、例えば「スナゴケ、花崗岩(岩上)、安房林道路肩1000m付近」なんて具合にメモしていくのですが、「古木」と書くべきところをどうしても無意識に一本たして「古本」と書いてしまうのです。もう何度も何度も。習慣というのか職業病というのか...。
わたしは苔も古本も大好きですが、でも苔むした古本、なんていうのはさすがにイヤですね。

それにしても、さすが「苔の島」といわれるだけのことはありました。これまで図鑑の写真でしかみたことのなかった珍種のコケがつぎつぎと眼前にあらわれ、眩暈をおぼえるほど。というのも、今回まるまる3日間ガイドを買って出てくださった、コケに詳しいH氏(コケを案内するのがお仕事ではありません。専門は縄文杉)について歩くだけで、「これがヤクシマミズゴケモドキ」「ウワバミゴケみてみる?」「いまならツノゴケのサクがみれるはず」「こっちには、ヤクシマアミゴケ(絶滅危惧1類)」と、どんどん指さして見せてくれるのです。本土の人間にとっては、“一生に一度”クラスの激レアゴケ尽くし。まるで魔法のようでした。は〜すごかった。できるものなら一年くらいかけてゆっくり見たいです。

また是非行きます。屋久島。

コケの隙間の植物
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オオゴカヨウオウレン(大五加葉黄蓮)と
ムチゴケの仲間

コケの隙間のキノコ
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チシオダケの仲間(たぶん)と
シッポゴケの仲間(たぶん)

今日の屋久島にゃんこ
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安房の町にて



posted by 蟲文庫 at 18:14 | 屋久島コケ紀行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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