ライブツアー中のOraNoaちゃんが数日滞在(今回、蟲でのライブはなし)。荷物を置いて高知に遊びに行っている隙に、そのOraNoaちゃんと共通の友人である、東京は経堂、ロバロバカフェのいのまたさん来る。1月のロバロバカフェ(企画もこちら)を皮切りに全国数箇所に巡回中の「MT - マスキングテープを使った作品展」(おお、そのまんまのタイトルじゃね)が、いま倉敷の三宅商店という町屋を使ったスペース(カフェ部門も人気)で開催中なのです。マスキングテープとは、塗装などの時の養生に使うテープですが、いろいろな色があり、見ようによってはかわいいのです。で、このテープを作っているのが「カモ井加工紙工業株式会社」という倉敷にある会社。「カモ井のハエ取り紙」で有名なところです。子供時分、台所につるしてあったアレですね。
当初、蟲文庫で、という話しもあったのですが、作品の数が多く、物理的に無理だったので、三宅商店にお願いした、という経緯もあったのです。

DM、ステキです。
そして、またまた東京から、日本物怪観光の天野行雄さん。じつは、つい先日、蟲文庫のすぐ向いに「クラシカ」というお店がオープンしたのですが、ここは天野さんのご両親がされているお店。数十年前の倉敷のモノクロ写真やポストカード、お兄さんの高雄さんによる墨彩画、行雄さんによる手づくり玩具(岡山の妖怪シリーズ「ぽち化け」など)、また行雄さんの奥様で、手づくり豆本などでも知られる水野真帆さんの作品も近々、ちょっこりと並べられる予定だそうです。
蟲文庫の真向かいです。全体像でなくてすみません。

かわいいワンコに気を取られてしまい。
ところで、以前から蟲文庫で扱っている、日本物怪観光の主力アイテム「バケラ」。ご家族の経営されるお店が出来たのなら、当然そちらへ引き取られてゆくのだろうとばかり思っていたのですが、なんとも「アレはどうも、家族には理解されないようなので、引き続き蟲文庫さんでお願いします」とのこと(ぷっ)。
とうわけで「バケラ」は引き続き、蟲文庫専売@倉敷です。

「物怪ポスト」もあります(クラシカにはありません)。
夜になって、高知の足摺岬ー黒潮鉄道ー松山ーしまなみ海道ー尾道、とまわってきたOraNoaちゃんが帰ってくる。コンビニなどで、新製品や限定醸造のビールを一本ずつ買って飲みくらべ。サントリーのくまのやつ(モルトセレクション)がよかったです。次点はエビスのザ・ホップス(みどりのやつ)。
発泡酒は、最近まったくいいのがない。何年も前の、サッポロブロイはお気に入りだったけど、やっぱり一年くらいで消えました。あれなかなかよかったのになあ(早川義夫も、たしかそう言っていた)。
そうそう、ある方から、美味しい珈琲豆と下関の「骨ひれ酒」という、燗をしたお酒に入れるトラフグの骨をいただく。うれしい。