◆古本・倉敷「蟲文庫」◆
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2013年12月31日

大晦日のパクチー

例年と比べると、ずいぶん暖かい大晦日です。ここ数ヶ月の間、ひたすら追い込みが続いていた仕事もようやく手を離れ、ちょっと気が抜けているところ。

今年は、本が出たり、出張が増えたりと外向きの出来事が多い1年でしたが、店のほうも、特に自然科学の方面でよい買取りに恵まれ、自分の得意分野もだんだんと充実してきました。
夏前から体調を崩したため、しばらく大変な思いをしましたが、涼しくなる頃にはなんとか回復し、『胞子文学名作選』も無事に完成。この『胞子文学名作選』は、まるで降って湧いたかのように、ある日突然いただいたお話でした。憧れの版元である「港の人」はもちろん、編集の井上有紀さん、デザイナーの吉岡秀典さん、イラストの松田水緒さんとの思いもよらない出会い(出会い方)を考えると、ああほんとに胞子や菌糸のつながりのようだなあ、その一連の流れを思い返すたびに不思議でたのしい気持ちになります。
先日お知らせした『ときめくコケ図鑑』でも、たくさんの方々のお力添えをいただきました。年が明けて、本が出来た時にあらためてご紹介したいと思っています。本当にありがとうございました。

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松田水緒さんからお贈りいただいた『胞子文学名作選』のために描かれたイラストの原画3点。右側の冬虫夏草は尾崎一雄「苔」の挿し絵ですね。
近いうちに、店内のガラスケース周辺で小さな原画展を行いたいと思っていますので、どうぞお楽しみに。


この2年間ほど、ずいぶん目まぐるしい日々が続いていましたが、どうやらそろそろ一段落しそうな気配。来年は、店の棚をよく整理し、木山捷平を読み返し、樹木と鳥の名前を覚える年にしたいと思っています。あと、ちょうど20周年になるので、ひさしぶりに蟲文庫文庫か、せめて蟲通信を出したいです。

おかげさまで、またこうして1年店を続けられることができました。来たる2014年も、なにとぞよろしくお願いいたします。

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ひさしぶりにベランダに出たら、コリアンダー(パクチー)の花がまだ咲いていました。もうずいぶん前から咲いたままなので、寒さで固まっているのではないかという気もしています。



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(年始の営業について)

1月1日(水)休業
1月2日(木)〜4日(土)通常営業
1月5日(日)〜7日(火)休業
1月8日(水)〜9日(木)通常営業
1月10日(金)休業
1月11日(土)15時から営業
1月12日(日)以降通常営業

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(おしらせ)

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『'Scapes スケープス』Feb.2014 特集:アイスランド 岡山

岡山の本と本屋にまつわるページでご紹介いただきました。文章は空犬さん、写真は浅田政志さんなのです。


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『天然生活』Feb.2014 特集:発酵 猫

猫特集のページに、ミルさんの幼少期から現在までの様子を載せていただきました。古い写真にはナドさんも写っています。
posted by 蟲文庫 at 13:03 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする