◆古本・倉敷「蟲文庫」◆
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2014年06月02日

南下する「かえるライン」

全国的にみて、最も田植えが遅い地域とおもわれるこの岡山県南西部でも、いよいよ田んぼに水が入りはじめました。市街地にある店から、田園地帯の中の自宅まで自転車をこいで帰っていると、ある場所を境に、急に蛙の鳴き声がにぎやかになります。ここを「かえるライン」と呼び、田んぼとの距離やその規模、そこに暮らす蛙の種類によってさまざまに聞こえてくる鳴き声をききながら帰るのが夏場の楽しみです。
最近では、この一帯にもかなり住宅がふえ、それにつれて「かえるライン」もじわじわと南下。いまに我が家を通り越してしまうのではないかと心配していたのですが、どうやら今年から、あまり自由には宅地として売ることができなくなった(たしか「調整区域」というのだと思います)ということで、いくらかほっとしています。

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昨夜は、さっそく耳をたよりに家の近所をうろうろ。写真では暗くて何がなんだかよくわかりませんが、ついに水が張られた田んぼで、蛙のみなさんがおもいおもいに鳴いていました。

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そしてこの季節は恒例の裏庭の蔓や雑草の大掃除を。雑草といっても樹木のように大きくなるやつなので鋸がいります。さらに根気もいるのですが、こないだ映画館で「WOOD JOB!」を観たところなので、ちょっとたのしい。

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こんなふうに、あっというまに繁茂するクサギという雑草を
夏の間にあと1〜2回は刈らなくていけません。


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夏の終りには、よい香りのする可憐な花をつけ、


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秋になると美しい瑠璃色の実がなりますが、

とにかくやっかいなのです。

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(おしらせ)

3月12日からの長きにわたり開催していた『胞子文学名作選』松田水緒原画展は好評のうちに終了いたしました。ご覧いただいたみなさま、そしてお買い上げいただいたみなさま、ありがとうございました。4月の後半には、松田水緒さんご本人と『胞子文学名作選』の装丁をされたデザイナーの吉岡秀典さんも、はるばる東京からみえ、裏山でコケの胞子体や胞子を観察していただくなど、たのしい胞子活動をご一緒することができました。

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原画の一部は、現在も店内「港の人」コーナーにありますので、ご興味のおありの方はぜひご覧下さいませ。
左下にちらっと写っている実体顕微鏡でコケ観察もできます。

そしてそして、『胞子文学名作選』は、ちょうどこの会期中に増刷されました! ひきつづき、どうぞよろしくお願いいたします。
posted by 蟲文庫 at 17:48 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする