初夏に田植えがおわり、しばらくして「稲苗もずいぶんしっかりしてきたなあ」などと眺めたりしているうちに暑い暑い夏がやってきます。照りつける太陽のもと、じっと息を詰めるようにして過ごし、そしてお盆をすぎて、近所の人らと「朝晩はだいぶらくになりましたねえ」などと言いあいながら、ふと落ち着いて田んぼを眺めると、もう稲穂も垂れはじめているのに気がついて、「わあ、もう秋だ」と目を見張る、といういつものパターン。うちは農家ではないので暢気なものです。
青々と、頼もしく育っている稲苗(7月22日)

稲穂が垂れてきて、これからだんだん金色になります(9月14日)
夏から秋へ、といった感じの雲。