『デレク・ジャーマンズ・ガーデン』の中の、最も印象的な一節です。
と、これについて書きかけたのですが、ちょっと上手く纏められなかったので、もう少
し時間を置いて考えるべく、ひとまず食べ物の話に逃避。
イギリスの食べ物といってまず思い浮かぶ「フィッシュ・アンド・チップス」。下の写
真は、デレク・ジャーマンが「イギリスで一番美味しい」と称賛した、ダンジェネスに
ある「ザ・パイロット」というお店の、そのフッシュ・アンド・チップスです。写真で
は大きさがよくわからないと思いますが、30センチ近くはある鱈のフライ&大量のポ
テト。
私くらいの世代ですと、イギリスといえばロックです(いや、そうじゃない方も大勢お
いででしょうが)マーク・ボランもソフト・マシーンもケヴィン・エアーズもニック・
ドレイクもイギリスです(あ、ちなみに、リアルタイムだと、エコー&ザ・バニーメン
とかザ・スミスとかニック・ケイブとかの時代です。念の為)純粋なロック少女も、ヘ
ソの曲がったロック少女もこぞって憧れた街・ロンドン。そしてその当時から刷り込ま
れていたキーワードのひとつに、「イギリスのメシは不味い」というものがありました。
さて、この度の渡英が決り、やはりイギリスの食事情というものは気になるもののひと
つでした。ただし、別に永住するわけではないので「どれくらいマズイんだろう....」と
いう好奇心のほうですが。
で、実際どうであったかというと、冒頭(?)のフッシュ・アンド・チップス。さすが
デレク・ジャーマンをして「イギリス一」(いぎりす〜、ではなく、いぎりす”いち”
です)と言わしめただけのことはあり、とても美味しかったのです。同行の、ロンドン
在住歴10数年の日本人女性の方(ちょっと、ロックねーちゃんなファッションの方で
嬉しかったわん)も「こんな美味しいフィッシュ・アンド・チップスは初めてだし、こ
のお店の料理はどれもものすごく美味しい」と大絶賛。ダンジェネス滞在中は、みな顔
を憶えられるくらい通い詰めていました。なんて、他にお店もないんですけど。
というわけで、なかなかラッキーだったというのと、あとやはり長年「不味い」と評判
だっただけに、全体的に改善されたというのもあるようです。ロンドンでも何度か食事
の機会がありましたが、どれもなかなか結構なお味でございました。ただ、やはり日本
人には量が多過ぎるし味が単調という感は否めません。このフィッシュ・アンド・チッ
プスも、3〜4人でビール飲みながらつつくくらいが丁度いい感じです。
あ、でもそうそう!ギネスは流石!!美味しかったんです〜〜。モルト・ラヴ。
また飲みに行きたい。
2枚目の写真。
「ザ・パイロット」の写真は撮り忘れたので、そのパイロットの駐車場からの眺めです。
ほんとにあまり何もないのです。海と石ころと家がぽつぽつ。



