◆古本・倉敷「蟲文庫」◆
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2008年04月16日

『苔とあるく』があるく

『苔とあるく』を書いて以来、かなりご高齢の方からお電話やお手紙をいただくようになりました。「体が不自由で、あまり出歩けないのですが、苔でしたら我が家の庭にも生えていますので・・」と、まるで新たな生き甲斐を見つけたかのように喜んでくださるのです。
そういえば先日、これから大市のために上京する途中という、小倉の〈古書城田〉の城田さんが立ち寄ってくれたのですが、「最近いろいろな不幸が重なって、いまにも死んでしまいそうなお客さんがいたんですが、『苔とあるく』をプレゼントしたら、それから、なんかだんだん元気になってきたんですよ」という話をしてくれました。
うれしい、というと少し違和感がありますが、苔の本、書けてよかったなあと思います。

その『苔とあるく』ですが、岡崎武志さんのブックレビューも連載されている『ザ・ビッグイシュー 日本版』の最新号(93号)で、見開き2ページにわたって紹介していただきました。
「都会の道草生活」という特集で、同じWAVE出版の、『苔とあるく』の先輩にあたる、『捨てるなうまいタネ』『ひみつの植物』『まいにち植物』の藤田雅矢さんのページもあります(ビッグイシューの編集の方に伺うと、これは偶然だということでした)。

ただ、この雑誌は「ホームレスの仕事をつくり自立を応援する」ものなので、街頭での販売者であるホームレスの人々からしか購入できません。地方での入手はなかなか困難。わたしも初めて手にしました。現在、札幌、仙台、千葉、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、福岡、熊本では販売されているということ。一部300円です。

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その記事にも載せてもらった裏山のハイゴケ。


夕方やってきた、某新聞の勧誘が思いのほかしつこくて閉口する。只今出血大サービス中ということ、いくら断っても、「アレとかコレとかオマケをつけて、さらに1ヶ月間は無料にしますから!」とか、それでダメだとわかると「あと2軒取らないとノルマが・・」などと泣き落とし方面へ持っていってみたりでなかなか引き下がってくれない。
しかしこちらも負けずに「いらんもんはいらん」の一点張りで頑張っていると、最後には「・・・こんなにサービスすることなんか普通ないですよ? オネーサン、ちゃんと計算できるの?」なんて言われてしまう。でもここで腹を立ててもエネルギーの無駄遣いなので、ニヤニヤしながら「計算? 苦手ですねえ」と返しつつ、それでもまだ食い下がってくるようなら、「わたし、虎キチなんで」というセリフも用意していたのだけれど、結局そのあたりで先方も疲れてきたようで、チラシと粗品を置いて帰って行った。わたしも疲れた。


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 (お知らせ)

今度の月曜日(21日)は、午後2時頃からの営業となります。


posted by 蟲文庫 at 17:24 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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