◆古本・倉敷「蟲文庫」◆
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2008年04月21日

たいたい日記

午前中、久しぶりに電車に乗って岡山へ。たぶん、新宿より久しぶりです。
上京することの多かった昨年とうってかわって、店と家とスーパーと居酒屋をひたすらぐるぐるまわる日々が続いております。

明日から岡山の天神山文化プラザという施設(旧県庁舎)で、彫刻家の西平孝史さんらによる「生きもの天国」という展示があるのですが、その西平さんの奥さんが岡山コケの会の幹事ということから会場の一部にコケやコケ写真も展示することに。で、その搬入のお手伝いに行ったのです。

展示室の床に並べられた見事な蒔きゴケ。コケの会のKさんの手なるものです。
ここ1年くらいで育ったものだとか。
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オオシッポゴケ、ヤマトフデゴケ、スナゴケなど。

「久山&西平の 見て触ってたのしむ 生きもの天国」
2008年4月22日(火)〜27日(日)9時〜18時
 岡山天神山文化プラザ 第3・4展示室にて。

メインは彫刻ですが、ふかふかのコケマットなどにも触れますので、お近くの方はぜひ。


ところで、わたしにとって「岡山」といえば「丸善と紀伊国屋書店があるところ」。
業務終了後直行して、もちろん買いました、うわさの『ボマルツォのどんぐり』。つい数日前に発売されたばかりです。
最初、思っていた売り場になくて、「ない・・」と思わず立ち尽くしてしまいましたが、気を取り直して別のコーナーを探すとありました、ありました。よかった。

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『ボマルツォのどんぐり』扉野良人(晶文社)

ボマルツォといえば、マンディアルグの『ボマルツォの怪物』(澁澤龍彦訳)。この本には自分が古本屋になるなどと思いもしなかった若き日の思い出がまとわっているのですが、帰りの電車でちらりと読んだ、表題作の「ボマルツォのどんぐり」は、澁澤龍彦の『滞欧日記』に誘い出された著者が、イタリアの田舎町にあるボマルツォ庭園を訪ねる話。
もったいなくて読めない、というのはこういうのを言うのですよね。ちらちらっと横目で見てぱたっと閉じて、まずは別のところから読み始めています。

『滞欧日記』は、刊行当時(93年)に読みましたが、そういえばちょうどその頃、仕事の関係でタイへ行くことがあったので、これをもじって「滞タイ日記」というのを書いた思い出があります(ただの日記です)。「ネパールにも行くつもりだったのに(タイからの)飛行機が取れなくて、仕方ないからチェンマイで象に乗った」というようなことが書いてあるはず。ちょっと押入れ探してみよう。
そうそう、「象に乗ろう」と思ったのも、澁澤龍彦の『高丘親王航海記』を読んだ影響。たしか「ミーコ」が象に乗る場面があるのですよ。

そして、それから1年もしないうちに、突然古本屋を初めてしまったのでした。


posted by 蟲文庫 at 16:26 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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