◆古本・倉敷「蟲文庫」◆
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2017年12月31日

おしらせ

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《営業日について》
●都合により、当分のあいだ不定休とさせていただきます。営業日が不規則になり、ご不便をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

※年末年始は休まず営業の予定です。

《今後の休業と営業時間変更の予定》
ひと月の間に5日〜8日間程度休業します。予定は変更になる場合があります。

《休業》
・2018年9日(火)〜12日(金)

《営業時間変更》




《出版物》

・『原民喜童話集』+別巻『毬』(発行:イニュニック/編集:未明編集室)に「幻のみどり」というエッセイを寄せました。(2017年11月8日更新)
・『星とくらす』田中美穂 著 /木下綾乃 絵(WAVE出版)が発売になりました。苔、亀に続く第三弾(完結編)です。(2017年6月20日更新)
・復刊された、龍膽寺雄『シャボテン幻想』(ちくま学芸文庫)の巻末の解説を書かせていただきました。(2016年12月10日)
・『わたしの小さな古本屋』が増補版としてちくま文庫で再刊されました。(2016年9月10日)
著書に『苔とあるく』、『亀のひみつ』(以上WAVE出版)、『わたしの小さな古本屋』(洋泉社)、『ときめくコケ図鑑』田中美穂 文/伊沢正名 写真(山と渓谷社)。編著には『胞子文学名作選』(港の人)があります。昨年は原民喜『幼年画』(サウダージ・ブックス)の解説を書かせていただきました。

《お問い合せ》mushi-bnifty.com、TEL/FAX 086-425-8693
 ※メールの不着トラブルが多いので、しばらくしても返信がない場合はお電話でお問い合せください。

・日々の細かいお知らせはtwitterを:https://twitter.com/mushi_b
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2017年11月30日

近所の山

明日はもう12月なんですね。店のほうは12/5(火)まで休業していますが、先日、とある本の企画の打ち合わせに出かけてきました。「わー、また大変なこと引き受けちゃったなあ」と思いつつ、出来上がったら、さぞ面白いものになるだろうと楽しみでもあります。でもやっぱり大変そう……。

というようなことをぐるぐると考えながら散歩した近所の山。

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もうまもなく散ってしまいそうです。


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25日(土)の岡山大学 津島キャンパス内 Jテラスカフェでの「古本 斑猫軒」渡邊さんとのトークイベント「星と本とくらす」にはたいへん大勢の方にお越しいただきました。ありがとうございました。古本屋のことも、本のことも、話しはじめればきりがなく、あっという間の一時間半でした。楽んでいただけたなら幸いです。渡邊さんは頭の回転が速く、比喩なども上手いので、ずいぶん助けられました。

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こんな感じでした。
(※ 主催の「瀬戸内ブッククルーズ」のTwitterアカウント(@setobc )より写真を拝借しました)

実は地元の本のイベントに参加するのははじめてだったので(※自分の店が観光地にあるためイベントが開催される土日は休みづらい。車の運転が出来ないため自力で搬入出ができない。というのが主な理由です)、いままでお名前だけは存じていながらも、実際にはお会いする機会がなかなかなかった同世代の同業の方などとお話しができて、とても嬉しかったです。お世話になった皆様、本当にありがとうございました。


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岡山駅でみかけたアンパンマン列車。ここから瀬戸大橋を渡る高知行きの特急「南風」だと思われます。


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(おしらせ)

現在、書店に並んでいる『クロワッサン』(マガジンハウス)の「話題の本」のコーナーで、『二つの「この世界の片隅に」』細馬宏通(青土社)の書評を書かせていただきました。

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ひとりでも多くの方が興味を持たれればと思っています。緊張したー


この本です。
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『二つの「この世界の片隅に」』細馬宏通(青土社)
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2017年11月15日

再び「星と本とくらす」のお知らせ

宣伝用のチラシが届きましたので、わたしと古本斑猫軒さんとのトークイベント「星と本とくらす」のお知らせをあらためて。忘年会シーズンの土曜日でみなさまお忙しいとは思いますが、ご都合のつく方はぜひ!

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11月25日(土)岡山大学 津島キャンパス内 Jテラスカフェで 「秋の夜長の本だんぎ 〜星と本とくらす〜」というトークイベントを行います。

出演:蟲文庫 田中美穂(聞き手:古本斑猫軒 渡邉賢二)
日時:2017年11月25日(土)18:30〜20:00(開場18:00)
料金:500円+ワンドリンク(500円〜)
定員:50名程度

古本屋のことや、文章を書くようになったきっかけ、自分の本を出すことになって初めて知った出版の世界のこと、今年出した『星とくらす』のことなどを、地元の同業の茶飲み仲間である斑猫軒さんとお話しします。

お申し込み:メールもしくは電話にて、お名前/参加人数/電話番号/(その他)をお知らせください。
メール:sbc.20171125@gmail.com
電話:0863-51-2920(451ブックス)

どうぞよろしくお願いします。

企画・運営:瀬戸内ブッククルーズ

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posted by 蟲文庫 at 14:48 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月09日

『珈琲の建設』『室内展示』

11月に入って、なぜか突然日記の更新が勢いづいてきました。今日は最近の新入荷(新刊)です。

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『珈琲の建設』オオヤミノル(誠光社)1500円+税。

野蛮なエスプリと高邁な屁理屈で語り尽くす、
珈琲の技法、
美味しいの境界線、
喫茶店という文化。

読むものを兆発し、
苛立たせる、
堂々巡りの「反=珈琲入門」

(本書帯文より)


昨年の冬、ご本人から「珈琲の本、また作ってる」と伺って楽しみにしていました。オオヤさんによる珈琲の技法、味、喫茶店という場などについての思索の本。蟲文庫での十数回に渡ったレクチャーのおさらいにもなりました。

オオヤさんの珈琲に出会ってから、珈琲に限らず自分にとっての「美味しい」が見つけやすくなり、そしてますます「美味しい」の世界が広がったのは確かです。

京都 誠光社発行。

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『室内展示(I draw what I see)』松田水緒(オートリバース)1400円+税

蟲文庫では『胞子文学名作選』のイラストや『下北沢マンガ しもまん』、「ヴェイユと動物バッジ」でお馴染の松田水緒さんの初の作品集です。限定100部。

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わたしも1枚、松田水緒さんによるオーバードローイングのハーフパンツを持っています。

posted by 蟲文庫 at 15:59 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月08日

『原民喜童話集』


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『原民喜童話集』+別巻『毬』(発行:イニュニック/編集:未明編集室)
2冊組 函入り 2750円+税


今月15日に発売になりますが、荻窪 title と 倉敷 蟲文庫ではすでに先行販売がはじまりました。

詩人/小説家・原民喜が残した美しく透明な童話七篇に、全集未収録の詩篇一篇を加えた初めての童話集です。

別巻『毬』目次

「鈴に気づく日」蜂飼耳(詩人/作家)
「原民喜童話と『星の王子さま』竹原陽子(原民喜文学研究者)
「稀なる星よ、一羽の雲雀よ」須藤岳史(音楽家)
「幻のみどり」田中美穂(蟲文庫)
「民喜の中の地下水 ー原時彦氏を訪ねてー」外間隆史(本童話集編集者)
「想画集 ー原民喜にー」外間隆史

わたしは原民喜が、倉敷に嫁いでいた妹の家を戦後二度ほど訪ねたことを書いている作品(「氷花」「永遠のみどり」)をもとにした「幻のみどり」というエッセイを寄せました。


発売を記念して下記のようなトークイベントも行われます。(※ 東京 荻窪 titleでのイベントはすでに終了しました)


●11/7(火)荻窪 Title
蜂飼耳×外間隆史
「鈴に気づく日」と題し、この時代に耳をすますことについてを詩人とお喋り。

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詳細:http://www.title-books.com/event/3581


●11/25(土)京都 恵文社一乗寺店COTTAGE
話題の新作『回遊人』を発表したばかりの吉村萬壱さんとトークイベントを。
作家のまなざす果てに何があるのか。

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詳細:http://www.cottage-keibunsha.com/events/20171125/



東京、京都のあとは、おそらく広島でも行われるのではないか、と小耳に挟んでいます。


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『新版 幼年画』原民喜(瀬戸内人)
1800円+税

版元の瀬戸内人のほうでは、もう残り少なくなっているということですが、蟲文庫にはまだある程度まとまった数の在庫がありますので、ご興味のおありの方やお店さまがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

posted by 蟲文庫 at 13:06 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月06日

びっくりしいのミルちゃん

元二代目店番猫として、これまで多くのみなさまから可愛がり、気にかけていただいていた我が家の猫のミルですが、先月中旬に老衰のため、どこか向こうの世界へと旅立っていきました。22歳だと思っていたのですが、あらためて数えてみたら、21歳と5ヶ月でした。ここ数年は、決して元気とまでは言えなかったものの、いよいよ立ち上がれなくなった、息をひきとる2日ほど前までは、いつもの場所まで歩いて行って水を飲んだり、舐めるタイプのパウチフードを食べたりしていました。
このあたりの言葉で「びっくりしい」と言うのですが、標準語だと「臆病」とか「怖がり」になるでしょうか、神経質といえば神経質なのだけれど、かといって「繊細」というのではないマイペースな性格で、子猫の頃から「わりと長生きするんじゃないかな」とは思っていたのです。そして思っていた通り、病気ひとつすることなく、ずいぶん長生きしてくれました。おおよそ22年前といえば、わたしが古本屋を始めて2年目、まだ23歳の頃です。「こんなに小さいのに、ようこんなに長く生きてくれたねえ、えらいねえ」としみじみとつぶやいた母の言葉を繰り返し思い出します。ほんまにね。


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ほんとうに、長い間ありがとう。
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2017年11月05日

休みの日

こないだの休業時は、法事のため台風通過中の東海地方へ行って帰ったり、夏疲れが長引いて治らない各種症状のため通院したりで落ち着かずにいましたが、最後の二日はゆっくりできて、木々が色づきはじめた京都では百万遍の秋の古本市(人生初!)に行ったり、動物園に行ったりしました。


百万遍知恩寺

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初日のお昼前に行ったので、会場内で、あの方とかあの方とかあの方にばったりお会いしました。

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スタンプラリー達成でもらえる40周年記念のクリアファイル。

京大の中のあれも健在でした。
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一番上にコケとギンナン。



翌日は京都市動物園。

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去年の春にはまだ子ヤブイヌ(子犬)だった数匹はすっかり大きくなっており、どれが親で子なのかまったく見分けがつきませんでした。


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ブラジルバクの子供にはまだぎりぎりウリボウ模様が。

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名前は「ナット」君。眠そう。


ツシマヤマネコ。
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眠そう。


フェネックギツネ。
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眠そう。


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2017年11月04日

「星と本とくらす」


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先週、思いがけないことに『苔とあるく』(WAVE出版)の増刷が決まったとの知らせがありました。第5刷になります。発売がちょうど10年前の2007年10月。担当編集の飛田さんと「10年後にも書店に並んでいる本にしたいですね」と言いながら作った本ではありますが、努力したり、望んだりするだけで実現するものではありませんので、うれしさもひとしおです。これからもどうぞよろしくお願いします。

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(おしらせ)

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11月25日(土)岡山大学 津島キャンパス内 Jテラスカフェで 「秋の夜長の本だんぎ 〜星と本とくらす〜」というトークイベントを行います。

出演:蟲文庫 田中美穂(聞き手:古本斑猫軒 渡邉賢二)
日時:2017年11月25日(土)18:30〜20:00(開場18:00)
料金:500円+ワンドリンク(500円〜)
定員:50名程度

古本屋のことや、文章を書くようになったきっかけ、自分の本を出すことになって初めて知った出版の世界のこと、今年出した『星とくらす』のことなどを、地元の同業の茶飲み仲間である斑猫軒さんとお話しします。

お申し込み:メールもしくは電話にて、お名前/参加人数/電話番号/(その他)をお知らせください。
メール:sbc.20171125@gmail.com
電話:0863-51-2920(451ブックス)

どうぞよろしくお願いします。

企画・運営:瀬戸内ブッククルーズ

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『AERA』の「読書days」というリレーエッセイのコーナーに今週号から書かせていただいています。自身の読書遍歴についての全5回の連載。よかったら読んでみてください。第1回目は『ベルリン物語』橋口譲二(情報センター出版局)です。

posted by 蟲文庫 at 15:32 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月03日

来年の猫カレンダー

いつの間にか今年ももう残すところ2ヶ月を切りました。おそろしいことですね。

来年のカレンダーが入荷しています。たまたまなのですが全て猫カレンダー。猫好きの皆様どうぞよろしくお願いいたします。


●山口マオ「MAOカレンダー2018」

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(卓上)580円+税
(壁掛)1200円+税


●書肆 吾輩堂×山福朱実「猫ぞろぞろカレンダー 2018」

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(壁掛) 1700円(税込)


●ミロコマチコ カレンダー2018「鉄三、うちの猫たちはね。」

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(壁掛)540円(税込)
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2017年09月15日

通勤路の田んぼ

田んぼの稲が実ってきました。一年中、どの季節の田んぼもいいものですが、稲刈りが近づく時期は格別です。
初夏に田植えがおわり、しばらくして「稲苗もずいぶんしっかりしてきたなあ」などと眺めたりしているうちに暑い暑い夏がやってきます。照りつける太陽のもと、じっと息を詰めるようにして過ごし、そしてお盆をすぎて、近所の人らと「朝晩はだいぶらくになりましたねえ」などと言いあいながら、ふと落ち着いて田んぼを眺めると、もう稲穂も垂れはじめているのに気がついて、「わあ、もう秋だ」と目を見張る、といういつものパターン。うちは農家ではないので暢気なものです。

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青々と、頼もしく育っている稲苗(7月22日)

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稲穂が垂れてきて、これからだんだん金色になります(9月14日)



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夏から秋へ、といった感じの雲。
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2017年09月11日

運動靴デビュー

朝晩ずいぶん涼しくなりました。日中はまだまだ30℃前後あるとはいえ、動きやすくなったせいか、ここのところうれしい買取りが続いています。それにしても、9月にはいった途端、素足にサンダルやノースリーブのワンピースなどを見ると、なんだか落ち着かないような、心もとないような気持ちになるのも不思議なもので、こないだ冬物洗って仕舞ったところなのになあ、と意識は少しずつ防寒のほうへ。

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入口を開けっぱなしていると、さっそくやってきたご近所さん。
猫のみなさんも過ごしやすそう。


昨年から、月に一度程度、数日間京都に滞在するようになりました。仕事でも遊びでもなく、家事手伝いで。店にとっては、休業日が不規則になるのは良くないに決まっていますが、この歳(45歳)になるまで、ただの一度も倉敷以外の場所で生活したことがなかったので、いい経験といえば、いい経験で、そしてちょっと時間が出来た時にはあちこちのすばらしい書店や古書店へ行けるので、大変勉強にもなります(蟲文庫への反映のほうは、これからぼちぼち……)。
でもなにより「よかったなー」と思っているのは「昼間に外を歩く時間が出来た」こと。もうずっと、20年以上も、午前中に自転車で店まで行って、ずーっと帳場に座って、そしてすっかり暗くなってからまた自転車で帰る、という生活を続けていたので、まとまった時間歩くことなどほとんどなかったのです。そんなこんなで、去年、大人になってはじめて「歩きやすい靴」というものを買いました。子供の頃から運動が大嫌いで、運動を連想させるTシャツやスニーカーまで嫌いだったのですが、どちらもついにデビューを果たすことができました。スニーカーというのは、ほんとに歩きやすくていいものですね。移動が増えたので当然忙しくなりましたし、これまでとは違う部分の体力を使うようにもなりましたが、おかげで慢性の座骨神経痛は軽くなってきました。近所の人から「なんか顔色よくなったね」とも言われます。運動って大事だなあ。これからも、まずは健康第一でやっていきたいと思います。よろしくお願いします。


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散歩に最適の鴨川。

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こないだは、自転車で上賀茂神社まで行きました。
posted by 蟲文庫 at 13:02 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月02日

看板の金具

昨日の昼間、表でガターンと大きな音がしたので慌てて出てみたのですが、周囲は特に変わった様子もなく、「あれ?」と狐に摘まれたような思いでまたそのまま帳場に戻りました。そして、そんなことがあったのもすっかり忘れていた夕方、水やりのために表に出てみると、店の看板が落ちているのにやっと気がついたのでした。ちょうど、建物とその前に停めている自転車との隙間に落ちていたので、目立たなかったのです。見てみると、取り付けていた金具が老朽化して切れたようでした。そういえば、2000年8月にここに移転した時から一度も取り換えたことはないはずなので、17年ほどたってついに切れたということです。

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すぐ直しました。
これからの17年ほども頑張ってほしいです。


9月に入り、朝晩がずいぶん過ごしやすくなりました。空にはいつのまにか秋の雲。

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夏を惜しんで、夏っぽい鴨川の亀の写真を。


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(おしらせ)


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『東京人』10月号 特集「クラシック音楽都市?東京」の巻頭エッセイを書かせていただきました。
特集とは関係のない「星のはなし」です。

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『サンデー毎日』(9.10.2017 増大号)に『星とあるく』の著者インタビューを掲載していただきました。インタビューと執筆は南陀楼綾繁さんです。
posted by 蟲文庫 at 16:25 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月27日

夕焼けと夕方猫

日が暮れるのがずいぶん早くなりました。
19時に店を閉めると、たいてい郵便局の夜間窓口に急ぎの郵便物を出しに行ったり、近くのコンビニに公共料金などの支払いに行ったりします。日の長いうちは、その行き帰りに夕焼けを眺めたり、夕涼みの猫たちを写真に撮ったりするのが楽しみなのですが、そろそろ難しくなってきました。

こないだまでの夕焼けと夕方猫たち。

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そしてこれからの季節、楽しみになるのは星空。

初夏に出した『星とくらす』は秋からはじまる本なので、内心ずっとそわそわしていたのですが、だいぶそれらしい季節が近づいてきてほっとしています。ひきつづきよろしくおねがいします。


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(おしらせ)

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『POPEYE』9月号 特集「君の街から、本屋が消えたら大変だ!」の中でご紹介いただきました。倉敷も本屋が激減してしまった町なので「まあとにかく、本屋が一軒でも多いといいよね(古本屋だけど)」と思いながらやっています。見かけたらぜひ手に取ってみてください。
posted by 蟲文庫 at 12:16 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月20日

夏休みの店番

今年のお盆休みの期間中も大勢の方にお越しいただきました。ありがとうございました。しばらく顔を合わせていなかった友人知人も覗いてくれて、たのしい数日間でした。

こないだも、ひさしぶりに訪ねてくださったある方から「相変わらず、よくじっとしてられるわねー」と感心されましたが、だからこそ、こうして訪ねてきてもらえるんですけどね、と相変わらずそう思うのでした。


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最近よく、うちの物干し台で涼んでいるご近所さん。
posted by 蟲文庫 at 18:14 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月04日

友部さんの月と星

先日、近くまで来られていた友部正人さんとユミさんご夫妻がお立寄りくださいました。ここ数年、家の都合で店内でのライブはもちろん、近隣であったライブを観に行くことすら出来ていなかったというのに、まさか自分の店で店番をしていてお会いできるなんて。ほんとうにありがたく、うれしく「なんて幸せ者なんだ、わたし」と思いました。

お話しによれば、数日前に鎌倉のmolnというお店であった「貸切り図書館」というライブのイベントで、わたしの『星とくらす』の紹介とともに、月や星にまつわる歌を何曲か歌われたのだそうです。例えば、♪月はあんなに、明るいのに♪という歌詞の出てくる「夜よ明けるな」とか。

鎌倉 moln「貸切り図書館 49冊目」
http://cloud-moln.petit.cc/banana/2706126

他に、月だと「はじめぼくはひとりだった」「一本道」「あいてるドアから失礼しますよ」「びっこのポーの最後」「ルナダンス」「密漁の夜」「38万キロ」「ジョージア・ジョージア・オン・マイ・マインド」「イタリアの月」「空から神話の降る夜は」「夜明けからいちばん遠い2月」「月の船」などがありますね。友部さんとユミさんは「月はいろいろあるけど、星が思ったよりなかったね」と仰っていました。そういえばそうかも。星ですぐに思いつくのは「君はこんな言い方嫌かもしれないけど」の♪ちっぽけな夜空が いっぱいの星で見送ってくるよ♪とか「地球のいちばんはげた場所」の♪ぼくらは古新聞を指揮棒にして 冬の星座に歌わせた♪かな。あと「海が降る」には天の川が出てきますね。「遠来」の♪ぼくらのいる星をながめている♪とか「愛について」の♪星のように遠い場所から♪はどうでしょう。ちょっと違うかな。
ああ、できるものなら聴きに行きたかったです。


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はじめてお会いした時にいただいたサイン。
1993年12月23日といえば、蟲文庫オープンのひと月ほど前です。
当時のわたくし、21歳。

探してみたら、その時のライブのポスターが出てきました。
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シルクスクリーンによるプリントの布製。

あ、いまこうして書いていて、「月でもうひとつ思い出した!」と思ったら「君が欲しい」の♪心やさしい月の輪熊が♪で、これは月ではなくてクマでした。


ライブの時にお会いするのとは違って、近況や共通の知人のことなど、いろんなことをゆっくりとお話し出来て、たいへんうれしかったのですが、でもまた蟲文庫でもライブが出来たらいいなあということも、つくづくと思いました。そういえば、おふたりとは、15年ほど前の真夏の蟲文庫での“酸欠”「友部正人朗読会+ライブ」の話にもなりまして、笑いながら「あれ、ほんと大変だったよね」なんて。

しばらく休んでいた蟲文庫でのライブは、3月のかえる目が5〜6年ぶり、そして近くのライブハウスに観に行くことすら、先日の知久寿焼さんのソロが数年ぶり、といった状況なのですが、どちらもこれからだんだんに復帰できたらと思っています。またよろしくお願いします。


お土産にいただいた、私家版の詩画集

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友部正人と広田稔による詩画集
『色鉛筆のどんでん返し』
『風のあしあと』

posted by 蟲文庫 at 16:55 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月03日

お盆のおしらせ

暑くなりました。関東方面のニュースを聞くと、天候が不安定で気温も低めのようですが、こちら岡山は安定の猛暑。表へ出ると身の危険を感じるほどの日差しです。最近、締切までにあまり間がない原稿の依頼が続いたな、と思っていたら、そうでした、お盆進行というやつですね。観光地ということもあり「連休こそ仕事」なので、つい忘れがちです。

昨年は都合により休業しましたが、今年は例年通り「お盆休み」の期間中は休まず営業の予定です。ただ、その前に6日(日)〜10日(木)まで休業いたします。詳細についてはブログトップの「おしらせ」ページをご覧ください。先日、ある方から「休業日のおしらせがわかりにくい」というご指摘をいただき、さっそくカレンダー式にしてみました。


お盆っぽい写真を一枚。

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家のまわりにわずかに残る蓮根畑
今年もきれいに咲いていました。
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2017年06月21日

『星とくらす』できました


先日もお知らせさせていただいた、『星とくらす』が出来上がりました。そろそろ店頭に並びはじめていると思います。蟲文庫にはすでにあります。
『苔とあるく』『亀のひみつ』につづく三部作の完結編。


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『星とくらす』田中美穂 著 木下綾乃 絵(WAVE出版)1600円+税

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帯を外したところ。

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カバー裏は南天の天の川。

装丁は、今回も松田行正さんのマツダオフィスです。


「苔」「亀」は、基本的に「そのことに詳しい人」の立場で書いていますが、今回はまったく違って、かなり素人の目線のもの。内容も、「自転車での帰り道に星空を眺めている日常についてのエッセイ」が中心で、どことなく『わたしの小さな古本屋』に近い部分もあるかと思います。「天文の基本について」ではなく、そこへいたるもう一、二歩手前あたりの、星に親しむきっかけやとっかかりになれば楽しいなと思って書きました。かえる目の「天文台もなかのうた」についての文章もありますよ。

3年ほど前にこの本を書きはじめた頃から、母が「天文はぜんぜん興味がない…(私には難しいかも)」と暗い顔をしていたのですが、先月、試しに4校くらいのゲラを見せてみたら、「わ、これなら読めそう!おもしろそう」と目が輝いたので心底ほっとしました。これは内容もだとは思いますが(思いたいですが)、木下綾乃さんによるイラストのおかげも大きいと思っています。案内役のヤマネコくん、とてもかわいいのです。

ところで、この本は「秋のころ」のオリオンの話しからはじまっています。季節外れもいいところですが、秋の終わりから見えはじめるオリオンは、日頃から星に親しんでいる人にとっても、それほどでもない人にとっても、印象深く、頭の中でイメージしやすいのではないかと思ったからです。とはいえ、季節に関係のない話題も多いですし、たったいまが初夏なだけで、季節はどんどんと移り変わるので、目次などで気になったところから読んでいただければうれしいです。どうぞよろしくお願いします。

星空をはじめとした写真や、専門的な内容の確認については、多くの方ににご協力をいただきました。
『苔とあるく』からちょうど10年。「おわりに」にも似たようなことを書いたのですが、同じ編集者と10年かけて、このような3冊の本を作ることができたのは、とてつもなく幸せで、ほとんど奇跡のようなものだと思います。これまで、さまざまな形でお力添えくださった皆様、ほんとうにありがとうございました。
無事出来て、よかったなー。


「この本が、ふだんより少しだけ目線を上げ、星々に近づくきっかけとなりますように。」


posted by 蟲文庫 at 20:09 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月02日

氷ノ山の星空と星の本

2ヶ月ほども更新できずにいるうちに、もう6月です。

以前にもちらっとお知らせをさせていただいていましたが、数年前から取り掛かっていた星についての本が、ついに今月中旬〜下旬に発売されることになりました。
『苔とあるく』『亀のひみつ』につづく第3弾(完結編)の『星とくらす』という本です。前の2作にくらべると、エッセイの要素が強く、内容も「星は好きだけどそれほど詳しくはない」という立場で書いたものなので、雰囲気はだいぶ違うものになったと思います。「自転車での帰り道に星の観察」をしている日常の様子を中心に、流星と彗星はどう違うかなどをイラスト入りでちょこちょこと解説しています。詳しいことは、またあらためて。どうぞよろしくお願いします。

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先日、コケ観察会の講師として鳥取県の若桜(わかさ)へ行ってきました。スキーをされる方なら「氷ノ山(ひょうのせん)」という山の名前で知っておられるかもしれません。

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若桜鉄道「若桜駅」


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倉敷から鉄道を乗り継いで4時間ほどかかる中国山地の深いところです。若桜自体は初めてでしたが、ここから峠をひとつ越えたところ(兵庫側)に母の実家があるので、ひどく懐かしい感じもありました。

「氷ノ山 自然ふれあい館 響の森」で行われている様々な観察会の一貫で、これまであまりじっくりとコケを見たことはなかったという方の参加がほとんどでした。そんなわけで、まずはコケとコケ以外の植物とを見わけるところからはじめます。その後は、現地に生えているいくつかの特徴的なコケの種類を紹介しました。新緑のまぶしい初夏の森で、地面や岩にはいつくばっているのはもったいないような気もしないではないですが、コケのほうも凵i胞子体)が伸びている時期で「いちばんいいシーズン」ではありました。最後は屋内で顕微鏡観察を。
講師ひとりだったので、行き届かないところが多々あったと思いますが、他の動植物とはちょっと勝手が違う、コケへの近づき方を体験していただけたのではないかと思います。暑い中、ほんとうにありがとうございました。

ところでこのあたりは、倉敷天文台で数々の彗星を発見した本田實さんの生まれ故郷にも近く、天気予報を見ながら「もしかしたら…」と内心期待していた通り、夜には、思わず息をのむような、すばらしい星空を見ることもできました。
近々発売予定の『星とくらす』にも書いたのですが、星を眺めるようになった最初のきっかけは、倉敷天文台と本田實さんの存在なので、なんというのか、もう胸いっぱいでした。


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星の写真は撮れなかったので、夕日の写真を。


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(おしらせ)

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山尾悠子さんが、角川書店のPR誌『本の旅人』に「倉敷・蟲文庫への通い始め」というエッセイを書いてくださいました。大きめの書店では配布されていると思いますので、機会がありましたらぜひ手に取ってください。わたしはまずは神棚に。


現在蟲文庫では、山尾悠子さんのご著書も販売しております。

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『角砂糖の日』山尾悠子歌集(LIBRAIRIE6)3200円+税 
3月に重版されたものですが、こちらも既に在庫僅少となっています。

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『夢の遠近法』山尾悠子(ちくま文庫)900円+税
『ラピスラズリ』山尾悠子(ちくま文庫)760円+税

いずれもサイン入りです。
posted by 蟲文庫 at 18:38 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月19日

かえる目、科、属、種

あれから、さらに風邪をこじらせたり、確定申告があったりして、いつのまにか3月も中旬になっていました。お彼岸ですね。

ひさしぶりの「かえる目」のライブ、あらためて宣伝をと思っていたのに、もう日も迫り、そろそろご予約で満席になりつつありますが、それでもあたらためて。

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「蟲文庫で、かえる目の切符拝見」
出演:かえる目(細馬宏通:vo, g、宇波拓:g、木下和重:vo, vl、中尾勘二:perc, kl)
於:蟲文庫
日時:3/30(木)18:30開場/19:00開始
予約:2300円/当日:2500円(※ドリンクのご用意ができないため、持ち込み歓迎いたします)

このすてきなライブのタイトルは、細馬宏通さんが考えてくださいました。
ちなみに「かえる目」は「かえるもく」と読みますよ。動植物の図鑑などをみていると「目」「科」「属」「種」というのが出てきますが、あの「目(もく)」です。かえる目の場合、メンバー4人全員揃う時は「かえる目」、なんらかの都合で3人の時は「かえる科」、同じく2人の時は「かえる属」、そして細馬宏通さんのソロの時は「種」である「かえるさん」になります。

それでは、みなさまのお越しをお待ちしております。たのしみー

※大盛況をもって終了いたしました。お越しくださったみなさま、メンバーのみなさま、ほんとうにありがとうございました。

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撮影:藤井 豊(2017.3.30)

当日の様子は、またあらためて書きたいと思っています。
posted by 蟲文庫 at 11:50 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月19日

24年目になりました

日差しがずいぶん明るくなってきました。冬の短いこちら山陽地方は、そろそろ春めいてきています。

おかげさまで蟲文庫は、この2月7日に23周年を迎え、24年目となりました。本当に、どれをひとつとっても、おかげさまと幸運とのうえに維持継続できている思います。そして、自分に出来ることは、これからも「続けていく」「続けられる」ということを一番に考えながらやって行くことだと思っています。ひきつづきどうぞよろしくお願いします。成り行きとはいえ、よくこんな寒くて暇な時期にはじめたものだと、毎年しみじみ思います。


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自宅付近のノラさん。先日ついに写真に撮ることができました。


でも、そんなことを言っているそばから、先週は風邪をひいて臨時休業してしまいました。体調不良で休むのは、昨年春のぎっくり腰以来です。突然やってきた咽喉の腫れ、悪寒、節々の痛み、38〜39℃の発熱(ふだんは風邪をひいても熱は出ないタイプです)で寝込み、もうこれは絶対インフルエンザというやつでしょう、と思い、なんとか起き上がれるようになったタイミングで自宅からいちばん近いM内科へ。M先生は弟の同級生のお父さんです。待合室に座っているのもつらい状態でしたが、事前に「インフルエンザかも」と申告していたせいか早めに診てもらうことができ、結果「おめでとうございます!インフルエンザじゃありませんでした。自由行動です!」という診断と現在の症状にあわせたお薬を処方していただき、しかし、会計とお薬待ちの間に貧血を起こして、しばらく診療室で横になるなどしながら、またよろよろと家まで帰りました。久しぶりに診察していただいたM先生は、快活さはそのまま、いい感じにお歳を召しておられました。
ということで、「症状の重い風邪」でした。症状が出る直前までいつもどおり店番をしていたので、インフルエンザではなくてほんとうによかったです。

そして、二日ぶりに店を開けると、「どうやら今日は開くらしい」ということで、ご旅行の日程を入れ替えてまで待機してくださっていた方が二組もみえ、感謝の言葉もありませんでした。ほんとうにありがとうございました。


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【速報】

3月30日(木)に、かえる目のライブが決まりました!

「蟲文庫で、かえる目の切符拝見」
出演:かえる目(細馬宏通:vo, g、宇波拓:g、木下和重:vo, vl、中尾勘二:perc, kl)
於:蟲文庫
日時:3/30(木)18:30開場/19:00開始
予約:2300円/当日:2500円

すでにご予約受付中です。6年前の「かえる目のムシムシ大行進」以来となります。年度末の月末の平日ですが、ご都合のつく方はぜひ!

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posted by 蟲文庫 at 13:47 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする