
『原民喜童話集』+別巻『毬』(発行:イニュニック/編集:未明編集室)
2冊組 函入り 2750円+税
今月15日に発売になりますが、荻窪 title と 倉敷 蟲文庫ではすでに先行販売がはじまりました。
詩人/小説家・原民喜が残した美しく透明な童話七篇に、全集未収録の詩篇一篇を加えた初めての童話集です。
別巻『毬』目次
「鈴に気づく日」蜂飼耳(詩人/作家)
「原民喜童話と『星の王子さま』竹原陽子(原民喜文学研究者)
「稀なる星よ、一羽の雲雀よ」須藤岳史(音楽家)
「幻のみどり」田中美穂(蟲文庫)
「民喜の中の地下水 ー原時彦氏を訪ねてー」外間隆史(本童話集編集者)
「想画集 ー原民喜にー」外間隆史
わたしは原民喜が、倉敷に嫁いでいた妹の家を戦後二度ほど訪ねたことを書いている作品(「氷花」「永遠のみどり」)をもとにした「幻のみどり」というエッセイを寄せました。
発売を記念して下記のようなトークイベントも行われます。(※ 東京 荻窪 titleでのイベントはすでに終了しました)
●11/7(火)荻窪 Title
蜂飼耳×外間隆史
「鈴に気づく日」と題し、この時代に耳をすますことについてを詩人とお喋り。

詳細:
http://www.title-books.com/event/3581●11/25(土)京都 恵文社一乗寺店COTTAGE
話題の新作『回遊人』を発表したばかりの吉村萬壱さんとトークイベントを。
作家のまなざす果てに何があるのか。

詳細:
http://www.cottage-keibunsha.com/events/20171125/東京、京都のあとは、おそらく広島でも行われるのではないか、と小耳に挟んでいます。
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『新版 幼年画』原民喜(瀬戸内人)
1800円+税
版元の瀬戸内人のほうでは、もう残り少なくなっているということですが、蟲文庫にはまだある程度まとまった数の在庫がありますので、ご興味のおありの方やお店さまがありましたら、お気軽にお問い合わせください。