◆古本・倉敷「蟲文庫」◆
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2013年09月29日

『胞子文学名作選』について

『胞子文学名作選』がついに出来上がりました。

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『胞子文学名作選』田中美穂 編(港の人)2600円+税
ブックデザイン: 吉岡秀典(セプテンバーカウボーイ)

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断面。

先日ようやく蟲文庫にも入荷しました。作品ごとに紙が違うため、手触りや匂いもどんどん変化する、というとんでもないデザインの本です。家の者が、手に取るなり「物質!」と叫んでいました。

(収録作品)

永瀬清子「苔について」・・・詩

小川洋子「原稿零枚日記」・・・小説

太宰治「魚服記」・・・小説

松尾芭蕉 2句・・・俳句 

小林一茶 3句・・・俳句 

伊藤香織「苔やはらかに。」・・・小説

谷川俊太郎「交合」・・・詩

多和田葉子「胞子」・・・小説

野木桃花 1句・・・俳句 

川上弘美「アレルギー」・・・小説

尾崎一雄「苔」・・・小説

河井酔茗「海草の誇」・・・詩

栗本薫「黴」・・・小説

宮澤賢治「春 変奏曲」・・・詩

佐伯一麦「カビ」・・・小説

前川佐美雄 3首・・・短歌 

内田百閨u大手饅頭」・・・小説

井伏鱒二「幽閉」・・・小説

尾崎翠「第七官界彷徨」・・・小説

金子光晴「苔」・・・詩


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この本は、3年前に出された飯沢耕太郎さんによる『きのこ文学名作選』(港の人)の姉妹編。先日行われた「かまくらブックフェスタ」では、飯沢耕太郎さんと「きのこニョキニョキ×胞子ふわふわ 文学談義」という対談をさせていただきました。

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(※港の人の月永さんが撮られた写真を拝借しました。)
この写真ではわかりませんが、飯沢さんはきのこ柄のシャツをお召しで、わたしは胞子っぽい柄のワンピースを着ています。事前に相談したわけではないのですが、なんとなく服装がかぶっていました。

飯沢さんとの対談は実は二度目になります。最初は2010年1月、わめぞのイベント第18回往来座外市にて「粘菌生活 キノコとコケとエトセトラ」というお話をさせていただきました。ちょうど、平凡社新書の『きのこ文学大全』が出たばかりの頃で、コケなどの隠花植物にもその可能性があるかも?というようなお話もしたのです。それがついに、というか、いつの間にか、このたびの『胞子文学名作選』として実現したのです。

今回も、主に飯沢さんがまとめてくださり、わたしは飯沢さんが要所、要所でこしらえてくださる「田中がしゃべりやすい(しゃべれそうな)内容」の時になんとかしどろもどろでしゃべる、という状況でしたが、おかげさまで(ほんとうにおかげさまで)なんとか終えることができました。それにしても飯沢さんの、あの思いや考えを瞬時に的確な言葉に変換し、さらにユーモアも交えてお話できる能力というのは、いったいどういったところからやってくるのか、と遥か遠くの惑星をみやる思いでした。
飯沢さん、そして大町会館までお越しくださった大勢のみなさま、ありがとうございました。

この対談では、途中からデザイナーの吉岡秀典さんも加わってくださって、あのものすごい装幀についてのお話も伺うことができました。この席には、装画を担当してくださった松田水緒さんもみえていたのですが、松田さんの描かれる絵には『きのこ文学名作選』でひとめぼれしていたので、今回も描いていただけて、もうほんとうにうれしかったです。

この鎌倉大町会館は、よく映画などの撮影にも使われた、深谷の仲町会館を思わせる雰囲気でした。古い公民館のようなところです。

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【通信販売について】

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向かって左側の銀色が通常版、右の緑が限定300部の苔版。
(表紙の色以外は、中身も定価も同じです)

通常版については蟲文庫でも通信販売を承っております。送料実費をいただくようになりますが、
ご希望の方は、mushi-b■nifty.com(■→@)まで、メールでお問い合わせください。

限定「苔版」の通信販売の受付は終了いたしました。ありがとうございました。(10月4日更新)
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いまだから言えますが、じつは先週の「かまくらブックフェスタ」でのお披露目に間に合うかどうか、という瀬戸際のぎりぎり進行。前日まで、関係者のだれひとり実物を見ていないという状況だったのですが、無事に、とんでもなく素晴らしい本が出来上がりました。やったー。

この本が出来たいきさつや、造本については、これからちょっとずつこのページに書き足していきたいと思います。


まず、最初の作品、永瀬清子「苔について」。

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じつはここはわたしの書き文字なのです。便せんに、一行一行書きました。

自分の書く文字が好きな人というのは、あまりいないと思います。わたしもそうなのですが、デザイナーの吉岡秀典さんがいたく気に入ってくださったので、とてもうれしかったです。「ふだん使っている紙と万年筆で、コケの標本袋に書くときのようなスピードで、決して丁寧に書きすぎないように」というご指示でした。

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ちなみに、その「コケの標本袋」の文字は、表紙のデザインにも使われています。

それにしても、この手書きのページだけは、例えば印刷の直前に誤字脱字がみつかったとしても、岡山からは修正できませんから、お送りする前には、文字通り目を皿のようにして何度も何度も確認しました。

それでも、頭を抱えて転げ回るようなミスは、たいてい本が出来上がってから見つかるものなので、怖くてまだじっくりとは見られてないです。
posted by 蟲文庫 at 13:38 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月20日

胞子の栞

先日からお知らせしている『胞子文学名作選』田中美穂 編(港の人)がついに発売になります。
といっても、まだ実物を手にしていないので、この22日(土)23日(日)に開催される「かまくらブックフェスタ」から帰ってきたら、あらためてご紹介したいと思います。蟲文庫には25日くらいの入荷予定です。

ひとまず、蟲文庫特典として「胞子の栞」をつくりました。

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縦半分に切ると栞が2枚取れるように印刷しています。羊歯、苔、きのこ、麹黴、海藻。
(亀はついでに刷ったので関係ありません)
「かまくらブックフェスタ」にも持っていきます。


※『胞子文学名作選』は蟲文庫でも通信販売を受付いたしますが、メールの返信、荷造り発送作業などが大変のろいほうなので、お届けまで、すこしお時間いただくことになると思います。よろしくお願いします。
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22日(日)の『胞子文学名作選』刊行記念トークイベント「きのこニョキニョキ×胞子ふわふわ 文学談義」で飯沢耕太郎さんと対談させていただきます。まだ若干空席があるということなので、ぜひ。

http://www.minatonohito.jp/kamakurabf/#event
posted by 蟲文庫 at 16:33 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月13日

洗濯機と白いお父さん

【お詫びと訂正】

ひとつ前の日記の「かまくらブックフェスタ」のお知らせの部分で、飯沢耕太郎さんの敬称が抜けていました。
大変失礼をいたしました。

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扉や窓を開け放っていられる気候になったので、近所の猫らがぞくぞくとやってきます。入れ替わり立ち替わり、飼ってもいないのに、一日中猫がいるような状態。

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Kさん宅の白いMさんの姉か妹になるらしいトラミさん。さすが美形です。


先日、洗濯機を購入。もうかれこれ10年以上、入居時に前の人が残していった二槽式のオンボロを使い続けていたのですが、当時から脱水タイマーのネジが切れて、脱水つまみを手で持っていないと回らない状態というのが、いよいよ面倒になってきたのです。それでついに全自動、とも考えたのですが、やはりこれまでと同じような二槽式の、その中でもいちばん単純な仕組みの製品にしました。それでも、脱水時に手が放せるようになっただけでずいぶんラクです。

それにしても、最近の洗濯機は18万円とか20万円とか「いったい何をしてくれるんですか?」と聞きたくなるような高級品もあるんですね。二槽式の最高級は、脱水直前のすすぎまでを自動でやってくれるというもので6万8千円の製品でしたが、でも、そこまでしても二槽式にする事情がなんなのかを知りたいところです。
ちなみに、我が家が最も単純な二槽式を使っているのは、湿度高めのガレージのような場所に設置するため、コンピュータで動く製品はすぐに壊れそうだから、という理由によるものです。


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洗濯といえば、上の写真は、我が家でふだんから「お父さんは?」「お父さん取って」「お父さん持った?」「お父さん知らない?」などと言われている自転車の鍵。あのCMに登場する白い犬のお父さんのキーホルダーです。すっかり薄汚れて白くなくなってきましたが、でも、このお父さんの中には機械が入っていて、胴体を押すと「お前に別件などない!」「青春は待ってくれないぞー」などランダムに5種類くらいのセリフをいいます。もちろん北大路欣也の声です。洗濯できないのです。
posted by 蟲文庫 at 12:54 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月04日

昨日のオニヤンマ

例年以上の猛暑が続いていた倉敷ですが、先週ひさしぶりに雨が降ったのを境に気温が下がり、ここのところずいぶん涼しいです。夜、半袖で自転車に乗っていると寒いくらい。
そして、今年のはじめくらいからずっと携えて暮らしていたようなある仕事が一段落。ついに完全に手を離れ、こちらもほっとしたところです。


定休日の昨日は、ほぼ一日雨降りでしたが、夕方いっときやんだので散歩へ。


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ものすごく久しぶりに見たオニヤンマ(死骸)。

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飛んでいるのを見た記憶は、小学生時代にさかのぼります。


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用水路には立派なアメリカザリガニ。


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もうすぐ食べられそうな無花果の実。

家のまわりには無花果の木が多いので、歩いていると、あちこちからふわっと甘い匂いがしてきます。


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(おしらせ)

もうあと1週間くらいで次の号が出てしまいますが、現在書店に並んでいる『CASA BRUTUS』特集:北欧デザインの名作と暮らす。巻末「LIFE@PET」のコーナーで、我が家のクサガメ、サヨイチをご紹介いただきました。

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亀のサヨちゃん、なんとCASAデビュー!
たまたま遊びにきていた、ご近所猫のほそ子さんも活躍しています。

取材してくださったカメラマンの女性が、亀の飼育経験もある亀好きの方で、たいへんかわく撮ってくださいました。わー

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先日もお知らせしたとおり、9月22日、23日に「かまくらブックフェスタ 2013」が開催されます。
いろいろ盛りだくさんのお催しの中で、『胞子文学名作選』のお披露目をかねて、飯沢耕太郎さんと対談をさせていただきます。お近くの方はぜひ!

「かまくらブックフェスタ」:http://www.minatonohito.jp/kamakurabf/
『胞子文学名作選』:http://www.minatonohito.jp/products/141_01.html

posted by 蟲文庫 at 15:54 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月18日

足探りの海水浴

先日「そうだ、たまには海に浸かってみるのもいいかもしれない」と思い立ち、ひさしぶりに海水浴へ。レジャーというよりは、湯治のような目的での「海水浴」。

ちょうど友達が「盆前には子供らを海に連れていかんといけん思うとったんよ」(連れて行かないといけないと思っていた)ということで、それに便乗することに。昔から、お盆をすぎて海にや川に入ると足をひっぱられる、といいます。


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山の中を歩いているようですが、海に向かっています。

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ほら。

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ほらほら。


ほとんど泳げないので、浮輪につかまって浮かんでいるだけでしたが、まあ「海水浴」ですからそれで十分。
海に入ると潮でべたべたするし、あとでものすごく疲れるのですが、でもやっぱり気分の問題以上に心身ともにすっきりするうえ、湿疹やあせもなど、軽度の炎症にはてきめんの効果があると思います。

連れていってくれた友達は、「そりゃあな、海がいろいろ悪いもんを吸うてくれるんよ」と言っていました。そうかもね。

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来年の夏も行けたらいいなあ。

足さぐりで「海藻あてっこ」するも楽しかったです。足が届くぎりぎりくらいの藻場で、足にさわる感触をもとに、なんという海藻か見当をつけてから、足指で掴んで引き上げて確かめます。やっていたのはわたしだけですが。

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収穫:海松(みる)

これがいちばんわかりやすい。


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(おしらせ)

『胞子文学名作選』田中美穂 編(港の人)という本が、この9月末に出ることになりました。

飯沢耕太郎さんによる『きのこ文学名作選』の姉妹編にあたるもので、苔、シダ、キノコ、カビ、海藻など「胞子でふえる生き物」が登場する文学作品を集めたアンソロジー。
詳細:http://www.minatonohito.jp/products/141_01.html


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『きのこ文学名作選』飯沢耕太郎 編(港の人)

思わず目を見張るような大胆なブックデザインでも話題となったこの本同様、デザインは吉岡秀典さん。胞子のほうも、もう、とにかくたいへんなことになっていますので、どうぞお楽しみに。

また9月22日、23日に開催される「かまくらブックフェスタ 2013」では、この本のお披露目をかねて、飯沢耕太郎さんとのトークをさせていただきます。

詳細:http://www.minatonohito.jp/kamakurabf/

ひとまず、告知解禁になったので取り急ぎのお知らせでした。
またあらためてお知らせいたします。

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(新入荷)

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藤井豊写真集『僕、馬』(りいぶる・とふん)3800円

里庄在住のカメラマン、藤井豊が「2011年3月11日、東日本大震災発生一ヶ月後の4月11日より約1ヶ月余り、青森、岩手、宮城、福島を歩いて撮った写真集」です。
装幀は扉野良人、挟み込みの栞には藤井くんと親交の深い荻原魚雷、河田拓也の両氏が寄稿しています。


東日本大震災の起こる数日前、藤井くんは自宅から蟲文庫までの20キロメートル余りの道のりを「なんか気が向いて」と歩いて来たことがありました。鉄道で20分、車で30〜40分くらいの距離です。「なんか、あれがきっかけになったなあ」と言っていました。

手に取りやすいところに並べていますので、ぜひご覧ください。

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「LIve in Saritote」杉本拓と佳村萠(Ftarri CD 1500円)

全22曲のうち、4〜6曲目は蟲文庫での録音(2010年5月9日)です。 きゃー!
posted by 蟲文庫 at 11:58 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月09日

古本屋外活動週間でした

しばらく休みがちでしたが、おかげさまでいくつかの任務を無事終えることが出来ました。仕上げが日本蘚苔類学会の観察会(炎天下の野外)でしたが、倒れずすんでほんとによかったです。蘚苔類学会(コケ学会)は、日本全国から、その道の人々が100人くらい集まるのですが、みなさん「岡山っていつもこんなに暑いんですか?」とかなり驚かれた様子でした。岡山の夏は暑いです。そして、冬も意外に寒いです。


裏山観察中にみつけた虫こぶ。

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最初は何だかわからなかったのですが、観察会に参加されていた、ある博物館の学芸員Mさん(美女)から虫こぶだと教えられました。

「ほら、どれも葉脈のところについているでしょう?」

「わ、ほんとだ」


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『虫こぶハンドブック』薄葉 重(文一総合出版)によれば

クヌギハマルタマフシのようです。
posted by 蟲文庫 at 13:07 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月19日

本日の珈琲

珈琲が美味しい、珈琲がいまいち、珈琲が不味い、珈琲のことなんか思い出したくもない、ということで、だいたいその日の体調がわかります。先月末から具合を悪くして、普段の「低め安定」をはるかに下まわったうえ、揺れに揺れる日々が続いていましたが、最近では不安定は不安定なりの操縦方法が身についてきて、まあぼちぼちやっています。
根を詰めすぎない、万障繰り合わせて早く寝る、腹6分目、というただそれだけのことですが、おかげで今日はわりと珈琲が美味しいです。でも、いつ寝込んでもいいように、期日前投票は済ませました。

だいぶ前から取り組んでいたあることも、ようやく目鼻がついてきました。近いうちにこちらでもご報告できると思います。


近所の田んぼの稲も育ってきました。

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この写真ではわかりにくいですが、野生のメダカが小規模な群れをつくって泳いでいました。

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子供の頃は、網でひとすくいしただけで佃煮にできるほどとれたもんですが。
posted by 蟲文庫 at 15:24 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月28日

病院がえり猫

あれこれと地味にバタバタしていたところ、予想通り体調を崩し、しばらく弱っていました。毎年この時期は、なぜか慣れない仕事や頼まれ事などが重なるので、こうなりがちです。まあでも、おかげで年に一度くらいは病院で検査を受けることになるので、ちょうどいいといえばちょうどいい。

そして気がつけば7月も目前。夏休みも近づいているので、『魚の子育てのひみつ』『琵琶湖の魚』『ブナの森は生きている』『サボテンのふしぎ』『日本のトンボ』、他各種図鑑類などなど、自由研究の参考になりそうな本を店頭に出しました。あと、宿題にはちょっとあれですが、ドゥーガル・ディクソンの『アフターマン』なども。


病院がえり猫。

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近づくと、
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おお、青い目の美人さん。

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昨年2月から続いていた、オオヤコーヒクラスは、先日6月23日(日)の第11回(最終回)をもって終了いたしました。「だいたい1〜2ヶ月に1回」という不定期開催でしたが、中には皆勤の方もおられ、最終回も大盛況。ご参加くださった皆さん、オオヤさん、長い間ありがとうございました。
第2弾は、9月から 林源十郎商店の一角にある café Gewalt ではじまりますので、ご興味のおありの方はそちまでお問い合せください。

林源十郎商店:店舗案内:http://www.genjuro.jp/shop/index.html

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『美味しいコーヒーってなんだ?』オオヤミノル(マガジンハウス)1680円

近日蟲文庫にも入荷予定です。

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《7月の休業日と営業時間短縮のお知らせ》

勝手ながら、7月中は月曜・火曜の週休二日、営業時間も12:00〜18:00と前後1時間ずつの短縮といたします。ただ、遠方からお越しの場合など、事前にご連絡をいただければ開けられる日もありますので、メールやお電話等でお気軽にお問い合せください。

・7月25日(木)〜28日(日)臨時休業

8月からはまた通常通り、火曜定休 11:00〜19:00に戻ります。
よろしくお願いします。
posted by 蟲文庫 at 22:23 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月21日

『苔とあるく』から5年


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今年の日本蘚苔類学会は岡山であります。ということは、そうですね、身近な話題で言うならば、その年の町内会の会長やPTAの役員になった感じでしょうか、岡山に縁のコケ関係者は、そのための準備におおわらわとなります。

先日は、その関連の下見で店の裏山へ。子供の頃からの散歩コースではありますが、今回は参加者全員が学会員。事前にかなり細かいところまで調べておかないと不安です。

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ということで、サポートに来てくれた、コケ研究界の若手ホープOさんを先頭に、じわじわと前進。雨の中といえども、要所要所では「コケ観察は1時間1メートル」の形容も決して大袈裟ではありません。

Oさんは京都大学の学生さんで、コケ歴はまだ数年のはずですが、蘚類も苔類もおおよそはカバーしており、見えないような小さなものも難なく見つけるという、なんちゅうか「才気走る」人物。

以前ある先生が、硬軟問わず「コケ屋」と呼ばれる蘚苔類の研究者および熱心なコケ好きは、だいたい20年毎にまとまって出てくるというようなことを言われていましたが、そういえば、その先生は私達の20歳上、そしてこのOさんは私達より20歳下。ついに次世代登場ということなのでしょうか。わーそれは頼もしい!

ところでOさん、この道に進んだのは、なんとわたしの書いた『苔とあるく』を読んだのがきっかけだったということ。あの本は、おもに「理科系の話を聞く(読む)と眠たくなる」ような人(注:わたしもです)に向けて書いたもので、そんな方々から「道端のコケが気になるようになった」と言われるのは本当にうれしいことですが、発売から5年、そこから研究者まで生まれたなんて、感無量というのか、心底、書いてよかったなあと思いました。


コケの写真ではないですが、

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ツメレンゲ、

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岩陰のクモの巣に水玉。
posted by 蟲文庫 at 14:32 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月16日

哺乳動物と女子力

先日「6月なのに33℃なんてやめてほしい」と書いたら、翌日はなんと37℃まであがりました。ほんとにやめてほしいです。

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猫もぐったり。
(※右手前に黒猫)


少し前から、これまでの亀に加え、カワウソの店判が仲間入りしました。

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店の紙袋などに押している判子のこと。

先日、自分より年若い同業者のWさん(男性)が、「こないだNさん(こちらも同世代のご同業。ご夫婦)とこ行って、蟲文庫さん、最近カワウソの判子が出来ていて、女子力あがってましたよ、と言ったら笑われました」と。

なぜ「カワウソ」が「女子力」につながるのか、とY夫妻にも訊ねられたそうですが、Wさんとしては「爬虫類(亀)が哺乳類(カワウソ)になったから」と思ったのだそうで、申し訳ないけれど、わたしも爆笑してしまいました。まあ、そう言われてよくよく考えてみると、うっすらとほのかにわからないでもないけど、しかし、爬虫類の判子に哺乳類の判子が仲間入りして女子力アップかー、おもしろいなーWさん。


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岡山に「古書五車堂」がオープンしました。

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この3月に閉店した、万歩書店 平井店の店長だった中川さんが始められたお店です。


「美術、岡山の郷土関係資料を中心に、文芸、歴史、文学評論・研究、趣味など、固い本からやわらかい本まで人文書を幅広く扱う古本屋です」ということですが、この中川さん、もうほんとにびっくりするくらいなんでもよく知っているので(中川さんとおしゃべりしているだけで、古本屋としての能力があがる気がする)、きっととても面白いお店になるのではないかと思います。

【古書 五車堂】
〒703-8256 岡山県岡山市中区浜3丁目11-1-105
電話/FAX 086-272-9779
営業時間:10:00~20:00 不定休、駐車場あり
http://www.gosyado.com/

岡山駅からだとバスのほうが便利ですが、後楽園あたりからだと歩けます。夢二美術館や内田百閧フ生家跡も近いので、あわせてぜひ。

それにしても、五車堂といえば久保田さん。屋号を受け継がれたんですね。
posted by 蟲文庫 at 16:51 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする