先日、いくつかの取材をかねて鴨方〜矢掛にかけて出掛けてきました。わりとなじみ深い地域なのですが、見聞が目的で来ることはほとんどないので、とても面白かったです。地元在住のカメラマン、藤井豊くん(『僕、馬』(りいぶるとふん)の)が案内してくれました。
竹林寺山の岡山天体物理観測所。
そこから眺める瀬戸内の海と四国の山々。
併設されている岡山天文博物館には、あのドームの中の模型が。
太陽観測室では、太陽のプロミネンスや黒点などを観察することができます。館長さんが親切に解説してくださいました。
この博物館が出来たのは1960年。
たしかにそんな雰囲気の一角もあります。
敷地内では、3.8m新技術望遠鏡の建設中でした。
京都大学のプロジェクトだそうです。
夕方、隣の山から。
国立天文台 岡山天体物理観測所:http://www.oao.nao.ac.jp/
目的は天文台ではなかったのですが、思いがけない収穫もありました。新緑のまぶしい頃で、道中いろんな動植物を見かけました。それについてはまた次回。たぶん「里山の生き物編」になると思います。
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(新入荷のおしらせ)

ぽかん編集室より『ぽかん』5号が届きました! 付録として「のんしゃらん通信」と「ぼくの100」もついています。972円。※しばらく切らしていた4号も再入荷しました。

倉敷意匠計画室『紙モノカタログ 5』(1296円)私も「『胞子文学名作選』について」という文章を書かせていただきました。さらに吉岡秀典さんと松田水緒さんのご協力のもと、オリジナル文具も出来たのです。そちらについてはまた後日!

『胞子文学名作選』が出来上がった時、こんなふうな文章を書いておきたいと思っていたのですが、直後から怒濤のコケ図鑑の追い込みに入り、そのままになってしまっていました。なので、尚更うれしかったです。
倉敷意匠計画室:https://www.classiky.co.jp/
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(苔のおしらせ)
『ワンダーフォーゲル』6月号(山と渓谷社)の「いきものばなし」というコーナーでコケについて書かせていただきました。山歩きや登山の道中で目にする動植物を紹介するページです。写真は伊沢正名さん。よかったら見てくださいね。
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苔庭からコケを知ろう!という、新しいコケ入門書が発売されました。『苔三昧』大石義隆(岩波書店)。各地の代表的な苔庭とその見どころの紹介、そして巻末にはコケについての基礎知識もきっちり紹介されています。新刊書店でぜひ!
(※上記2冊は小店には並んでおりません。すみません。)