◆古本・倉敷「蟲文庫」◆
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2007年02月07日

水玉模様の亀

先日リクエストいただいたので、遅ればせながら蟲文庫の今年の年賀状をご紹介。こんなんでした。

0702071.jpgキボシガメ(Clemmys guttata)
実際は黒地に黄色い水玉模様の亀なのです。
亀図鑑をみながら一生懸命描きました。そしてプリントゴッコで複製。

さてさて、自称〈Majikick 岡山代理店〉蟲文庫。「ハスノス/ueno」「源におかえり/工藤冬里+さやソース」に加えて、「テニスコーツのテーマ」「veno2/venotagashi」「ヴェノルゴール/venotagashi」「明滅と反響/yumbo」「ペットセメタリーサウンズ/プカプカブライアンズ」が入荷。蟲文庫の帳場前がたいへん充実しております。うれしいな。
植野さんのブログ「たかしんぶん2」でもご紹介くださっています。ありがとうございますー。

ここ1年ほどのベスト&ロング・セラー、工藤礼子「人」「草」(HYOTAN RECORDS)は既に在庫僅少です。お早めに。


ところで、わたしの利用している、このSeesaaブログ。きのうニューアルに伴うメンテナンスでお休みしていましたが、ようやく復旧したと思ったら、またしても「画面がうまく表示されない一部のお客様」に該当しているではないですか。一部のMacintoshで起こっている不具合のようですね。見た目は普通なのですが、設定変更や編集などがオソロシク面倒なことになっているのです(ソースを開けて、そこから該当のURLを探して....なんていうことをやらなくてはいけない)。もー。
こうして少数派はどんどん切り捨てられていくわけですね。なんとか改善されることを願うばかりです。と、願うばかりでなく、もちろんお問い合わせフォームから何度も苦情を送っておきました。

と、そんなことをしているうちに日も暮れてまいりましたが、今日、2月7日は蟲文庫の開店記念日です。これからもどうぞよろしくご贔屓に。

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 (お知らせ)

この11日(日)、12日(月)は京都のコケ偵察および、「a K show case tour 2007」Arrington De Dionyaso, Karl Blau, Tori Kudo/Maher Shalal Hash Baz at京都アーバンギルド」(※ 工藤冬里/マヘルほか皆々さまのライブが京都であるということです)観戦のため、お休みいたします。

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posted by 蟲文庫 at 14:17 | お知らせ・催事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月03日

いちごいのぴぴ

今日は節分。巻きずしは食べませんが、豆は蒔きます。

最近届いた寒中見舞いより、お気に入りの一枚。
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東京都は国分寺市在住K嬢の「いちごいのぴぴ」(いちごイノシシ)。

そういえば彼女は、国分寺からそう遠くないところにある世界堂(画材屋さん)に、もう20年かそこら勤めている人なので、レジで顔を合わせたことのある人もけっこういそうです。


ところで、ナドさんが店番猫を引退してからというもの、夜な夜などころか昼間でも、ネズミやイタチが出没して大変です。食料などは全て冷蔵庫にしまっておかないと、あっという間に奪われてしまうのです。この前も、ししゃもを焼いて冷ましていたところ、ふと目を離した隙(といっても、20分くらいはありましたが)に跡形もなく消えていました。パンやチーズも好きみたいです。この前、鎌倉の友達が、とーっても美味しいパンを送ってくれたところなので、充分に気を付けねばなりません。いまさらながら、ナドさんの威力に感じ入っているこの頃。
あ、でも節分の豆は夜のうちに拾っておいてくれたらうれしいです。

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隠居生活満喫中のナドさん。
posted by 蟲文庫 at 17:42 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月01日

majikick 岡山代理店

2月です。家賃も昨日のうちに無事払いおえ、ほっとひと息。久し振りに、少しだけ贅沢なコーヒー豆を買う。

煙草はもともと吸わない、お酒も日常的には飲まない(ようにした)、けれどコーヒーだけは無いと落ち着かない、というまさに珈琲中毒。友達や知り合いが来て、「お茶とかコーヒーどうですか?」とすすめた時、「コーヒー」と言われるとわけもなくうれしい。いそいそとお湯を沸かし、カリカリと豆を挽く。ちなみに、深煎り一歩手前くらいの中深が好きです。
そういえば、昨年末の蟲ライブで来ていただいたテニスコーツのさやさん植野さんもコーヒー好き。ことに植野さんのそれは尋常ではなく、たいへん入れ甲斐がありました。

majikickのCDは、現在《ハスノス / 植野隆司》、《源におかえり / 工藤冬里、SayaSource》の2タイトルが入荷しています。みなさんお待ちかねの《ぼくたちみんなだね / テニスコーツ》は、ただいま再生産中(?)のようですので、いましばらくお待ちください。その他、さやさん植野さん関連のものを中心にいろいろとお送りいただくようお願いしていますので乞うご期待。めざすは majikick岡山代理店。

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右:ハスノス / 植野隆司
左:源におかえり / 工藤冬里、さやソース

《源におかえり》は、ここ2年くらい繰り返し繰り返し聴いている愛聴盤。工藤さんのピアノもすばらしければ、さやさんのうたもすばらしい。そして最後の曲の、工藤さんとさやさんの悲鳴の掛け合い(?)がまた最高。みたかったな、このライブ。
《ハスノス》は、いろんな音がするのですが、どれもエレクトリック・ギターによるもの。12弦ギターなのにオルゴールみたいな《ヴェノルゴール》もよかったですが、わたしはハスノスのほうをよく聴きます。最近の店番の友。

そういえば、1月29日に日本盤が発売予定だった、《他の岬 / マヘル・シャラル・ハシュ・バズ》、予約してるのに来ないなあと思ったら、発売が遅れているらしい。そうかあ、待ち遠しいなあ。本家の輸入盤のほうも遅れているみたいです。でも、誰かもう持ってたとは小耳にはさんだんだけどなあ、いいなあ。はやく聴きたいのに。

posted by 蟲文庫 at 17:38 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月29日

苔色の脳みそ

いま一生懸命書いているコケの本のせいで、いよいよ頭の中が苔だらけ。脳みそに苔が生えそう....というと、なんだか意味が違ってきますが、ともかく苔でいっぱい。くる日もくる日も苔のことを考えています。でも、この前6月発売予定と書きましたが、9月くらいに延びました。ほっ
来月11日(日)〜12日(月)は、苔下見も兼ねて京都へ行きます。

林哲夫さんから、みずのわ出版の雑誌『spin』創刊号が届く。読むところがたくさんあって(なんていう、アホみたいな感想ですみません)うれしい。いえ、昨年あたりから突如、生活の中に「文章を書く」ということが組み込まれたせいで、閉め切りが、そんなに近付いてもいないのに「書かなきゃ、書かなきゃ」とそればかりで、そういえば、あんまり「読んで」なかったなあと、ふと気が付いたのです。
エエジャナイカの北村知之さんの日記を読んで、年末に、横浜・一艸堂の石田さんから〈美穂ちゃん、小山清の『小さな町』(みすず書房)買いましたか? わたしはカミサンと思案中〉というハガキを頂いたのを思い出す。で、そのイキオイで昨夜は店を閉めてから郊外の大きな本屋さんまで、夜道を自転車こいで出掛けたのですが、あいにく目的の『小さな町』はありませんでした。やはり市内では無理でしたね。でも、インターネットで買うのも味気ないので、またどこかへ出掛けた時にでも探そうと思います。

『spin 01』
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装幀もすてき。
ちなみに、spin(スピン)は、本についている紐状のしおりのことです。

そして亀情報。
その『spin』といっしょに、画家の小泉淳作の美術評論の中から、「張珪 神亀図」の部分コピーが同封されていました!
〈背に苔のようなものを生やした老亀の造形はかなり綿密で、執拗である〉と。たしかに甲羅の模様がおそろしくきっちり描かれてあります(亀の甲羅の模様を正確に描くのは、なかなか骨が折れるのです)。このコピーでは苔部分はみえにくいのですが、亀と苔なんて、まるでわたしのためみたい。いつか本物を観る機会に恵まれればいいのですが。

そういえば、結局観に行けなかった、岡山県立美術館の《棟方志功と芹沢?介》いえ、どちらが特に好きというのではないのですが、同期間中の別の展示で円山派の競作の『亀図屏風』というのがあったらしいのです。友人によれば「いろんな亀がわらわらいて、面白かったよ〜」とのこと。それも観たかった。

チケットやポスターのデザインもよかったです。
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チケットの裏と表。
posted by 蟲文庫 at 12:19 | 亀コレクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月25日

MIKONの顕微鏡

ニコンではなく、ミコンです。本当です。タッチミスでもバッタもんでもありません。
独逸ミコンMineralienKontor社デザイン。露西亜サンクトペテルブルクLomo社(あの!)製造の実体顕微鏡。

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ほら。

「MIKONの顕微鏡」と言うのもインパクトがありますが、「Lomoの顕微鏡」と言っても、それと同じぐらいか、もしかしたらそれ以上のインパクトがありますね。
でもこれ、意外にというのもナンですが、ちゃんとした実用品なのです。約6倍〜200倍までレンズ交換なしで切り替え可能。実にクリアによく視えます。

コケを分類まできちんとしようと思うと、学校の理科の授業でもおなじみの「生物顕微鏡」(プレパラートを作って細胞観察などするやつ)と、もうひとつ「実体顕微鏡」という、いうなれば拡大鏡の親玉のような顕微鏡と2種類必要になります。
生物顕微鏡のほうは、以前の日記にも書いたように、申しぶんのない逸品を使っているのですが、いかんせん、実体顕微鏡のほうは、それと比べるとあきらかに落ちるものなので、「う、もうちょっと倍率に幅があったら...」などと、日々難儀していたのです。

そうしましたら昨年末、鉱物の研究をしておられるご近所のN氏が、「これ、すごく見やすい! 最近これの新しいの買ったから中古だけど、どう?安くしとくよ」と持ってきてくださったのです。

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いやほんと、気持ちがいいほどよく視えます。顕微鏡はやっぱりこうでなくっちゃ、というくらいです。
さらに、使用感がなんとなくLomoっぽいというか、倍率のダイヤルの動き方などがやたらオモチャっぽくて、それがまたかわいい。ミコンとニコン、片仮名で書いても棒が一本違うだけというのもまたいい。

今朝のコケ。
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ヒツジゴケ(の仲間)の新芽です。少し前まで手前にちらっと写っているような緑褐色をしていたのですが、ふと気が付くとこんなにも鮮やかな黄緑が出てきていました。
posted by 蟲文庫 at 12:07 | コケ+変形菌便り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月23日

物干し台へようこそ

久し振りに先輩業者のMさん来店。「今年の冬は暖かいから、火の気なしでも表開けたままで行けるなよあ」と同意を求められるが、すみません、わたしはまだまだ半人前なので、最高気温が15度を下回ると寒いです。

とはいえ、先日、小雪の舞う中、庭のコケをみてみたら、もう黄緑色の新芽が出ていました。へえ、やっぱり早いなあと思ってあたりを見回すと、梅も沈丁花も蕾がついているではないですか。すごいなあ。春ですね。少しずつ日も長くなっています。

店の2階の物干しに放置している多肉植物の鉢。
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ちなみにエケベリアの仲間です。

よーくみると
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あ、そこにいる君はもしかしてヤマトフデゴケくん!

この近辺でヤマトフデゴケが生えているのは、裏の神社の境内西側の植え込み。
ということは、そこで明日のヤマトフデゴケのために蒔かれ胞子が風にのってふらふらとここまでやってきたということでしょう。すばらしい。ようこそ我が物干し台に!

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 〈お知らせ〉

2月11日(日)、12日(月)の連休は、蟲文庫も連休とさせていただきます。店をお休みいたします。


posted by 蟲文庫 at 17:57 | コケ+変形菌便り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月21日

ガケ書房さんご来店

といっても、また亀の話しですよ。すみませんね。

一昨日、なんと京都はガケ書房のご店主がみえました。お買い上げの際に名乗ってくださったのですが、なんとなく本の扱い方のきれいな方だなあと思っていたのです。どうりで。

お茶を入れて、文字通り茶飲み話。初対面ではありますが、亀つながり(ガケ書房にも、ニホンイシガメやミナミイシガメがいる)ということでこれまでにも少し行き来があったのです。当然亀談義となる。越冬対策だとか「エサはやっぱり〈キョーリン〉ですよね!」とか、「ミドリガメで満員のお寺の池の中からクサガメ探しをしてしまう」クセだとか、お互い、本棚をどかしてまでイベントやる本屋同士だというのに、話題はひたすら亀。ちょっと違う話しをしかけても、すぐにまた亀の話題に戻っていくのでした。こんなに思いっきり亀の話しをしたのなんて久し振りだわ〜。ああ、楽しかった。

18切符の残り2日で、ちょっとぷらっとしてみようと思って、ということでした。ところで万歩書店には無事たどり着かれたのでしょうか。わたしの説明はかなりアヤシイので不安です...。

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うちの亀の写真を撮るガケ書房さん。

昨日は少し早めに店を閉め電車に乗って岡山へ。『かえる通信』の倉本さんと蟲ライブでは機材のことでもお世話になっている《駅前旅館》の藤井さんの企画ということで、前置きが長くなりましたが、《倉地久美夫ライブ》へ。
なんの前知識もなかったのですが、たいへん面白いライブでした。どう面白いのかというのは、言葉ではなかなか説明がむつかしいですが。岡山弁で言うところの「まあ、いっぺん見てみられぇ」という感じでしょうか。
対バンの、藤井さんのソロというのも見物(みもの)でしたね。この為に店を5時に閉めたようなものです。《手水》もライブははじめてでしたが、とてもよかったです。日頃、音楽とは離れたところで知っている人々が演奏している光景そのものもたいそう新鮮でした。いや、わたしが出無精なだけですが。
ライブといえば昔から、ひとりで行ってぽつんと見て帰るのが定番なのですが、今回は知り合いの顔もたくさんあって、時々おしゃべりできるというのもまた楽しいものでした。

始まるまで、少し時間の余裕があったので、久し振りにキングビスケット・レコードへ。件の『レコードコレクターズ』のせいで、にわかにサイケデリック、アシッドブームの再来しているわたしは、《Hapshash and The Coloured Coat》がCD化(しかも紙ジャケということは、最近?)されているのを発見して思わず買いそうになる。が、「いやいや、家にレコードがあるじゃないか」と自分をなだめる。その後しばらく♪H-O-P-P-WHY?♪が頭の中でうずまく。

帰りは、車でいらしていたある方に倉敷駅までお送りいただき、ラクチンをする。ありがとうございました。
車の中でかかっていた、「CHITINOUS ENSEMBLE」(キチン質の合奏団?)をいたく気に入る。その名のとおりというのか、蟲の絵のジャケットなのです。
posted by 蟲文庫 at 13:55 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月18日

夜になると亀は...

うんしょ、うんしょ、とシェルター(植木鉢の一部を割ったもの)の上によじのぼり
バスキングをはじめます。あーごくらくごくらく、という感じです。

両の前脚をだらん。
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この写真では表情まではわからないと思いますが
かなり恍惚としています。

方向を変えて、後ろ脚もだらり。
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ニホンイシガメのむいちゃんの日常でした。


友人が送ってくれた、『レコードコレクターズ』特集:サイケデリックの狂乱(2002年7月)を熟読。あるわあるわ、それはもう恥ずかしい程わたしの持っているレコードが満載です。あまりの懐かしさに、あれこれひっぱり出して聴きまくる(いやでも、前もどこかに書きましたが、大半が、いわゆるカウンターフィット盤というやつですけれども)。
「いや〜、○○も△△も..........も、うちにあるよ〜」と、お礼がてらその友人にメールを送ると、「結構持ってますねえ、さすが “明大前通信教育"」という返事が返ってくる。上手いこと言うなあ。

数ヶ月前、長年活躍してくれていたCDプレイヤーが壊れました。単品のオーディオなんて、そもそも売っているところ自体が少ないこのご時世。ひとまずCDラジカセで凌いでいますが、せっかくスピーカーもアンプもあるのになあ、う〜ん...ハードオフにでも行ってみようかな。
posted by 蟲文庫 at 19:06 | 猫亀日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月14日

コケの本

風邪は、昨日の朝目が覚めたら劇的に治っていて、すでに鼻声を残すのみ。友達に電話をかけたら、いつもと声が違うので不審がられたりはしておりますが。

あれ?喉が痛い...と思った翌日、咳に頭痛に関節痛に鼻づまりなどといった風邪の諸症状が手に手を携えてやってきました。もともと薬は苦手なほうなので、飲まずに我慢していたのですが、その日ひと晩じゅう咳き込んで眠られず、翌朝あきらめて薬局に行きました。で、咳が抑えられ充分な睡眠も得られたおかげで無事快方へ。あとは油断せずに養生するのみです。

そんなわけで、2〜3日は帳場に座っているのがやっとの状態。集中力のいる仕事はまったく出来なかったのですが、その間を利用して《蟲通信》の最新号を完成させました。勤勉ですね〜。今回は、日本物怪観光の天野氏コーナーもあります。

その通信にも書いているのですが、このたびコケ植物に関する本を出版することになりました。写真やイラストをまじえながら、コケとの関わり方や観察方法、生態などを楽しくわかりやすく紹介するという画期的な一冊になる予定。WAVE出版より、この6月発売を目指していますが、うう〜ん.... まだ確実ではありませんけれども。コケという生き物の入り口(窓口)になるような本にすべく只今鋭意執筆中。要は、「はよ書けよ、自分」という状況なのです。ともあれ、そのせつはどうぞよろしくお願いいたします。
ちなみに、写真もイラストも、すごい御方々にお願いできそうなのです。

は〜原稿原稿。

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コケ観察中に出会った猫
posted by 蟲文庫 at 17:08 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月11日

こけを蒔きましょう

気が抜けて風邪をひいた人の見本みたいな状態。2〜3年ぶりの本格的な風邪です。生姜湯やトウガラシ梅茶でしのぎつつ店番だけはなんとかこなしております。ま、座ってるだけですからね。

お正月休みにそこそこ売れたので、棚が寂しくなってきたなあと思っていたら、今日は何件か買い入れがある。うれしい。これがなくっちゃ始まらないのです。さっそく値段をつけて棚にさす。

件の工藤冬里氏の陶器は、あれからファンの方の複数買い、また、観光の方の「あら?100円なの?」という衝動買いなどで、あっという間に残り20個を切りました。金つぎがしてあるような、手のかかったものも残っていますよ。おはやめに。

その陶器をつかって蒔いたコケが、早くも殖え始めました。

2006年12月10日
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2007年1月10日
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左側がほんのり緑色をしているのがご確認いただけるでしょうか。
この寒いなか、一ヶ月程度でこれだけ反応があるなんてすごいです。

蒔き方はコチラ

続き
posted by 蟲文庫 at 16:22 | コケ+変形菌便り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする