このあたりの言葉で「びっくりしい」と言うのですが、標準語だと「臆病」とか「怖がり」になるでしょうか、神経質といえば神経質なのだけれど、かといって「繊細」というのではないマイペースな性格で、子猫の頃から「わりと長生きするんじゃないかな」とは思っていたのです。そして思っていた通り、病気ひとつすることなく、ずいぶん長生きしてくれました。おおよそ22年前といえば、わたしが古本屋を始めて2年目、まだ23歳の頃です。「こんなに小さいのに、ようこんなに長く生きてくれたねえ、えらいねえ」としみじみとつぶやいた母の言葉を繰り返し思い出します。ほんまにね。

ほんとうに、長い間ありがとう。

